GUIDE081

経営者向けの異業種交流会の案内は多い。しかし、異業種交流会が有効かどうかは微妙なところだ。ビジネスチャンスを求めてたくさんの名刺を集めにいく異業種交流会はまったく意味がない。おいしいネタがそうそう転がっているわけがない。「いいビジネスチャンスはないかな」という受け身の経営者ばかりが集まる異業種交流会には、出席する意味も価値も情報もないと考えていい。
一方で、技術をキーワードにした異業種交流会には出席する価値がある。例えば「CAE懇話会」は、解析にかかわるパワーユーザー、パワーベンダー、開発者、研究者らによる異業種の交流で、私も時間が許す限り出席するようにしている。自動車業界の人が家電業界の人に会う機会はまずないだろうが、この会合では会員が一緒になって、「こんな問題で困っているんだよ、教えてもらえる範囲の解決方法はない?」とか、「一緒に考えよう、一緒に見に行こう」「誰々さんを呼んできて話してもらおう」といったことが頻繁に行われている。
業種も立場も違う、持っている情報も異なる解析担当者や検査担当者が集まって、情報のギブ&テイクが行われる。こんな異業種交流会は積極的に利用したいものだ。

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