GUIDE094

仮に利益のうち約50%が徴税されて、半分が手元に残るとする。売上高10億円、利益1億円の企業なら、5,000万円が手元に残る。毎年この額を内部留保しても、20年でようやく10億円。たかだか1年の売上分の内部留保を20年間かけて残しても仕方がないともいえる。
売上高10億円の企業がその5%を投資に回して、それがどれぐらい売上げに効くか。成功すれば売上げが毎年10%ずつ伸びると仮定するなら、5,000万円投資して次年度の売上げは1億円増の11億円。次年度に5%の5,500万円を投資すれば、売上高は12億1,000万円。投資をしなくても、11億円の売上高は維持される。万一、2年目の投資に失敗しても売上げは変わらないで済む。
そういう意味からすると、デジタルへの投資のうちでも、攻めの投資、つまりデジタルダイヤモンドへの投資は、利益が上がっているうちにできるだけ早くやったほうがいい。そうすることで次の投資のためのお金も生まれてくる。早めに投資すればするほど、伸びた額というのはずっと効くということができる。

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