GUIDE095

日本の製造業は戦後約50年の間に蓄積したいろいろなノウハウを基に成立して、現在、国際的に優位の立場にある。例えばノートパソコンひとつとっても、コンパクトな筐体に納める部品、集積する技術が必要だし、新しい材料も必要になる。金型も複雑な型が要求される。パソコンはノウハウの集合体ともいえるわけだ。そしてそのノウハウの固まりは、メーカーを頂点とするヒエラルキー構造にある部品会社、材料会社そのものといっていい。だが、現状維持に甘んじていればいずれ、人件費の安い他国が製品を分析し、キャッチアップを図ってくることは間違いない。
ならば勝って利益が出ているうちに、勝っている力をもっと大きくするためのデジタル化、3次元化を推進するべきだ。やってみた結果、うまくいくところとうまくいかないところがわかってくる。うまくいかないところ、つまり課題だと判明したところにデジタル技術を投入してやる。
"Change or Die(変革か死か)"という言葉がある。変化する力のある企業が生き残り、現状維持では死んでしまう。現状に満足していてはいけない。目標ははるか先にある。

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