HINT062

現在、市場に出ている3次元CADについては、特徴や機能は大体把握しているつもりだが、ほぼ半年単位でバージョンアップするため、どの設計に向く、向かないという話も、軽々しくはできないと思っている。
3次元CADは基本的に、パラメトリックのソリッドCADと、ノンヒストリで面から張っていくサーフェスCADに大別にできるが、この点も近年では混在し始めている。どのCADが自社にとってベストであるかは、自社の製品形状を踏まえて、「この形状をこのCADでモデリングできるだろうか」という評価も一案だろう。設計プロセスから見たときには、「現状のプロセスにこのCADを投入したらどうなるか」という評価も可能だ。
もっと一般的には、例えば自動車業界では、エンジン設計にPro/ENGINEERが使われていることが多い。これは経験則的には正解に近いのだろう。例えば、トヨタ自動車がこのプロセスについてはPro/ENGINEERを使おうとしているというのは、現状でPro/ENGINEERによるエンジン設計がそこそこうまくいっている証拠であり、あながち外れた答えではないという判断がつく。

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