IDEA024

3次元CADの設計モデルと解析モデルとは違う。設計モデルの形状が非常に細かくなってくると、解析ではメッシュが細かくなって処理できない。型設計も同様で、切削ならまだしも、鋳造、鍛造、樹脂成形、プレス、材料によって型の作り方も形状も違う。設計モデルと製品モデルがニアリーイコールになるような型のモデルを作る必要がある。CADとCAE、CADとCAM、この部分は今、各社が力業で連係させているところで、エンジニアリングプロセス上のネックとなっている。
検査についても同様で、製品モデルをCADデータを基に検査するといっても、3次元での検査の仕組みがないとか、CADデータのどの寸法を基準にとって、どう測って、どの範囲だったらOKにするかという公差の問題もうまく解決できていない。検査だけではなくて、検査した情報を設計に戻そうとか、解析にフィードバックしようといった逆方向を考えても、やはりプロセスの連係は不十分である。CAD同士のデータ交換の次なる課題は、プロセス連係というわけだ。ここが解決するとネックは解消されるはずだが、道のりはまだまだ遠そうだ。

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