CAD&CG マガジン

IDEA033

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データ変換上の問題はクリアされた

CAD対CADのデータ交換が高精度にできないのであれば、次にはデータ変換となる。データ変換にはデータ変換ソフト、いわゆるデータトランスレータが必要になる。厳密には、IGESやSTEPを共通フォーマットとするデータ交換でも、CADがトランスレート処理をしているのだが、トランスレータを必要とするのがデータ変換だと理解すればいい。データをトランスレート(翻訳または解釈)してやることで、より高いレベルでのデータのやり取りが期待できるが、異なるデータ形式をトランスレートする問題、異なるトポロジ(位相情報)をトランスレートする問題、異なるトレランス(許容誤差)とトランスレートする問題、この3つが課題だった。


データ形式の違いについては例えば、日本自動車工業会が制定したIGESのサブセットであるJAMA-ISの試みがある。それにより、IGESフォーマット間でデータ表現の互換性をとることが可能になった。トポロジの問題は、各CADのフレーバリング機能でカバーできるようになった。トレランスの問題も、自動または手動のヒーリング(修復)ツールで解決できるようになった。


こういった解決を経て、現在ではデータ変換に関する技術上の問題はほぼなくなったと考えてよいだろう。

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