IDEA039

デジタル技術を利用したエンジニアリングプロセスの改革のイメージをざっと示すと、ともかく初期の構想は2次元のポンチ絵で構わない。しかし、できるだけそのイメージを早く3次元にしてやって、解析を経たり、製造方法を考えながら形を決めていく。試作品を測定した結果を3次元モデルにフィードバックしながら、モデルの精度を高め、最終的に現実の製品にしていく。
一方にバーチャルの軸、もう一方にリアルの軸があるとすると、バーチャルの軸で完成の度合いを高めながら、バーチャルの情報を基に金型を削って、リアルのものを作る。その結果をバーチャルにフィードバックする。バーチャルとリアルの間を情報が行き来しながら、最終的な製品に向けて工程が進んでいくのが望ましい。
設計プロセスで狙った価値(Value)が、製造プロセスで本当に品質(Quality)よく実現できていれば、製品の価値と品質は向上する。実現に要する時間が短ければ納期(Delivery)が短くなる。ここが短くなるということは結局、費用(Cost)の低減にも寄与するということだ。

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