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POINT068

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設計者が3次元CADを使うべきか

仕事には、「上を向いてする仕事」「下を向いてする仕事」「前を向いてする仕事」の3種類がある。上を向いてする仕事というのは、ぼんやり空想したり、「ハーッ」とか「ウーン」なんて唸っているとき。下を向いてする仕事というのは、「こうかな、それともこうかな」というように、検討しながらまとめる仕事。最後は前を向いてそれらをきちんと仕上げる作業である。「アイデア出し」「まとめ」「最終的なアウトプット」の3段階と言い換えてもよい。これらは分業も可能だし、1人で全部やってもいい。デザインや設計に当てはめると、上を向いてアイデアを練り、下を向いてレイアウトして、前を向いて図面やモデルにまとめる作業になる。現状の3次元CADは、空想するツールには適さないし、構想設計にも向かない。最終的なアウトプット作業を行うのに向いたツールであることは間違いない。


3つのプロセスを1人でこなさなければならないなら3次元CADは使わざるを得ないし、分業が許されるなら、無理に使うことはない。アイデアが素晴らしい人に正面を向いてする仕事を強制すると、アイデアを阻害したり、やる気を喪失させることがままある。設計者自身が3次元CADを使うか否かは、会社やその人の事情によるといえる。

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