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CAD・PC製品レビュー

「μ720SW 工事キット」
価格●税込:54,800円
問合せ●オリンパスイメージング株式会社
URL●http://kouji.olympus.co.jp
有効画素数
710万画素
撮像素子
1/2.33型CCD
レンズ
構成/8群10枚 EDレンズ:1枚、非球面レンズ:3枚 焦点距離/6.7mm〜20.1mm 焦点距離(35mmカメラ 換算)/38mm〜114mm 開放F値/F3.5(W)〜F5.0(T) 光学ズーム/倍率3倍 デジタル拡大/5倍(光学ズームと合わせて最大約15倍シームレスズーム)
記録
静止画記録方式 JPEG(DCF準拠)、DPOF対応、Exif2.2、PRINT Image Matching III 静止画録音/約4秒 音声記録方式/WAVE フォーマット準拠
工事現場の生の声から生まれた コンパクト&タフネスボディ
飯塚 博 氏 CALS/ECの進展とともに全国で電子納品が本格稼働し、建設土木現場のデジタル化が加速している。そしてその現場デジタル化の第一歩として最も多いのが工事写真のデジタル化である。特に公共土木の現場では数百枚から数千枚、時には数万枚に及ぶ工事写真が撮影されるため、DPEのコストがかからず取り扱いも手軽なデジタルカメラが急速に普及している。だが、ここで問題になるのが、工事現場で使うデジタルカメラの選択だ。

言うまでもないことだが、精密機械であるデジタルカメラにとって工事写真の撮影環境は極めて過酷だ。土埃が舞い、土砂や水煙が飛び散り、足下もよいとはいえない環境である場合がほとんどなのだ。そんな工事現場で長時間にわたって持ち歩かれ、しかもさまざまな条件下で膨大なカットを撮影するのだ。工事写真用デジタルカメラが、ずば抜けたタフさと高度な撮影性能の両立を求められるのは当然だろう。実際、各社から発売されている工事写真用のデジタルカメラは、どれも見るからに頑丈そうな大型ボディを持つ重量級の製品がほとんどだ。だが今回、そんな「常識」を根本から打ち破った工事写真用デジタルカメラが、オリンパスから登場した。「μ720SW 工事キット」である。早速、同製品を担当するオリンパスイメージングの飯塚博氏と石井宏和氏に話を聞いた。

「μ720SW 工事キットは、従来の大きくて重い工事写真用とはまったく違う、小型、軽量ボディの工事写真用デジタルカメラです。実際、そのボディは掌にすっぽり収まるコンパクトサイズですが、実は落下衝撃に強く、高い防塵、防水機能を備え、工事現場でもバリバリ使えるタフなカメラです」。そんな石井氏の言葉どおり、小さく軽いμ720SW 工事キットのボディは、実は1.5mからの落下テストをクリアした高度な耐衝撃性能を持ち、水洗いも可能な3m防水性能と砂や埃も意に介さない防塵性能を備えている。まさにスマートな見かけとは裏腹に、工事現場の過酷な環境にも耐えるタフネスボディなのである。では、なぜそのタフネスを、軽量、コンパクト化する必要があったのだろうか。

「それは私たちが"現場の声"に応えたからです」と答えるのは飯塚氏だ。同氏によれば、現場管理人は長時間デジタルカメラを携帯して現場を動き回るため、これまでの工事写真用デジタルカメラの大きく重いボディは、問題になることが多かったのだという。
「工事現場の中ですから、狭い場所、動きにくい場所はたくさんあります。大型のカメラは持ち歩くだけで邪魔になりますし、首から下げればぶつけて壊すことも多く、肩も凝ってしまうでしょう。中には壊れやすいのも承知で、コンシューマ向けのコンパクトカメラを使う方も少なくないと聞きました。だからこそ私たちは、とびきりコンパクトで頑丈なカメラを作ろう、と考えたのです」(飯塚氏)。

工事写真の撮影に最適化された ユニークかつ高度な機能の数々
石井宏和 氏 このように工事現場の「生の声」から生み出された「μ720SW 工事キット」は、コンパクトかつタフネスなボディや基本的な撮影性能の高さ以外にも、工事写真撮影に最適化された機能や特徴を数多く備えている。代表的なのが「ブライトキャプチャー」と「ワンタッチホワイトバランス」機能だ。例えばトンネル内や地下など、工事写真は粉塵が浮遊する暗所での撮影もあるが、こうしたケースでフラッシュをたくと対象が見えなくなるほど粉塵が写り込んでしまう。しかしフラッシュなしでは手ぶれも増える。さらに周囲に複数の光源があると、その影響で色調が大きく変化することも多いのだ。「ブライトキャプチャー」や「ワンタッチホワイトバランス」はこれらの問題を容易に解決するのである。

「ブライトキャプチャーはフラッシュを発光せず、しかも手ぶれを軽減し、暗い現場でも質の高い撮影を可能にする機能です。さらにハロゲン灯と水銀灯が混在した光源など、さまざまな光源が入り交じった環境下でも、ワンタッチホワイトバランス機能により、常に安定した色再現を可能にします。撮影前に白い紙などを撮影し"その現場の白色"を認識させておくことで、手軽にこの問題を解決することができるのです。さらにブライトキャプチャーは、薄暗い場所の被写体を液晶画面上に明るく映し出すこともできるので、構図を決める際にも安心です」(石井氏)。

また、近年発売された工事写真用のデジタルカメラならばCALS/EC対応の撮影モードを搭載している製品は珍しくないが、本製品ではこれをさらに一歩進めて、より使い手の立場に立った機能へ進化させている。すなわち、μ720SW工事キットは電源を入れただけで国土交通省「デジタル写真管理情報基準(案)」に準じた100万画素相当の解像度に自動セットされるのである。一見、変哲もない機能に思えるかもしれないが、実はこれがユーザーに非常に評判がよいのである。

「多量の写真を扱う現場では必要以上に高画質な画像データは不要ですし、むしろ扱いにくいだけ。しかし実際には不安なので最高画質で撮りがちです。その点 μ720SW工事キットなら"電源を入れてそのまま撮る"と指示すればOK。撮影する人にも写真管理する人にも好評ですよ」(石井氏)。こうした機能の充実に加え、「工事現場トータルサポート保険」という独自の保険まで付いている。これは故障はもちろん、破損や水損、火災、盗難などにも対応し、購入後2年間、故障や破損にかかる費用を抑えようというものだ。

「必要十分なタフさを供えているμ720SW工事キットですが、現場の方にはやはり華奢に見えてしまうのかもしれません。そこで、もし壊れてもカバーできる保険を用意しました。裏返せば"簡単には壊れません"という自信のあらわれでもあります。どうぞ現場でお試しください。工事写真のイメージが一変するはずですよ!」(飯塚氏)。この商品はオリンパスのオンラインショップで購入できる。

「μ720SW 工事キット」----ここに注目!
POINT1
コンパクトボディに秘めた耐衝撃/防水/防塵設計
コンパクトボディ
胸ポケットに入れて持ち運べるμ720SW工事キットのコンパクトボディは、約1.5mの耐衝撃テストをクリアした耐衝撃設計。同テストは「MIL Standard 810F Method 516.5 Selecting Procedure IV」(米国国防軍用規格)を基にしたオリンパスの規格に準拠している。同梱されたシリコン製ジャケットを装着すればさらに安心だ。また水中3m防水設計(JIS保護等級8相当)だからドロや砂で汚れても水洗いでき、水深3mまでの水中撮影も可能。内部をしっかりガードする防塵設計はJIS保護等級6相当で、砂や埃も気にせずに使うことができる。
POINT2
「工事現場トータルサポート保険」の保証範囲
工事現場トータルサポート保険
POINT3
「蔵衛門 御用達7」とのデータ連携
蔵衛門 御用達
CALS/EC対応の工事写真台帳管理ソフト「御用達」シリーズに、最新の「蔵衛門 御用達7」が11月28日に登場する。工事情報と写真情報をガイドに従ってドラッグ&ドロップするだけで工事写真台帳を作成/印刷できる「蔵衛門 御用達」シリーズだが、この最新バージョンでは、2006年7月改訂のNEXCO最新基準をはじめ国土交通省の新基準(案)や農林水産省の基準(案)変更などを網羅し、幅広い基準案に対応。また、新たなアルバム収納ボックス作成機能により、本棚上の数冊のアルバムを収納ボックスに入れて表示しグループ化がしやすくなった。さらに「μ720SW 工事キット」は撮影時にボイスメモを録ることができるが、「蔵衛門 御用達7」は画像とともにこのボイスメモの取り込みができ、後工程の整理分類もスムーズに行える。


μ720SW 工事キットの詳細は
  オリンパスイメージング株式会社

 http://kouji.olympus.co.jp


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