• HELP
  • SHOP CART




 x-knowledge news Head line

エクスナレッジの本を検索


CAD・PC製品レビュー

坪田眞幸建築研究所
開設●1995年
オフィス●大阪市
URL●http://www.jade.dti.ne.jp/~mt-archi/
OS
Windows 98(SP1)/Me/2000(SP2)/XP/Vista
CPU
1GHz以上
メモリ
256MB以上(Vistaの場合1GB以上必要)
HDDの空き容量
1.8GB以上
モニタ
1,024×768ドット以上、65,536色以上、DirectXモード使用時には32MB以上のビデオメモリが必要(OpenGLモード使用時には特に制限なし)
その他
インストール時にCD-ROMドライブが必要
施主とのコミュニケーションは 住宅設計のすべての基盤
坪田眞幸 氏 大阪市西区にオフィスを置く坪田眞幸建築研究所は、一級建築士の坪田眞幸氏が主宰する建築設計事務所である。代表の坪田氏は、組織設計事務所からアトリエ事務所までさまざまな設計事務所で経験を積み、12年ほど前にこの事務所を開設した。
「設計者としては異色ですが、水俣公害を知り環境問題に興味を持ったのが、この世界に入るきっかけです。だからというわけではありませんが、住宅の設計監理が主業となった今も、素材はできるだけ自然なものを使いたいし、それを生かす職人さんの技が残るような空間づくりをしたいですね」。そんな信念を持つ坪田氏だけに、プランニングにあたっては施主の要望を、施主自身が気付かない部分まで含めて、どこまでもきめ細かく汲み取っていくことを最も重視している。「どんなふうに生活してきましたか、そして、どんなふうに生活していきたいですか。施主に会うと、先ず一番にそう尋ねます。そこから一緒に考えていくことが建築家の仕事だと思うのです」。それだけに施主を理解し、自分を知ってもらい信頼関係を築くための「施主とのコミュニケーション」は、坪田氏にとってすべての基盤となる。しかし、これを素早く確立するには工夫が必要だ。特に建築の素人である施主に、プロの考えを誤解なく、わかりやすく伝えることは、坪田氏にとって大きな業務課題であり続けてきた。
「施主の話を聞きながらスケッチを手描きしたり、模型を作ったり、いろいろやりました。しかし、少しだけアングルを変えて見たい、違う素材を試したい、といったよくある要望に応えきれないのです。そこで思いついたのが3次元の活用。それが『3Dマイホームデザイナー』との出会いへとつながりました。 1998年頃のことです」。

設計品質を高めるために必要な 効率的なコミュニケーション作り
当時、坪田氏はCAD導入以前で、作図はドラフタで行っていた。つまり、坪田氏にとってCAD化以上にコミュニケーションのデジタル化が優先課題だったのである。
「3次元ならいろいろな角度から見せるのも、素材を変えて見せるのも簡単だ、と。また、将来はインターネット時代という予想もしていたので、3次元モデルをホームページ上に置いてWebプレゼンとか、そんなことまで考えました」。こうして情報収集していた坪田氏が、「パドマガ(CAD&CGマガジンの前身)」誌で見つけたのが「3Dマイホームデザイナー 」の前身にあたる製品だった。
「いろいろ試したんですが、中でも3Dマイホームデザイナーは取っつきやすく、わかりやすいソフトでした。ロープライスなのに建築のパーツが豊富だったのもうれしかったですね」。こうして坪田氏は3Dマイホームデザイナーを入手し業務で使い始めた。やがて、間取り図入力のスタイルが確立され、業務用の「3Dマイホームデザイナー PRO」が登場。製品は飛躍的な進化を遂げ、坪田氏はコミュニケーションツールとしてこれをフル活用するようになっていった。 「間取りを作成して3次元イメージを立ち上げ、そこからパース、プレゼンボード、そしてウォークスルーといった多彩なスタイルでプレゼンするという作業を、3Dマイホームデザイナー PROほど効率的に行えるソフトはありません。限られた時間の中で行う作業ですから、設計品質を高めるためにも効率性が重要なのです」。3Dマイホームデザイナー PROを使うことにより、設計者は早い段階で施主との間にズレのないイメージを共有できるから、後工程のトラブルも未然に防げる。おのずと設計品質も向上するのだ。
「最近はこれを利用してパースで使う家具や部材も自作しています。モデラーとしても結構使えるソフトなんですよ。...しかし、こうやって毎日のように使ううち、最近少し使い方が変わってきました。変わったというより、広がってきたというか...。エスキースツールとして使うようになったのです」。

コミュニケーションツールから 3次元エスキースツールへ
坪田氏の設計スタイルは前述のとおり、まず施主と会って語り合い、ライフスタイルや住まいに関する要望を十分に吸収することから始まる。そして、その内容と敷地条件を基にフリーハンドでラフスケッチしながら、間取りを考え意匠を練り上げていく。これがある程度形になったら、3Dマイホームデザイナー PROに入力して素早く間取りプランを作り上げ、3次元建築モデルを立ち上げて、施主にプレゼンテーションを行うのだ。
「しかし、最近は3Dマイホームデザイナー PROをもっと早い段階で使うようになってきたのです。具体的にいえば、最初期の構想段階で、2次元のスケッチと3次元の3Dマイホームデザイナー PROを行き来しながら構想を練るようになったんのです」。言うまでもなく、建築はすべて3次元である。設計者のアイデアも3次元だが、設計者はこれを2 次元に還元し、スケッチや図面を書いて具体的な形やボリュームを検証し、検討している。だから複雑な形状では、時に勘違いや見落としも発生する。空間の広がりなどを正しく把握するのも2次元では至難の技だろう。
「特に複雑に入り組んだ屋根形状の検討など、2次元のスタディでは限界があります。ならばその検討/検証作業自体を3次元で行ったほうが間違いないし、イメージもより大きく広がる。つまりフリーハンドでスケッチを描いてアイデアを出し、すぐにこれを3次元で確認するやり方が理想なんです」。もちろん通常は、このように2次元/3次元を行き来するやり方は困難だが、3Dマイホームデザイナー PROなら、それに限りなく近い形が実現できる、と坪田氏は言う。 「さっとスケッチして、形が決まってきたらすぐ3次元化して確かめる。その繰り返しで素早く"間違いのない形"を決め込んでいくのです。コミュニケーションツールとして有効なのは当然ですが、このエスキースツールとしての可能性も見逃せません。機会があったら皆さんも試してみてください」

「3Dマイホームデザイナー PRO5」----ここに注目!
POINT1
間取り作成〜3次元プレゼンをスピードアップ
POINT1
3DマイホームデザイナーPRO5は、ユーザーの要望のうち特にニーズの高い新機能を多数搭載している。例えば、CG作成画面を高画質化しその場でリアルなイメージを共有でき、外観の意匠検討に最適なホワイトモデルや垂直方向の動線が確認できる断面表示も可能になった。ほかにも多数の建材パーツの一括配置機能や光源自動設定機能など、プレゼンをさらにスピードアップする機能が満載されている。
POINT2
リアルな素材データを多数収録し、自作も容易
POINT2
建材や家具など、高品質な3次元パーツ6,000点、テクスチャデータ2,000点をパッケージに収録しているほか、20,000点以上のデータをダウンロードできる住宅素材ダウンロードサービス「3Dマイホームデザイナーデータセンター」も利用できる(有料)。また、モデラーとしても使いやすいので、家具、電気製品など簡単な素材を自作することも可能。画面は坪田氏による照明器具の制作画面。
POINT3
エスキースツールとしての新たな活用
POINT3
プレゼンテーションやコミュニケーションのためのデジタルツールとして幅広く活用されている3Dマイホームデザイナー PROだが、本文登場の坪田氏のように、手描きのスケッチなどと併用することで新たなエスキースツールとして活用する手法が生まれている。例えば、複雑な屋根形状の検証や空間の広が
POINT3
り方の確認など、フリーハンドのスケッチでアイデアを出したら、即座に3Dマイホームデザイナー PROで3次元化し、現実の形として間違いがないか検証していくのである。操作が容易かつスピーディな3次元化が可能な3Dマイホームデザイナー PROだからこそできる、まったく新しい活用法だといえるだろう。


■3Dマイホームデザイナー PRO5の詳細は
 メガソフト株式会社

 http://www.megasoft.co.jp/


pagetop