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CAD・PC製品レビュー

CADEWA Evolution Ver4.0
価格●オープン
問合せ●株式会社富士通四国システムズ
URL●http://www.shikoku.fujitsu.com/ products/evolution/
OS
Windows 2000(SP4)/XP SP2
CPU
Pentium互換プロセッサ(2.0GHz以上推奨)
メモリ
1.0GB以上推奨
グラフィックス
カード
OpenGL対応カード(VRAM16MB以上)推奨
HDDの空き容量
1.2GB以上
その他
CD-ROMドライブ必須(インストールに使用)、プリンタポートまたはUSBポート必須(ハードプロテクト用)
設備業界の作図の将来を予見して こだわり続けたリアルタイム3次元
鈴木 剛 氏 リアルタイム3次元の設備専用CADシステムとして、設備業界で広汎な支持を集めるCADEWA Evolutionの最新バージョン「CADEWA Evolution Ver4.0」が登場した。今回は新機能の追加、機能強化もこれまでになく大規模なものとなり、設備CADとして大きな進化を遂げたものとして早くも業界の注目を集めている。早速、富士通四国システムズの営業/製品企画担当である冨田綱樹氏に話を聞いた。
「CADEWA Evolutionが2000年9月のリリース以来、一貫してこだわり続けてきたのが『リアルタイム3次元』です」。設備の現場においては、技術者が「頭の中に思い描いたものを即座(リアルタイム)にカタチ(3次元)として目で見られる」ことが非常に重要である。このことにいち早く着目して、どこまでもこだわり抜いたのがCADEWA Evolutionだったのだ。そのコンセプトは、いわば設備業界の未来を正確に予見したものだったといえるだろう。
「現在では3次元機能を持つ他社製品も出ていますが、このリアルタイム3次元を持つCADEWA Evolutionこそが業界に3次元を普及させたと自負しています」とも語る。
この先見性に富んだCADEWA Evolutionだが、今回のVer4.0の開発においては、さらに「お客様視点」の姿勢が一段と徹底されているのがポイントである。
「通常はサポートで収集したお客様の要望や営業担当のレポートなどを分析して、開発しますが、今回は『お客様の最も身近にいる』営業担当が開発企画段階からダイレクトに参加することで、お客様の要望をよりストレートに反映させました」。その冨田氏の言葉どおり、CADEWA Evolution Ver4.0は、まさにユーザーにとって使いやすい製品となったのである。

誰でも、思いのままに操作できる 操作性をどこまでも追求
「このCADEWA Evolution Ver4.0のメインコンセプトは、操作性の改善です。今回、CADEWA Evolutionは初心者でも他CADのお客様であってもスムーズに使えるような操作性を目指して、その操作体系を一から検証し、クリック数にもこだわりました」。そんな冨田氏の言葉どおり、Ver4.0の操作性改善は製品の隅々にまで及ぶ徹底的なものとなった。結果として、CADEWA Evolution Ver4.0のクリック数は、以前に比べて大幅に減っている。これにより、ユーザーは自らの思考の速度にフィットしたスピードで操作し、作図することが可能となったのである。
「2次元CADを使い慣れたお客様にも、きっと満足いただける操作性になったと思います」と、冨田氏は満足げに語る。一方、この操作性改善のメインコンセプトにのっとった、そのほかの新たな機能追加や機能改善も充実したものとなっている。いずれも特にユーザーの要望が高かった項目をピックアップし、かつ全体のバランスを考慮しながらセレクトして製品化したものである。その内容は、主に図面の運用をバックアップする機能と作画/編集の便利機能の2テーマに集約される。

「現場」ユーザーの要望を集約した 93項目184機能の新機能&機能改善
「基本機能で注目いただきたいのはレイヤ機能と図面参照機能の強化です」。従来スリーブ図を出すとき/プロット図を出すときとその都度レイヤ表示を切り替えていたが、Ver4.0はレイヤの表示/非表示の設定を複数登録でき、出したいときに出したいものへ即座に切り替えられる。またAutoCADなどの図面参照を行う場合も図面ごと/レイヤごとに色設定でき、仕様変更前/仕様変更後の変更箇所を一瞬で把握できるようになった。いずれも図面運用を楽にできる機能追加だ。さらに、レイヤを分解する際も分割数の変更や分解画面での拡大/縮小や、平面図で示した場所の部分がリアルタイム3次元CGで浮かび上がるなど、便利な機能も多数追加した。
「続いて電気設備機能ですが、この分野は特に平面図作成にスピードが求められますがこの点では既に高い評価をいただいています。もちろんルート作画や編集機能の強化も図りましたが、新しい試みとして付加価値の高い機能を充実させました」。例えば、汎用CADで作画された電気図面を設備CADの電気部材として認識させるには、元図をトレースする作業が必要だが、Ver4.0は汎用要素をCADEWA Evolutionの電気部材に変換できるのだ。また幹線サイズの自動計算やCG付き配線作画などの機能も追加された。
「空調衛生機能に関しては、3次元による取り合い検証のため、断面側面を活用しながら作画するお客様が増えつつありますが、まだ平面だけで作画したいお客様も多いため今回は平面図の作画/編集機能を一段と強化しました」。もちろん、クリック数を徹底的に減らすなどしたほか、特にルートの作画機能を強化。例えば、立上下ルートの指定角度での作画機能など、要望の高かった機能を多数追加した。またルート移動、レベル変更、サイズ変更などよく使われる編集機能をさらに使いやすくするため、細かく改善している。 「ほかにも多彩な新機能があり、全国で開催したVer4.0発表会でも、多くのお客様にご評価いただきました。この自信作をぜひお試しください」。 CADEWA Evolution Ver4.0は、2007年6月末にWindows Vista対応/AutoCAD2007形式対応を予定している。最後に冨田氏はユーザーの声について語った。
「コストを気にされるお客様は多いですね。特に最近はライセンス管理に関するお問合せが多いです」。CADEWA EvolutionはUSBプロテクト管理のため、複数現場で運用する場合は、USBプロテクトを抜き差しすれば1台で運用でき、導入コストを軽減できる。また数十台を運用するなら、Webライセンス管理ソフト「e-LiJIT」で効率的なライセンス運用を実現できる。さらに図面確認や印刷だけなら、無償ビューアをホームページからダウンロードすれば、より低コストでの運用が可能となる。今後も「お客様視点」で進化し続けるCADEWA Evolutionに期待したい。

「CADEWA Evolution」----ここに注目!
POINT1
基本機能●直感的に使え、高速作図できる操作性
POINT1
●操作性の改善、図面拡大縮小時の表示スピード改善
●アイコン、右クリックメニューの見直し
●シートイメージによるレイヤ表示の複数設定
●外部図面参照の強化(色設定、断面・3D表示対応)
●レイヤ分解時の分解数設定、画面拡大縮小の対応
●3D寄合せ機能
●スリーブ、インサートの寸法一括作画
●1図面へ複数のラスタデータ配置可能
●各コマンドの作画文字の一括設定
POINT2
電気機能●図面効率運用とプレゼン効果を向上
POINT2
●汎用図面からの電気部材化(配線、機器・器具など)
●電気配線の複線作画、断面・CG表示機能
●幹線サイズの自動計算機能
●機器・器具文字の任意位置配置、配置倍率設定
●ケーブルラック作画編集機能の強化平面からのレベル変更、ラック幅変更、面芯揃え
●材料集計機能の強化
 自動発生マスタ編集、ケーブルと電線管の分割集計
POINT3
空調衛生機能●平面図作画、編集機能を徹底強化
●立上下ルートの指定角度(45度など)による作画
●エルボからチーズ、チーズからクロスへの継手変更
●立管からの枝管接続作画
●ルート移動時のルート1本化、冷媒継手ルート対応
●レベル変更時の45度、S字、ハリマキ自動発生
●サイズ変更の操作性改善
●丸ダクトのフレキ変更、フレキの曲がり位置変更
●配管材・配管継手の追加、小口径桝の追加
●BE-Bridge V3.0対応、kiki-Net"Stem" V8.0対応
●アイソメ作画の隠線対応
POINT3


■CADEWA Evolution Ver4.0の詳細は
 株式会社富士通四国システムズ

 http://www.shikoku.fujitsu.com/products/evolution/


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