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CAD・PC製品レビュー

A3 半折スキャンに対応したコンパクトサイズのドキュメントスキャナ

CANON imageFORMULA DR-2510C

施工図の赤字チェックから過去のパースまでを高速スキャン

「imageFORMULA DR-2510C」は、A4サイズのモノクロ/カラー/両面スキャンが可能なドキュメントスキャナ。A3サイズの読み取り原稿は半折りにし、両面スキャンすれば自動でA3用紙1枚のデータとして読み取ることができる。スキャン速度は、A4縦サイズのモノクロ/カラー両面原稿で毎分25枚。自動給紙機構が搭載されている。普通紙、名刺など異なるサイズが混在しても「用紙サイズ自動検知機能」により、それぞれ最適なサイズでスキャンされる。「カラー白黒自動検知」機能では、モノクロとカラーを自動で識別するため、カラーとモノクロを別々にスキャンする手間が省ける。

当事務所は一人で作業しているのでスペースが広くない上、プリンタやパソコンなど年々物が増えていくので、導入前はDR-2510Cを置くスペースが確保できるのか心配だった。しかし、幅298×奥行き490×高さ245mm(トレー全開時)とサイズがコンパクトなため、置き場所に困らない。約2.4kgと女性でも持ち運びできる重さなので、使用時だけデスクに持ってきて、作業が終わったら所定の場所へ収納するなどの使い方も可能だ。使用しないときはふたを閉めておくと、見た目がシンプルなだけでなく、読み取り部にホコリがたまらない。本体に3つのジョブボタンが装備されており、一連の操作を各ボタンに登録できるので、よく使用する操作を登録しておくと便利だ。

標準搭載されているソフト「CapturePerfect 3.0」を利用すれば、画像ファイルとして読み取られたスキャンデータの文字部分をテキストとして認識できる「テキストOCR結果付きPDFファイル」の生成が可能。これにより、スキャンデータがキーワードによる検索の対象となり、データ管理がしやすくなる。

外注先に、施工図の修正個所を書き込んだチェック図をメールで送る際や、過去に作成したパースを保存したいときなど、スキャナが活躍する機会は多い。これがスピーディに効率よく行えるのは嬉しい。ただ、冊子のスキャンは行えないので、別途フラットベッドスキャナを使用する必要がある。すべてのドキュメントのスキャニングが一台で行えれば理想的だ。

物が多い事務所にもコンパクトに収まるデザイン。持ち運びも楽なので、普段はしまっておいて、必要なときだけ出して使うといった利用方法も可能だ。右側に並ぶボタンがジョブボタンでは、ワンタッチで登録したスキャンフローを実行できる。

施工図を外注した際に、赤字の入ったチェック図をスキャンしてデータを外出先に渡した。これまではFAXでやり取りしていたが、せっかく赤字を入れても、モノクロの図面でやり取りされてしまうため、受け取った側にはわかりづらいのが難点だった。本機の活用でスムーズにやり取りできる。

マンションリフォームのインテリア計画プレゼンボード。壁紙、家具データ、手書きパースを別々にスキャンしたものをボードに張り付けた。A3サイズは半分に折って両面スキャンすれば、自動的に元の一つの画像に合成できるが、コツが必要らしく、最初はやや操作に手間取るかもしれない。


お問い合わせ
開発元 キヤノン
TEL 050-555-90072
URL http://canon.jp/
価格 オープンプライス、参考価格49,800円
主な仕様 形式 : 卓上型シートスルースキャナ
  インターフェイス : USB2.0
外形寸法/重さ : 幅298×奥行き160~490×高さ160~245mm/約2.4kg
対象原稿サイズ : 用紙:幅50~216mm、長さ53.9~356mm(厚さ0.06~0.15mm)
ISO/JIS規格準拠カード:3.9×85.5mm(厚さ0.76mm(±0.08mm))
最大トレー積載量 : 約50枚(80g/m2紙)、積載高さ5mm以下
出力解像度(dpi) : 100×100/150×150/200×200/240×240/300×300/400×400/600×600
淀川美和(ミワプランニングオフィス)


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