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CAD・PC製品レビュー

CADEWA Evolution

CADEWA Evolution150セットを導入&普及

設計/工事/営業も統一全社CAD平準化を推進

110-1_CADEWA.jpg
User≫≫富士電機総設株式会社
設立●1976年9 月/資本金●12億7,048万円
URL●http://www.fds.co.jp/
価格
オープン
OS
Windows 2000(SP4 )/XP(SP2)/Vista(す べて32bit版)
CPU
Pentium 4 3.0GHz以上推奨、または互換プロ セッサ
メモリ
1.0GB以上推奨(Windows Vistaの場合は 2.0GB以上推奨)
グラフィックスカード
OpenGL対応カード(VRAM16MB以上)推奨
HDDの空き容量
1.2GB以上
その他
CD-ROMドライブ必須(インストールに使用) 、プリンタポートまたはUSBポート必須(ハードプロテクト用)
設計者だけでなく営業マンも使えるCADEWA Evolution
  富士電 機総設は、その社名が示すとおり、富士電機の建築設備と業務用空調機器部門が分離独立し、 1976年に誕生した総合設備会社である。富士電機時代から培った高度な技術とノウハウをベース に、電気、空調、衛生など各種建築設備の企画、設計から施工監理、保守までトータルに展開。 特に各種の工場設備など産業用設備で豊富な施工実績を誇っている。そんな富士電機総設が、現 在全社をあげて取り組んでいるのが、3次元設備CAD「CADEWA Evolution」によるCADソフトの全 社平準化計画である。プロジェクトを推進する技術部の部長・尾川昭広氏は語る。「当社がCAD 化を開始したのは1990年代半ばのことでした。まず工事部門が施工図の作成にCADを使い始め、 続いて設計部門(現在の技術部)がCADEWA Evolutionの前身にあたるCADEWAを導入しました。 設計部門では当初、部内にCAD室を設けて、オペレータがCADEWA で作図していましたが、2000年 を過ぎる頃から設計者自身がCADEWA を使うようになっていきました」。工期短縮やコストダウ ン要請の圧力が強まる中、CADEWA Evolutionのより幅広い活用による効率化が進められたので ある。
 「この点、CADEWA Evolution自体の急速な進化もその大きな後押しになりまし た。操作性が非常によくなって、手書き派の設計者も簡単に使えるようになったんですね。これ を機に、CADEWAは全国に広がっていきました」。そう語るのは、当時を知る技術企画部の二宮均 氏である。全国規模で事業展開する同社では、北海道から九州、沖縄まで多数の拠点を展開して いるが、東京/名古屋/大阪エリアなど、技術者が常駐する拠点では前述のとおり技術者が使い 、小規模な拠点では営業マンまでCADEWA Evolutionを使いプランニングしていたのだという。 まさに誰でも使えるCADEWAだからこそ可能な展開だったといえよう。だが普及に伴い問題も生じ た。各拠点や現場が他CADも含め個別に導入し、膨大な数を使い回すうち、個々のソフトを管理 しきれなくなっていったのである。「技術者が全国に約100人、ほかに拠点の営業などCADを使 うスタッフが50人ほどおり、さまざまなバージョンのCADEWAやフリーウェア、そのほかが200本 近く混在する状態になっていました。これではとても管理しきれず、社内のCADデータ互換も困 難でした。そこで改めて、最新のCADEWA Evolutionで工事部門も含め全社のCAD平準化を図るこ とが決まったのです」(尾川氏)。この時点でもちろんほかのCAD製品も検討されたが、設計も 施工も地方の営業マンも、それぞれの使い方で使える設備CADとして、CADEWAEvolutionが選ば れたのである。



大きくレスポンスアップしたCADEWA Evolution V4.5へ期待
  こうして2007年3月から約半年間かけて、CADEWA Evolutionが約150セット配布され、全社でそ の本格的な運用が開始された。もちろん、設計部門も最新バージョンのCADEWA Evolutionで統 一され、設計図面の作図にこれを使用している。
 「施工図と違い設計図はシステムの内 容を示すものですから、単線による作図作業が中心です。特に技術部の場合、毎月30件前後の案 件を10人ほどの技術者で処理しており、日程は常にタイトなので、何より作図スピードが重要に なります」(尾川氏)。そのためCADEWA Evolutionの活用についても、「速い」と定評がある 設備専用の作画機能がフル活用されている状況だ。だが、そんな設計部門でも、時間的な余裕が 出てきたらCADEWA Evolutionの3次元機能を活用したい、という技術者の声は少なくない。
 「私は電気設備担当なので、機械室の中の納まり検討などに、リアルタイム3次元を使いた いと思うことがよくあります。配管などが干渉してくる場合、電気側が避けるので、干渉チェッ クも重要なんです。時間ができたら挑戦したいですね」(山田謙治氏)
 「私はプラン提 案で実際に3次元を使っていますよ。設備は立体なら素人のお客様も一目瞭然。必要な時は2~3 案を3次元モデル化して持っていくんです。わかりやすいと好評で決定も早くなります。時間があ ればもっと多用したいですね」(佐藤彰氏)
 「設計から拾い、そして計算、見積り原価 書を作るまでが私たちの担当です。時間的余裕があれば、高さも入れて3次元化し、自動集計や見 積りとの連携も試したいところです。しかし、現状ではどうしてもスピード勝負なので、書き慣 れた単線/高さ情報なしでバリバリ書くのが中心です」(西畑尚幸氏)
 つまり、CADEWA Evolutionのより効果的な活用を進める上でも、一層の作図効率の向上が求められているわけだ が、その意味で同社技術者たちの大きな期待を集めているのが、最新バージョンとなる「 CADEWAEvolution Ver4.5」である。この最新バージョンでは、さまざまな機能アップが施され ているが、中でもCADEWA Evolutionとしては過去最高となるレスポンス速度の向上が大きな期 待を集めているのである。
 「Ver4.0の約4倍というレスポンスアップは、作図効率の向 上に大きな威力を発揮するでしょう。また、150本ものCAD管理に関してはWebを利用したライセ ンス管理なども検討していますし、操作教育もさらに拡大していく必要があると考えています。 その意味でも、富士通四国システムズには、さらなる協力を期待したいですね」(尾川氏)

 

≫≫User of this PRODUCTS 

111-4_okawa.jpg富士電機総設株式会社
技術工事本部 技術統括部 技術部長
尾川昭広 氏

「ライセンス管理は、コンプライアンスの点からも重要な課題。サーバライセンスも前向きに検討中です」

 

 

111-5_yamada.jpg技術部電気計装課課長
山田謙治 氏

「工事部門での利用が進めば、3次元の活用も広がるでしょう。干渉チェックも立体なら一目瞭然ですからね」

 

 

111-6_nishihata.jpg技術部
西畑尚幸 氏

「CADEWA Evolutionの充実した設備専用機能は大きな魅力。さらに使いこなせるよう勉強したいですね」

 

 

111-5_yamada.jpg技術部
佐藤彰 氏

「工事部門での利用が進めば、3次元の活用も広がるでしょう。干渉チェックも立体なら一目瞭然ですからね」

 

 

111-8_ninomiya.jpg技術企画部技術営業課
二宮均 氏

「拠点からCADEWA Evolutionの操作について質問が届くようになりました。早く研修も行いたいですね」

 

 

 

「CADEWA Evolution」-ここに注目!
POINT1
過去最高のレスポンスアップバージョン111-01.jpg
「CADEWA Evolution Ver4.5」は、CADEWA Evolutionリリース以降最高のレスポンスアップを実現した。前バージョ ンの「Ver4.0」と比較すると、あらゆるレスポンススピードが平均約4倍も向上している。例え ば最もベーシックな機能である「複写」は4.6倍、空調/衛生のルート作画(角ダクト)は6.1倍 、ルート移動(角ダクト)は8.6倍に達する。(すべて富士通四国システムズ提供の資料による )
POINT2
操作性と互換性の向上、機 能追加/改善
111-2_POINT2.jpg●AutoCAD 2007形式の出力 に対応 (入力は対応済)
●Jw_cad V6.00e読込みに対応
●図面を開く前にペ ーパーレイアウト、外部参照の図面情報の確認機能の追加
●断面領域ごとの隠線情報保 持
●ペーパーレイアウトのビューポートにおいて配置原点を指定する機能の追加
POINT3
鋼材の作画編集機能の追加 ほか
111-3_POINT3.jpg●鋼材作画機能:鋼材作画画面を追加 。等辺山形鋼や溝形鋼(正方形)、角型鋼管(正方形/長方形)、平鋼(フラットバー)、軽み ぞ鋼を作画できる
●鋼材編集:作画済みの鋼材の接続移動、延長短縮が可能
● 空調衛生の作画機能の強化:空気調和/衛生設備CADシンボル規準「SHASE-S001-2005」に対応 。機器器具一覧からの名称検索に対応。シートとルート作画コマンドの連動 (シート作画中に選 択した作画シートにより作画種別を変更)。チューブ管、冷媒用被覆銅管トリプルコイルの追加 、ほか
●電気の作画/編集機能の強化:機器器具配置の「複数-距離」設定で円弧配置 が可能(「複数-比率」設定は対応済)。機器器具移動の改善。作画済配線のコーナー追加時にR 半径の指定可能、ほか


■「CADEWA Evolution」の詳細は
株式会社富士通四国システムズ

http://www.shikoku.fujitsu.com/products/evolution/
設備用3次元CAD


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