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CAD・PC製品レビュー

CINEMA 4D R10.5

強力なDWGインポート機能を搭載した新バージョン

3次元初心者にも最適な本当に「使える」3次元CG

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CINEMA 4D R10.5
価格● 126,000円(税込)~
問合せ●株式会社ティーエムエス
URL●https://www.tmsmedia.co.jp/
OS
Windows:Windows XP/Vista
Mac:Mac OS X 10.4
CPU
2GHz以上
メモリ
1GB以上
グラフィックスカード
OpenGLグラフィックスカード
その他
DVD-ROMドライブ/ハードディスクドライブ

建築系の3次元初心者に最適な、誰でも簡単に使える3次元CG
 ここ数年、建築分野では3次元CGの活用が急速に進んでいる。大手の建築会社や住宅メーカーなどが、各種のプレゼンテーションやプロモーション用途で3次元を幅広く使っているのはもちろん、施主など発注者もこれを活用するケースが増えているのだ。最近では、施主向けの戸建て住宅デザインソフトの販売本数が、50万本以上に達したという報道があった。つまり、多くの施主が自ら簡易な3次元ツールを使い自分の住宅をデザインしているのだ。こうなると地場の工務店や個人設計事務所も「CGはできません」とは言えないだろう。少なくとも施主が作る以上のクオリティを持った、パースやアニメーションの提出が大前提となる。つまり、より本格的な3次元CGの活用が欠かせないのである。
 「しかし多くの建築設計者にとって、3次元CGは低いとはいえないハードルです。製品選びを誤ると、使いこなせずに挫折するケースも少なくありません。そこでお勧めしたいのがCINEMA 4D。ハイエンドクラスで最も操作が簡単といわれる3次元CGです」。そう語るのは、CINEMA 4Dの開発元マクソンコンピュータの宮田敏英氏である。
 「3次元初心者の建築設計者にとって3次元CG選びのポイントとなるのは、まず導入してすぐ使える簡単な操作性。お手軽ソフトとは一線を画す高品位なレンダリング、そして、作業効率の向上の面ではCADとの連携や多彩なレタッチのしやすさ、豊富な素材データなども重要です。そして、これらすべてを満たしているのがCINEMA 4Dなのです」
  CINEMA 4Dは、モデリングからレンダリング、アニメーション、3Dペイントまで、3次元CGのすべてを1パッケージで行える統合型3次元CGソフト。こうした3次元CGも最近は多くの製品が出回っているが、CINEMA4Dは、宮田氏の言葉どおりハイエンドCGとして最も操作が簡単という定評を持つ。特に直感的にざくざく形を作っていけるモデリングのしやすさは建物の初期段階のボリューム検討にも適しており、プラグインによりVectorWorksやArchiCADなど、建築分野で広く普及しているCADと緊密なデータ連携も可能。設計者など建築系ユーザーにとって、きわめて使いやすい製品なのだ。さらに、さまざまな特徴を備えたレンダラーなどのモジュールも豊富に用意されているし、Photoshopとの連携も強力で、フォトリアルから手描き風まで短時間でユーザーの望みどおりの多彩なタッチに仕上げることができる。しかも、基本パッケージに必要となる機能のモジュールを組み合わせて購入できるので、個々の業務に合わせた最適なシステムを最少コストで導入できるのである。
 「このように建築系ユーザーに適した機能、特徴を豊富に備えたCINEMA 4Dですが、昨秋、私たちはこうしたポイントをさらに強化、洗練させた新製品をリリースしました。CINEMA 4Dシリーズの最新バージョンとなるCINEMA 4D R10.5です」



さらに進化した最新バージョンで、建築CGのワークフローを革新
 2007年10月に発売された「CINEMA 4DR10.5」は、20年余りの歴史を持つこのシリーズの最新製品。まったく新しいインポート/エクスポート機能、モデリングとライティングツール、アニメーションツールなどが追加されるなど、総計約90項目ものアップデートが施されている。宮田氏には、その中でも特に建築系のクリエイティブワークに適した項目に絞って紹介してもらおう。
 「まず紹介したいのは"XRefs"。CADユーザーにとってなじみ深い外部参照システムです。このXRefを使えば、1つのマスターファイルから参照している建物のオブジェクトやマテリアルを別のCINEMA 4Dで使うことができます」。当然、マスターファイルはマスタープロジェクトで表示されるすべての参照を自動的にアップデートする。チームでの作業が必要な大型プロジェクトの管理やチーム間でのデータ共有などに最適な、新しい外部参照システムといえるだろう。
 「次にライティングに関しても、R10.5はこれまでにない直感的な3次元シーンライティングを可能とする、まったく新しいライティングツールを搭載しました。通常、3次元シーンのライティングは光源を配置し個々を調整して行いますが、この新ライティングシステムでは、いわばライティングそのものをコントロールします」。すなわち、このライティングツールを使用すると、対象となるオブジェクトのサーフェスをクリックするとそこが照明され、さらにモードを有効にすることで、サーフェスの照明や拡散、スペキュラの位置などを自在にコントロールできる。ライティングをまるでトラックボールのように簡単に、直感的に調整できるのである。
 「続いて、建築系のユーザーの要望にお応えし、R10.5ではDWGのインポートに対応しました。建築分野の事実上の業界標準というべきDWGのサポートにより、AutoCADなどで作成された2次元図面を取り込み、これを下図のアタリとしながら3次元的に配置するということが可能です。またDXFの3次元データもそのまま読み込み、レンダリングすることができます」。この強力なDWGインポート機能は、色を含むレイヤやオブジェクトの属性もサポートしており、DWGのブロックやブロック属性もCINEMA 4D側のオブジェクトとインスタンスで再現できる。つまり、インポートしても基本的なプロジェクト構造は維持されるのである。もちろんVectorWorksやArchiCADとの連携も、最新バージョン(VectorWorks2008、ArchiCAD11)がサポートされているし、操作性についても、R9から導入されたヘッドアップディスプレイが一段と強化されている。例えば、各種のパラメータも属性マネージャからHUDとして直接作業画面にドラッグ&ドロップできるようになった。
 「このR10.5の登場により、AutoCADやVectorWorks、ArchiCADなどからデータを読み込み、CINEMA 4Dで高品質なパースに仕上げるというワークフローが、より洗練され効率化されたといえます。3次元は初めてという方にぜひ試してほしいですね」

 

≫≫Commentetor

  105-5_miyata.jpg開発元●マクソンコンピュータ  URL●http://www.maxon.net/jp/
創立●2001年/オフィス●東京都品川区(東京オフィス)

サポート&マーケティング
宮田敏英 氏

R10.5ではヘルプが完全に日本語化され、一段と使いやすくなっています。またチュートリアルも当社ホームページで充実したものを提供しています。ぜひご利用ください」

 

 

「CINEMA 4D R10.5」-こ こに注目!
POINT1
新しい外部参照システム「XRef」

105-1_xref.jpg R10.5は、大きなプロジェクトの管理やチーム間でのデータ共有をサポートする強力な外部参照システム「XRefs」を搭載している。XRefsを使うと、1つのマスターファイルで参照オブジェクトとマテリアルを別のCINEMA 4Dに使うことができる。マスターファイルは、マスタープロジェクトで表示されているすべての参照を自動的にアップデートするので、ユーザーは常に最新バージョンのオブジェクトを使用できる。

POINT2
強力なDWGインポート機能
105-2_dwg.jpg R10.5は強力なDWGインポート機能を搭載している。AutoCADユーザーはじめ、CAD業界全般で使われるDWGフォーマットのサポートにより、CADで作成された図面やモデルをより簡単にCINEMA4Dに取り込める。しかも、ジオメトリだけでなく、レイヤ(カラーを含む)やオブジェクトの属性の可視性もサポート。DWGのブロックとブロック参照も、CINEMA 4Dのオブジェクトグループとイン スタンスで再現される。
 
POINT3
CINEMA 4Dで使える素材集Dosch Designシリーズ

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TMSが提供する「DoschDesign」シリーズは、CINEMA 4Dをはじめとするさまざまな3次元CGで使えるハイクオリティな素材データ集。多種多様なクルマをはじめ、人物や家具、小物、植栽、樹木、花などから雲や空まで、あらゆる3次元オブジェクトデータ/シーンデータが大集合した「DOSCH 3D」シリーズやさまざまな高解像度テクスチャを集めた「Dosch Textures」。あるいはリアリスティックな3次元デザインのライティング用素材として活用できるHighDynamic Range Images の素材集「DOSCH HDRI」シリーズ。ロイヤリティフリーのムービーや背景/効果音などに至るまで、多岐にわたる素材を豊富にラインアップしている。


■CINEMA 4D R10.5の詳細は
 株式会社ティーエムエス

 https://www.tmsmedia.co.jp/


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