
「Mac Pro」本体。OSはMac OS X 10.5(Leopard)を搭載。匡体サイズは幅206×高さ511×奥行き475mm、重量は19.2kg。


処理能力に加えコストパフォーマンスも向上
「Mac Pro」はMacの中で、高い処理能力を必要とするプロ向けのモデルである。新しいMac Proの本体は、アルミニウム製でアップルらしく洗練されたデザインだ。付属のキーボードはiMacと同じスタイリッシュなデザインの「Apple Keyboard」になった。MacはインテルCPUを採用したことにより、OSに付属するBo otCampを利用すれば、簡単にWindowsを利用できるようになった。 CPUは、クアッドコア インテル Xeon 5400シリーズを2基搭載し、コア数が合計8コアとなった。従来の標準モデルである2.66GHzのデュアルコアCPUを2基搭載したMac Pro(319,800円)と2.8GHzのクアッドコアCPUを2基搭載した今回の新しいMac Pro(349,800円)を比較すると、価格は高くなっている。しかし、CPUがデュアルコアからクアッドコアになったことで処理能力が約2倍となり、コストパフォーマンスは向上したといえよう。 CGのレンダリング時間はCPUの計算能力に左右されるため、CPUのクロック周波数は高く、コア数は多いほど短くなる。今回は、2.8 GHzのクアッドコアCPUを2基搭載したMac Proと、比較対象として、ほぼ同じスペックである2.66GHzのクアッドコアCPUを2基搭載したWindowsマシン、今までのシングルコアCPUとの性能比較のため3.2GHzのCPUを2基搭載したWindowsマシンをテストマシンとして用意し(表1)、Autodesk 3ds Maxで作成したモデルのレンダリングにかかる時間を比較した(「計算時間結果」のグラフ参照)。検証結果を見ると、Mac Proにおけるレンダリング時間は、ほかのWindowsパソコンと比べてCPU性能が高い分、高速なのがわかる。 また、MacはWindowsのパソコンに比べて高価な印象があるが、実際に同じスペックのワークステーションと比較してみると、Windo ws OSの購入費用を含めても、低価格であり、コストパーフォーマンスが高いのがわかる(表2)。画像処理や動画編集、DVDオーサリングにはMac OS版の優れたソフトを使用できるので、機能面で見ても非常に魅力のあるマシンだ。
表1 ● Autodesk 3ds Maxレンダリング時間の検証
Autodesk 3ds MaxのMental Rayでレンダリングを行った際にかかる時間を検証機とテスト用マシン2台の合計3台で比較した。

● サンプル画像(ファイルサイズ1.3MB)

● 計算時間結果

表2 ● 価格比較表
価格●349,800円~ 開発元/問合せ●アップル TEL●0120-27753-1 URL●http://www.apple.com/jp/ 



