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CAD・PC製品レビュー

精細な撮影画像を表示する可動式液晶モニタを搭載したデジタル一眼レフカメラ

Sony α350

a350.jpg写真は、焦点距離(35mmフィルム判換算)27~105mmの「DT 18-70mm F3.5-5.6」をセットした「α350ズームレンズキット DSLR-A350K」。モニタの可動範囲は上向きに130度、下向きに40度。

ファインダーいらずの可動式液晶モニタ/ライブビュー

「α350」はソニーのデジタル一眼レフカメラαシリーズのエントリーモデルであり、有効画素1,420万のCCDセンサと、ライブビュー機能を持つ上下可動式液晶モニタを搭載している。「ライブビュー専用イメージセンサー」を装備することで、ライブビュー時でもタイムラグが非常に短い撮影レスポンスを持つ。ライブビュー機能では、ファインダーが不要に思えるくらい、実際に見る風景と同じ画像を表示できる。
 23万画素の2.7インチ液晶モニタの可動範囲が上向きに130度、下向きに40度と広いため、ローアングルやハイアングル撮影時、マクロ撮影時に無理な姿勢をせずに済む。ただ、建築物を撮る際は、縦の構図が多くなるのだが、モニタを縦方向へ回転できないのが残念だ。
 撮影後、モニタに映し出される画像を見ると、艶のあるしっとりとした印象を受ける。あらかじめ彩度設定もでき、通常撮影時は「クリエイティブスタイル」で「vivid」を選択しておけば、実際の風景に近い鮮やかな画像が得られる。リバーサルフィルムで撮影したようなしっとり感を好む人にはうれしい機能である。この画質ならAdo be Photoshopなどでの色調整も必要ないと感じる。大判印刷や大量の写真を印刷する際は、レタッチする手間が省け助かる。
 さらに、ライブビュー使用時にフォーカスエリアを選択できるのも、α350の特徴だ。ライブビューを生かしたマクロ撮影や人物撮影に有利に働く機能である。しかし、ファンクション(Fn)ボタンを押して、フォーカスエリアを選択し、表示される「ワイド」「中央に固定」「ローカル」からフォーカスエリアを選ぶ操作が必要なので、好みに応じてあらかじめ選んでおくと良い。「ローカル」は9点のフォーカスポイントを選択できるが、選択範囲が狭い。ライブビューの醍醐味の一つは、構図を工夫してダイナミックな映像を得られることにあるため、「ローカル」のフォーカスポイントを画面周辺まで分散して配置するか、数を増やせば、より使いやすくなるであろう。
 軽量でコンパクトであり、美しい液晶モニタとライブビュー機能のおかげで、コンパクトデジタルカメラ並みの軽快感のある使い勝手が得られる本機は、野外での撮影に最適の一台だ。

 

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空と建物のような輝度差がある中、暗い部分も明るい部分も緻密に解像されている。

 

 

 

 

 

 

 

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望遠端(200ミリ相当)では、背景のボケ具合と手前のトラックの対比が美しく、艶のある表情を見せる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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マクロ撮影の例。セットレンズのズームレンズはもう少し近接できるとうれしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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縦横のラインが無数に走る建物を撮影する場合、ライブビュー画面でグリッド表示が選択できれば構図を決めやすくなるので、ぜひ搭載してほしい。

 

 

 

 

 

 

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ズームレンズ望遠側では、輝度差があるところで少しにじみが出た。

 

 

 

 

 

 

 

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価格●オープンプライス(ボディ単体の参考価格90,000円前後) 

開発元/問合せ●ソニー 

TEL●0120-777-886 

URL●http://www.sony.co.jp/

細矢 仁(細矢仁建築設計事務所)


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