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CAD・PC製品レビュー

直観的な操作で図面/パース/見積書の作成が可能なプレゼン/積算見積もりシステム

VST5

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VST5のインターフェイス。コマンドボタンなどが必要最小限に絞り込まれており、使いやすい。




部材を選んで配置するだけで住宅プランが3次元で作成できる

 「VST5」は、プラン作成からプレゼン、積算見積もり、工程管理、資金計画、顧客管理まで、新築/リフォームに必要なあらゆる機能を備えたプレゼン/積算見積もりシステムである。建築設計用のソフトには2次元CADから高機能3次元CADまで多くの製品が存在するが、筆者は、操作が簡単で修正が容易なVST5をおすすめしたい。
 VST5には[作図]や[文字入力][編集]などのコマンドボタンがない。代わりに、[部屋][屋根][建具][住宅設備][家具]などのボタンが並ぶ[部材入力]パレットが用意されている。必要な部材をクリックして、表示されるパレットから選択して、図面上に配置するだけで、3次元の住宅プランが完成する。
 さらにプレゼン機能に優れる点も特徴だ。外観や内観のイメージパースがプラン入力と同時に立ち上がるため、施主へ完成イメージを伝えやすい。変更要望があった場合も、その場で修正して、すぐにパースで確認できるので、打ち合わせがスムーズに行える。これは、施主に向けたプレゼン時に重宝する一方で、屋根と壁や開口部などの取り合いが即座にチェックできるなど、設計ミスを防ぐのにも役立っている。
 建物の面積や長さ、建築部材の個数などが自動で集計され、見積書に反映される機能も重宝する。データベースには、70社以上の資材メーカーの建材/住宅設備機器などのデータ(商品名/品番/単価/写真)が標準搭載されている。この中から必要部材の写真を選択するだけで、見積書に情報が反映される仕組みのため、入力ミスを回避できる。保守契約(年間52,500円)に加入すれば、インターネットを通して常に最新の資材データを入手できる。
 また、オプションの「木造軸組伏図機能」(315, 000円)を利用すれば、意匠図と連動した在来工法の構造図も作成可能だ。2009年には、四号建築物の特例見直しが予定されており、確認申請時に木造2階建てでも構造伏図の添付が必要となる。両図面を作成できるVST5は、法改正にも素早く対応する信頼のおけるソフトである。

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VST5でモデリング/レンダリングし、Adobe Pho toshopでレタッチしたプレゼン用のCG画像。レンダリングは、写真に近いリアルな仕上がりのため、レタッチも最小限で済む。











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屋根材、外壁材、玄関ドア、システムキッチン、ユニットバス、洗面化粧台、トイレ、床材、内壁材、天井材など70社以上の資材メーカーのデータが標準で搭載されている。











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見積書の作成と同時に、実行単価、実行金額、利益額、利益率が自動算出されるため、実行予算内訳書の作成も容易だ。













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オプションの木造軸組伏図機能。VST5は、CED XM双方向連動に対応しており、プレカットCADによる伏図データを読み込み、「確定伏図」の出力が可能である。













価格●735,000円
問合せ●コンピュータシステム研究所
TEL●03-3350-4591
URL●http://www.stagevision.jp/products/vst5.html

動作環境
OS...Windows 2000(SP4以上)/XP(SP2以上)/Vista
CPU...Pentium III 1GHz以上
メモリ...512MB以上(1GB以上を推奨)
ハードディスクの空き容量...2GB以上(3GB以上を推奨)
モニタ解像度...1,024×768ドット
CD-ROMドライブ(インストール時)
インターネット接続環境
久保田博之(プレスト建築研究所)


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