CAD図面からプレゼン資料まで1台ですべてをまかなえる「DocuPrint C2250」は、露光部にLEDを用いたLEDプリントヘッド採用のA3判対応カラープリンタである。多くの個人設計事務所が導入しているインクジェットプリンタと比べると高価だが、カタログによれば、A4モノクロで約2.9円、カラーで約11.9円とランニングコストが低いのが特徴だ。また、インクの購入から交換、廃棄までが面倒なインクジェットプリンタに対して、DocuPrint C2250は、大容量トナーカートリッジが採用されており、インクを頻繁に変える必要がない点も魅力的だ。
設計者にとって大事なのは印刷のクオリティと印刷スピードである。出力結果を見ると、どの色も発色がよく、インクジェットプリンタに劣らないクオリティを持つ。個人的な印象ではあるが、インクジェットプリンタは専用紙を使うと発色がよく、高いクオリティを実現できるが、普通紙では、インクの湿気で紙の表面がよれる場合がある。よれない場合でも、インクが紙にしみ込むことで線にしまりがなくなる。
一方、レーザープリンタは、普通紙に印刷できるため、複数の資料をまとめる際に、さまざまな紙が混合されることなく統一感が取れる。ただ、発色が悪く、写真がぼけたような感じになることもあるのがネックである。その点、DocuPrint C2250は、コントラストは抑え気味ではあるが、色の差をしっかり表現できていると感じた。むしろ、カラーの色味が柔らかく、 インクジェットプリンタやレーザープリンタでは得られない品質だ。
設計事務所では、プレゼンテーション資料や図面、パースなどさまざまな資料を出力する。出力するものによって、プリンタや用紙の種類を変えるとなると手間がかかるが、DocuPrint C2250のように1台ですべてをまかなえるプリンタは設計事務所の強い味方となろう。
また、同プリンタは印刷スピードも優れている。特に1枚目の印刷スピードが速い。メーカーによると、ウォームアップタイムが28秒以下で、ファーストプリント完了までA4横カラーで約8.3秒だという。プレゼンテーション前のバタバタしている時期に、このようなスピーディな出力機があれば、ストレスが軽減できるだろう。
プレゼン用の写真
A●DocuPrint C2250は出力速度も速く、発色もよいので、プレゼンに十分利用できる。これまで、レーザープリンタによるカラープリントは発色が悪いため、できるだけ出力せずに、液晶モニタ上でプレゼンできる方法を選択していたが、問題が解消されそうだ
B●発色のよさに興奮し、B4用紙16枚をつなぎ合わせて特大サイズのプレゼン資料を作成してみた。インクジェットプリンタで出力した場合と比較すると、派手さがなく、落ち着いた雰囲気のプレゼン資料となった
CAD図面
平面図を出力した。普段使用しているレーザープリンタと色の濃度や表現力に差がなく、細かな線までくっきり印刷されている
価格●207,900円
開発元/問合せ●富士ゼロックス
TEL●0120-66-2209
URL●http://www.fujixerox.co.jp/