
「MacBook Air」本体。OSはMac OS X 10.5(Leopard)を搭載。13.3型の液晶モニタはバックライトにLEDを採用しているので、薄く、消費電力も少ない。解像度は1,280×800ピクセルのワイドスクリーンとなっている


薄くても剛性が高く、持ち運びに最適
今年1月にサンフランシスコで開催された「Macworld Conference & Expo」で、Mac Book Pro、MacBookに続くノートパソコンとしてMacBook Airが発表された。真上から見た面積はMacBookと変わらないが、曲線を取り入れたデザインのため、より小さく感じる。
MacBook Proと同じく、外装材に酸化皮膜処理のアルミを採用しており、液晶モニタは薄くても剛性が高い。光学ドライブが内蔵されておらず、インターフェイスをUSB2.0とヘッドフォンジャック、モニタ接続用のMicro-DVIの3個に絞ったことにより、重量は1.36kgとMacBookより910gも軽くなった。高速なWi-Fiワイヤレスネットワーク「IEEE802.11n」に対応し、「Remote Disk」を利用して、ほかのパソコンの光学式ドライブを借りることができる。ただ、このRemote Diskを利用して、ワイヤレスでデータを転送するにはかなり時間がかかる。オプションのEther netアダプタを使用して有線で接続したほうが現実的だろう。また、DVDの再生や、ソフトをインストールする際は、オプションのDVDドライブが必要となる。
CPUは1.6GHzのインテル Core2Duoプロセッサを搭載している。これは、より低価格なMacBookの2.0〜2.6GHzよりもクロック周波数が低い。また、メモリは2GBが標準装備されているが、それ以上のメモリの増設はできない。ドライブは標準で80GBのHDD(ハードディスクドライブ)か、121,800円の追加BTOで64GBのSSD(ソリッドステートドライブ)が選択できる。今回試用した製品にはSSDが搭載されていたが、アクセスが高速で、起動時間は30秒と、Macの最新機種であるMacProの45秒よりも速かった。現在使用している通常のHDD搭載のMacBook Proと比較しても、ソフトの起動やファイルの読み込み時間が短く感じられた。
コストパフォーマンスはいいとはいえないが、なんといっても薄くて軽量、優れたデザインなので、所有欲をそそられる。プレゼンや打ち合わせなど、荷物の多いときには、ある程度のパワーを持ち、少しでも軽量なパソコンが欲しい。そういう場面では、このMacBook Airは最適であろう。
本体の厚みは一番厚い部分でも19.4mm、一番薄い部分では4mmしかない フルサイズキーボードを搭載し、トラックパッドにはマルチタッチトラックパッドを採用。二本の指でスワイプ(移動)やピンチ(拡大/縮小)などの操作を簡単に行える
外出先でプレゼンテーションを行うときや、図面の確認を行うときでも、薄くて軽量なため持ち運びに便利だ 価格●229,800円~ 開発元/問合せ●アップル TEL●0120-27753-1 URL●http://www.apple.com/jp/



