アセンブリの操作性が向上し、サーフェスが素早く作成できる
Civil 3D 2009では道路や橋梁などの構造物の3次元モデルは、コリドーと呼ばれるワイヤフレームモデルを基に、サーフェスを作成する。コリドーの作成には、土木図面の標準横断にあたるアセンブリが必要となるが、アセンブリは、サブアセンブリと呼ばれる、舗装や小構造物などによって構成される。従来、サブアセンブリは、ツールパレットから一つずつ挿入することしかできなかったが、Civil 3D 2009では配置済みのサブアセンブリを右クリックしてコピーやミラーが行えるようになった。また、ユーザーから要望が多かった、アセンブリをツールパレットに登録できる機能が追加された。アセンブリはカタログに追加することが可能であり、DWG形式で保存したアセンブリはエクスプローラからドラッグ&ドロップで図面に挿入できる。
コリドーについては、もう一つユーザにとってありがたい機能が追加された。それは拡幅するような道路、橋梁などの作成をポリラインや計画線で行えるようになったことである。今まではポリラインで拡幅の線が書かれていても、それを線形オブジェクトに変更するか、新たに線形を作成しなければならなかったが、AutoCADの2次元図形をそのまま使えるようになったことで、とても扱いやすくなった。
設計基準の違反を調べる「デザインチェック」機能を搭載 「デザインチェック」は、作図した平面線形/縦断線形が設計基準に違反していないかどうかを調べることができる新機能だ。チェックする設計基準は、標準で道路構造令が設定されているが、ユーザーが自由にカスタマイズすることも可能だ。
これまで、曲線半径や緩和曲線長などが道路構造令の設計基準に基づいているかは目視で判断していたが、デザインチェックを使用すると、違反している線形要素上に「!」マークが現れ、カーソルを近づけると、該当する違反
内容が書かれたツールチップが表示される。また、線形編集のためのエディタである「サブ図形エディタ」や「線形グリッドビュー」でも同様に設計基準の違反項目について表示されるので、わかりやすく編集も容易だ。設定できる
項目は、設計速度における最小半径や横断勾配摺り付けの計算方法、最小の接線距離など豊富にあるので、ぜひ活用してほしい。
価格●819,000円(スタンドアロン)
問合せ●オートデスク
TEL●0570-064-787
URL●http://www.autodesk.co.jp/civil3d
動作環境 ●
OS...Windows XP Pro(SP2)/ Vista
CPU...Intel Pentium 4(3GHz 以上)/AMD Athlon(2GHz 以上)/Intel または AMD デュアルコア(1.6GHz 以上)推奨
メモリ...2GB(3GB 以上推奨)
グラフィックスカード...ワークステーションクラスの 128MB 以上のメモリ実装の DirectX または OpenGL