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CAD・PC製品レビュー

最大ボリュームの検討から確認申請に必要な日影/天空率計算まで行えるプログラム

LAB-SS

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LAB-SSのユーザーインターフェイス
作業ウインドウ」では、作図や計算結果の表示を行う。右上の「ナビゲーションウィンドウ」では、業態を選するとそれに合わせて必要な操作を示してくれる。右図は建築設計事務所のナビゲーションメニュー。[▼]ボタンをクリックすると詳細な操作手順が示され、項目をクリックすることでコマンドを実行できる

 建築分野で広く使われている汎用3次元CAD「DRA- CAD」の開発/販売を手がける建築ピボットから、計画敷地の建物ボリューム検討、日影/天空率計算が行えるプログラム「LABSS」が発売された。日影計算ソフト「LAB-S1」、逆日影計算ソフト「LAB-S2」、天空率計算ソフト「LAB- SKY」を統合したソフトで、適合建物の自動生成機能などが追加されている。

操作手順を示してくれるナビゲーションメニュー

 建築可能なボリュームを算出する、いわゆる「企画型プログラム」では、一般に、敷地形状などの与条件を「文字」で入力する方法と、「図」で入力する方法がある。計算結果次第でプロジェクトの方針が決まるため、特に図形による入力ではCAD並みの精度が求められる。
 その点、LAB-SSは、与条件を確実かつ効率よく入力できるように工夫されている。その1つが、業務フローに応じて操作を誘導してくれるナビゲーションメニューだ。ナビゲーションメニューは、設計事務所や工務店など業態ごとに用意されている。メニュー項目をクリックすることでコマンドを実行できるため、作業段階を把握しながら入力を進められる。

DRA-CAD開発のノウハウを生かし、CADとの連携が容易

 LAB-SSは日影/天空率関連の確認申請に添付する書類の出力も可能だ。この手のソフトは、建築設計の「入口」と「出口」にかかわるため、CADとの連携が必須となる。LAB-SSにはDRA-CADの開発で培われたノウハウが詰め込まれているので、CADとの親和性は高い。
 LAB-SSで図形を入力する場合、CAD図面や画像を読み込み、それを下図にしてトレースする方法と、CADデータを敷地や建物の入力データに変換して利用する方法の2通りがある。入力した図形や計算結果は、DWG/DXF/JWW形式などのCADデータとして保存できる。与条件や計算結果を別のレイヤで管理するという発想もCADライクでわかりやすい。


●図形や計算結果はレイヤ別に管理
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敷地や道路、日影/天空率計算結果は、別のレイヤに作図される。図は、逆日影計算した4つのパターン(朝、昼、夕、高層)のうち、レイヤの表示/非表示を切り替えて夕方の逆日影計算結果だけを表示させた状態










●CADとの親和性が高い入出力機能
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(左)Jw_cadで作成したCADデータを読み込み、トレースして敷地図を作成している状態。元図の交点にスナップすることも可能だ
(右)テンプレートファイル(書式設定済みのマスターシート)を指定することで、提出図書の出力やレ
イアウトが簡単に行える


煩雑な与条件を効率よく入力できる

  2003年1月の建築基準法改正で天空率の概念が導入されてから、こうしたプログラムなしでは法規制から最大ボリュームを求めることが難しくなった。LAB-SSを使えば煩雑な与条件を効率よく入力でき、的確な計算結果が出せる。さらに、きれいにレイアウトして出力できるのだから、導入して損はないソフトといえる。


● LAB-SSの計算機能と入力/作成可能な図
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TEXT:駒田政史(駒田建築設計室)


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