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優れた調湿機能によって結露から家を守る羊毛断熱材...

高性能住宅の建材&設備2017

優れた調湿機能によって結露から家を守る羊毛断熱材

 国産の無垢の木を使いたい、できるだけ接着剤を用いていない建材を使いたいなど、天然素材にこだわる施工者や建て主にお薦めの断熱材が「ウールブレス」。原材料の70%以上にニュージーランド産の羊毛を使用した羊毛断熱材である。羊毛を構成するちぢれた繊維と繊維の間に空気の層をつくり、外からの空気の進入を防いで高い断熱性能を発揮する。

 羊毛の特筆すべき性能は、「吸放湿性」である。その吸湿量は綿の約2倍、ポリエステルの約40倍といわれており、繊維の中でもずば抜けている。

 たとえば、ウールブレスを指定の環境下におき、相対湿度を75%から50%に変化させた場合、吸放湿性能を示す美しい波形を描いたグラフとなる(表1参照)。75%ではウールブレス自身の湿度は約35%まで上昇するが、反対に50%では0%に近づくまで下降する。周りの環境に合わせて吸放湿するのがわかるだろう。この優れた吸放湿性能がウールブレス最大の特徴であり、壁内結露防止の有効な一手となる。

 

 結露とは、室内と室外の気温差によって生まれた水蒸気が、壁内に進入して水へと形を変えること。ウールブレスなら壁内に進入した水蒸気を吸放湿し、周囲の湿度を4060%にコントロールするため、結露の発生を抑制することができる。

 建材としての羊毛の利点としてもうひとつ、ホルムアルデヒドの吸着が挙げられる。羊毛を構成するのは極めて複雑な構造のタンパク質。そのタンパク質には吸着性をもつアミノ基とカルボキシル基が存在し、空気中に浮遊する揮発性化学物質などを吸着・固定して、再放出させない性質をもつ(表2参照)。発生後、数分後から繊維内に吸着を始め、4時間後にはほぼ完全に吸着する。

 また、前述のように湿度をコントロールすることにより、

アレルギーの原因となるダニを生息させない環境(湿度55%以上)に保つので、子どもたちをアレルギー反応から守ってくれる。天然の素材を生かした断熱材で、結露はもちろん、アレルギーの発症を抑える健康的な住まいを目指したい。




呼吸する羊毛断熱材

ニュージーランド産の羊毛を原材料として使用している。

最終工程では180℃のオーブンを通過するので、清潔。

羊毛のもつ自然な色合いを生かしている

メインカット1.jpgのサムネール画像

メインカット2.jpgのサムネール画像







吸放湿性能試験

ウールブレスを指定の環境下におき、

相対湿度を変化させた場合の湿気の吸収量と放出量を調査。

ウールブレスの高い吸放湿性能がわかる

表1.jpgのサムネール画像のサムネール画像



ホルムアルデヒド吸着試験

ウールブレスは部屋の中に発生したホルムアルデヒドを吸着する。

4時間後にはほぼ完全に吸着。

一度繊維内に吸着させると、再放出することはない

表2.jpgのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像





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アイティエヌジャパン

Tel0743-59-0569

http://www.itnjapan.com

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