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    <title>建材・設備の最前線</title>
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    <updated>2008-07-02T02:08:29Z</updated>
    <subtitle>建材や設備の製品レビュー</subtitle>
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    <title>【THEME-06】 遡れば明治時代　北米材と日本の100年</title>
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    <published>2008-06-26T08:15:24Z</published>
    <updated>2008-07-02T02:08:29Z</updated>

    <summary>主要輸入木材は、今も昔もカナダから</summary>
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        <name>xk_editor</name>
        
    </author>
    
        <category term="カナダ建材" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
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        <![CDATA[<p>日本では手に入りにくい木材を調達したり、量を確保することで価格の安定化を図ることが、木材を輸入する目的である。特にカナダからは、豊富な森林資源を背景に積極的な輸入が行われ<strong>［写真1・2］</strong>、明治期から今日に至るまで、日本の住宅との関わりは深い。ここでは、そんなカナダ材と日本の住宅の関係をたどってみたい。</p><br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img class="mt-image-left" style="FLOAT: left; MARGIN: 0px 20px 20px 0px" alt="写真1・2" src="http://www.xknowledge.co.jp/kenchi/kenzai_review/06canada-p1.jpg" width="576" /></span>
<p><font size="-2"><strong>写真1・2</strong>：カナダでは広大な森林を背景に、古くから林産業が栄えた。大径木が育つのも100 年以上前から優れた森林経営がなされてきた証拠</font></p><br />
<p><b>関東大震災で大量輸入</b></p><br />
<p>カナダ材は、アメリカ材とともに北米材と呼ばれ、ひとくくりで扱われることが多い<strong>［図］</strong>。北米から木材がもたらされたのは、江戸時代末期にペリー提督が幕府に献上したベイマツ（オレゴンパインと呼ばれた）の板が最初とされる<strong>［表］</strong>。本格的な輸入は明治に入ってからで、造船用として明治10年ごろからベイマツが、明治14～15年から板材のベイスギ（ウェスタンレッドシダー<strong>［※］</strong>）が輸入されていたなど諸説あるが、いずれにしても北米から木材輸入が開始されて、すでに100年以上が経過していることになる。</p><br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a title="" href="http://www.xknowledge.co.jp/kenchi/kenzai_review/06canada-zh.jpg" rel="lightbox"><img class="mt-image-center" style="MARGIN: 0pt 20px 20px 0pt; TEXT-ALIGN: center" alt="図・2006年度主要外国産製材品の輸入量、表・北米材にまつわる出来事" src="http://www.xknowledge.co.jp/kenchi/kenzai_review/06canada-zh.jpg" width="650" /></a></span><br /><br />
<p>カナダ材がひときわ存在感を示したのが、大正12年に発生した関東大震災の復興材としての緊急輸入である。復興には大量の木材が必要とされたため、政府は輸入材を調達することを決定し、アメリカとカナダから木材を大量輸入する契約が結ばれた。これにより、北米材の高い供給能力が改めて認識されることとなった。<br />戦前の北米材輸入の中心はベイマツとベイスギ、そしてベイツガだった。なかでもベイマツは、日本では手に入りにくい長尺材として重宝され、造船や大規模木造建築に利用された。杭丸太としての利用も多く、旧丸の内ビルディング解体時に支持杭として利用されていたベイマツが出土したのは有名な話である。</p><br />
<p><font size="-2"><strong>［※］</strong>ウェスタンレッドシダーはヒノキ科ネズコ属だが、価格が高かった秋田スギの代替品として利用され、色が似ていたこともありベイスギと呼ばれるようになった</font></p><br />
<p><b>戦後の住宅ブームを支える</b></p><br />
<p>関東大震災以上に日本の家屋に甚大な被害を与えたのが太平洋戦争で、終戦直後の住宅不足は400万戸以上といわれる。建築資材としての木材需要は大きく、パルプや繊維（レーヨン）の原料としても大量に必要とされたため、木材資源の絶対的な不足が問題となった。しかし、大戦をはさんだ乱伐によって日本の山林は疲弊しており、木材の価格も不安定だったため、増大する国内の需要に応え、日本の山林を育成し木材価格を安定させるには、海外からの輸入が不可欠だった。</p><br />
<p>高度経済成長期に入ると、住宅着工が増加し、木材の需要はさらに拡大した。昭和35～36年にかけて国産材の価格が急騰し、政府は木材価格の安定化のために外材の輸入量を増加。以後、北米材は日本の住宅ブームを支え、木材不足の解消に寄与することになる。</p><br />
<p>なかでも大正期以来、重要な役割を果たしたのが、カナダを中心に現地工場で製材されるベイツガだった。カナダのブリティッシュ・コロンビア州（以下、BC州）では、丸太の輸出禁止を受けて、製材品の輸出に積極的に取り組み始めたころである。戦後初の輸入が行われた昭和27年以降、ベイツガは安価で安定して供給される角材として柱などに大量利用されてきた。</p><br />
<p><b>枠組壁工法の与えた影響</b></p><br />
<p>木材の供給にとどまらず、技術の提供も盛んに行われた。昭和49年には枠組壁工法（ツーバイフォー工法）がオープン化され、耐火や断熱、防湿技術など、北米で膨大な研究費を費やして蓄積されてきた技術が、日本の木造建築に大きな影響を与えた。当時、木造建築は火災に弱いとされ冷遇されていたが、不燃材料を用いたツーバイフォー住宅が火災に強いことが証明されたことで、木造建築の研究が活気づいた。その後の木造3階建て共同住宅や準耐火木造建築、耐火構造認定に至る、木造建築の技術革新と質的向上に貢献したのである。</p><br />
<p>こうした流れのなかで、カナダでは204材が積極的に出荷され、SPF（スプルース・パイン・ファー）の人工乾燥材（KD材）がその大半を占めるようになった。日本の住宅にKD材が本格導入されたのは、これが初めてのことだった。204材は、現在でも最も安く手に入る4面プレナー掛けKD材の1つであり、最近では軸組構法の垂木や根太などに活用する動きも見られる。これらの材については、日本市場向けに特殊な選別基準「Jグレード」が設けられ、生産工程でそれをクリアしたものだけを抜き取って出荷するという細かな作業が行われている。</p><br />
<p>ベイツガの品質向上も進められた。ベイツガは、木材全般が未乾燥材だった時代に低価格住宅に大量に使われたため、逆に悪いイメージが付きまとうという皮肉な結果となった。その後、製材技術の向上や品質管理の徹底が図られ、平成13年にはカナダツガE120の選別基準を策定、強度に関する国土交通大臣認定も取得した。</p><br />
<p><b>エコ×上質　カナダの建材</b></p><br />
<p>現在、カナダから日本に輸出されている主な住宅関連製品を紹介しよう。</p><br />
<p><i>1｜製材品</i><br /></p>
<p>204材（SPF）を筆頭に、軸組構法向け構造材のカナダツガやベイマツ、ベイヒバ、外構や外装に多く使用されるウェスタンレッドシダーなどがある。雨量が多いBC州沿岸地域では大径木が生育し、代表的な5樹種（カナダツガ、ベイマツ、スプルース、ベイヒバ、ウェスタンレドシダー）の征目や長尺材が生産される。</p><br />
<p><i>2｜2次加工品</i><br /></p>
<p>木材を加工した、サッシ、キッチンキャビネット、階段、フローリング、玄関・内装ドア、モールディングなどが生産される<strong>［写真3～5］</strong>。良質な木材が入手しやすいことから、2次加工産業が発達した。熟練した職人の技から最新のコンピュータ制御による加工まで、優れた生産技術を誇る。ベイマツ、ヘムロック（カナダツガの別称）、ウェスタンレッドシダー、パイン、ウェスタンコーストメープルなど、幅広い樹種が利用されている。</p><br />
<p><i>3｜エンジニアードウッド</i><br /></p>
<p>カナダの合板は、シックハウス問題が浮上する前から、ノンホルムアルデヒドを実現していたことで知られている。昨今では、同じ構造用面材としてOSBも需要を増やしている。また、小屋組の合理化や大架構を204材で実現する木製トラスもカナダの技術である。これらの製品は木材資源の有効活用にもつながるため、今後ますます利用が拡大するものと期待されている。</p><br />
<p><i>4｜パッケージ住宅</i><br /></p>
<p>カナダの建築様式をキット化したもの。太い丸太が採れるカナダならではのログハウス<strong>［写真6］</strong>や、大断面材を使ったティンバーフレームがある。いずれも設計の自由度が高く、日本の生活習慣に合わせてアレンジできる。</p><br />
<p><i>5｜家具・プロダクト</i><br /></p>
<p>バンクーバーを拠点に活躍するカナダ人の家具・インテリアデザイナーが注目を集めている。豊かな自然環境や、日頃から身近に触れられる木材が発想の原点になっており、作品にも積極的に木材が使われている<strong>［写真7］</strong>。</p><br />
<p>以上見てきたように、北米材は国産材を質的・量的に補完する役割を期待され、高度経済成長期の住宅ブームの時代からは主要な木材として大量に輸入されてきた。お互いに木造建築が多い国という関係から、技術的な交流も盛んに行われている。<br />地球温暖化対策が最重要課題となった今、CO<font size="-2">2</font>排出量削減に木材の活用は不可欠であり、持続可能な森林経営から産出されるカナダ材の重要性はますます認識されることだろう。（出町正義）</p><br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img class="mt-image-left" style="FLOAT: left; MARGIN: 0px 20px 20px 0px" alt="写真3～7" src="http://www.xknowledge.co.jp/kenchi/kenzai_review/06canada-p2.jpg" width="403" /></span>
<p><font size="-2"><strong>写真3</strong>：木製のキッチンキャビネット。日本向けのサイズはもちろん、Ｆ☆☆☆☆にも対応<br /><strong>写真4</strong>：断熱効果の高い木製ドアは、木の質感が重厚感を与える<br /><strong>写真5</strong>：ムクの単板を貼った集成単板パネリング材もある。写真は天井に採用した例<br /><strong>写真6</strong>：大径木が採れるカナダならではのログハウス<br /><strong>写真7</strong>：BC州出身のデザイナーによるアルダーの小径木を用いたブロック。「100 ％ Design Tokyo 2007」にも出展された</font></p><br /><br />
<p>写真：Forestry Innovation Investment　<a href="http://www.bcforestinformation.com/" target="_brank">http://www.bcforestinformation.com</a>（写真1）</p><br />
<p>参考文献：『木造住宅における技術革新』（水谷達郎著）、『杉山英男の語り伝え』（杉山英男著）、『米材百年史』（日本米材協議会）、『二十年のあゆみ』（日本木材輸入協会）、『五十年のあゆみ』（日本木材輸入協会）</p>]]>
    </content>
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    <title>【THEME-05】 瓦が守り続けた歴史的な日本の町並み</title>
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    <published>2008-05-28T04:05:47Z</published>
    <updated>2008-05-28T07:47:50Z</updated>

    <summary>愛すべき日本の風景は「瓦」なくして語れない</summary>
    <author>
        <name>xk_editor</name>
        
    </author>
    
        <category term="瓦" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.xknowledge.co.jp/kenchi/kenzai_review/">
         
        <![CDATA[<p><b>瓦あってこその歴史的風景</b></p><br />
<p>四国山地と阿讃山脈に挟まれ、吉野川が悠々と流れる――豊かな自然のなかで、脇町（徳島県美馬市）はゆっくりと時を刻んできた。その一画に、時の流れが止まったかのような古い町並みが残る<strong>［写真1～3］</strong>。通称「うだつの町並み」と呼ばれるこの地区は、1988年に重要伝統的建造物群保存地区に指定され、毎年修復・修景が行われてきた。白い壁に本瓦を載せた塗屋造り<strong>［※］</strong>の建物や土蔵が、500mの道筋に100件近く軒を連ねる。</p><br /><p>ここに田村家という300年続いた町屋がある。この家の屋根は葺土の上に平瓦を4枚重なるように葺いている。2寸5分（75 ㎜）ずつずらすという葺足の細かさが、この家を長年にわたり支えてきた<strong>［図1］</strong>。なぜなら瓦が1枚割れても水が漏らないからである。この瓦があって家は残り、この瓦なくしては町並みもまた残らなかったに違いない。 </p><br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img alt="写真1～3" src="http://www.xknowledge.co.jp/kenchi/kenzai_review/05kawarap1-3.jpg" class="mt-image-left" style="margin: 0pt 20px 20px 0pt; float: left;" width="640" /></span>
<p><strong>写真1</strong>：山の緑に薄墨色の瓦屋根が映える</p><p><strong>写真2・3</strong>：脇町には築100年以上の民家が多く残る。古くなった本瓦の古色は、温かみがあり、人工的にはつくり出せない味わいがある。写真2の右側がうだつ（壁）</p><br />
<p><strong>※</strong>外側の壁のみを漆喰などで塗った造り</p><br />
<p><b>本瓦と桟瓦</b></p><br />
<p>うだつの町並みの重厚さは本瓦が醸し出すもので<strong>［写真2］</strong>、桟瓦とは違う味わいがある。本瓦を理解することは、この町の民家を知る大切な手掛かりになるであろう。この地域では、本瓦の地葺材に野地板を使っていなかった。垂木の上に割竹を並べ、その上に茅を敷く。茅の上には6～10 ㎝ほどの土を盛り、そこに平瓦をずらしながら3、4枚重ねて葺く。平瓦の左右には9㎜程の目地ができ、それをカバーするために丸瓦を載せる<strong>［図1］</strong>。こうしてつくられた本瓦葺きは重い。空積みの桟瓦の4倍以上の重量になる。
</p><br />
<p>重さの大半を占めるのが葺土だ。しかし、この葺土にも役割がある。雨が降ると水は瓦に浸み込み、下の葺土まで達し、土に湿気が蓄えられ、晴れると湿気は瓦の表面や隙間から排出される。つまり本瓦の屋根は、葺土の助けを借りて呼吸するのだ。</p><br />
<p>下葺材に茅を使用するのも、葺土を厚く盛るのも、より屋根の呼吸を促し、室内環境を守るためである。そのためであろうか。10㎝以上の葺土を敷いた屋根の下には、貴重な商品や家財が置かれていた。温湿度の変化や雨漏り、そして火災から家を守るために、葺土は欠かせないものだったのである。
</p><br />
<p>これとは対照的に、本瓦に対する桟瓦の優位性は軽さである<strong>［図2］</strong>。5～6㎝の重なりだけで葺き、割れたら、その瓦だけを差し代えれば済む利便性が広く普及した理由だ。</p><br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image">
<a href="http://www.xknowledge.co.jp/kenchi/kenzai_review/05kawara-z1.jpg" rel="lightbox" title="">
<img alt="図1・脇町の本瓦葺き図" src="http://www.xknowledge.co.jp/kenchi/kenzai_review/05kawara-z1.jpg" class="mt-image-left" style="margin: 0pt 20px 20px 0pt; float: left;" width="300" /></a></span>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image">
<a href="http://www.xknowledge.co.jp/kenchi/kenzai_review/05kawara-z2.jpg" rel="lightbox" title="">
<img alt="図2・桟瓦葺き図" src="http://www.xknowledge.co.jp/kenchi/kenzai_review/05kawara-z2.jpg" class="mt-image-left" style="margin: 0pt 20px 20px 0pt; float: left;" width="300" /></a></span><br /><br />

<p><b>瓦葺きの見分け方</b></p><br />
<p>瓦葺きの良し悪しの見分け方をご存じだろうか。建物の正面から見るよりも、斜めから見ると分かると言われている。本瓦葺きならば、まず屋根全体を斜めに見渡せる位置に立ち、軒先の丸瓦と丸瓦の間から平瓦が見えなくなる地点を探す。そこから斜め上に目線を上げ、その線が直線に見えたら良く葺けた屋根だと言われている。
</p>
<p>桟瓦も同様に、建物の左下から見て右上りに斜めに見上げ、瓦の角部分が規則正しく揃っていれば、良く葺けたことになる。瓦の角を結ぶ斜めの線を職人は雁足と呼び、この雁足の美しさが桟瓦の命だ。</p><br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img alt="写真4" src="http://www.xknowledge.co.jp/kenchi/kenzai_review/05kawara-p4.jpg" class="mt-image-left" style="margin: 0pt 20px 20px 0pt; float: left;" width="300" /></span>
<p><strong>写真4</strong>：脇町の保存整備のコンセプトは、「本物志向の町づくり」。民家の再生、景観保存活動に町全体が積極的に取り組んでいる</p><br />
<p><b>風土が生んだ瓦</b></p><br />
<p>四季折々の変化は日本の風土であり、瓦もその時どきに合わせて表情を変える。日差しの強い夏は白っぽく、冬は黒っぽく見える。雨に濡れるとしっとり落ち着き、晴れるとキリリと光を放つ。それは同時に、夏は遮熱、冬は保温、梅雨どきには除湿など、機能面でも四季の変化に対応する。ほかにも、塩害、結露、酸性雨、積雪など過酷な環境にも耐え得る能力をもつ。</p>
<p>瓦を載せただけで和のイメージをつくり上げる圧倒的な存在感。それは日本の風土を生き抜いてきた和瓦の自信の現れである。</p>
<p>瓦職人が必ず口にする言葉がある。一に雨漏り、二に耐久力、そして必ず三には美しさを添える。この3つは瓦屋根において、切り離せないものなのであろう。雨漏りがなく、割れずに葺くことができれば屋根は美しくなり、反対に美しい甍いらかは丈夫で雨漏りしない屋根だと信じられているからである。</p>
<p>（最勝寺靖彦＋SOFT UNION）</p>
<p>写真：最勝寺靖彦</p>]]>
    </content>
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    <title>【THEME-04】 健康被害を出さないための住宅設備・建材選びのポイント</title>
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    <published>2008-02-19T15:00:00Z</published>
    <updated>2008-04-22T11:10:11Z</updated>

    <summary>健康的な住まいとは？</summary>
    <author>
        <name>編集部</name>
        
    </author>
    
        <category term="内装材" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.xknowledge.co.jp/kenchi/kenzai_review/">
        
        <![CDATA[<p><b>自然素材＝健康住宅ではない</b></p><br />
<p>室内環境汚染による健康被害、いわゆるシックハウス症候群<strong>［図1］</strong>が社会的な関心を集めたのは、1990年代後半のことである。安らぎの場所であるはずの住宅が、住まい手の健康に被害を及ぼしては意味がない。そこで、2003年に施行された改正建築基準法によりシックハウス対策が義務付けられた。その後、事態は沈静化したように見えるが、自然素材や健康志向をうたった建材は現在も多く出回り、健康に住まえる住宅への関心はいまだに高いことをうかがわせる。</p><br />
<p>それでは、健康な住まいとはどのようなものなのか。「健康住宅」の研究を行っているNPO法人日本健康住宅協会（以下、KJK）の安藤研治常務理事は、「化学物質への対策を施しただけでは健康住宅とは言えない」と警鐘を鳴らす。KJKの定義する健康住宅のイメージは<strong>図2</strong>のとおりだ。建築・設備のハード面と、住まい方・メンテナンスのソフト面がカバーされてこそ健康住宅といえるのだという。</p><br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image">
<a href="http://www.xknowledge.co.jp/kenchi/kenzai_review/sumai4.jpg" rel="lightbox" title="">
<img alt="" src="http://www.xknowledge.co.jp/kenchi/kenzai_review/sumai4.jpg" class="mt-image-left" style="margin: 0pt 20px 20px 0pt; float: left;" width="640" /></a></span><br />

<p><b>住宅の「臭い」と「換気」が問題</b></p><br />
<p>KJKでは、'98年から健康住宅に関する相談窓口を設けている。相談内容はシックハウスや化学物質に関するものが上位を占めるが、年別の推移を見ると、それらの相談件数は年々減少傾向にあることが分かる<strong>［図3］</strong>。</p><br />
<p>一方、増加傾向にあるのが臭いや換気に関する相談である。特に臭いに関する相談の増加は著しい。<br />'04年までは15％程度だった相談件数が、'05年には40％まで増加している。具体的には、カビ臭や腐敗臭、ペット臭などについての相談が多いという。住宅業界では今後、臭いに対する対策も重要な課題となってくるだろう<strong>［写真1・2］</strong>。</p><br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img alt="" src="http://www.xknowledge.co.jp/kenchi/kenzai_review/review_img_sumai3.jpg" /></span><br /><br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img alt="写真1・2" src="http://www.xknowledge.co.jp/kenchi/kenzai_review/review_img_sumai.jpg" /></span><br />
<p>写真1 ・2：健康建材内装タイル「エコカラット」シリーズ（INAX）。調湿効果やVOC 吸着性能に優れ、アンモニアなどの吸着効果もあるため、シックハウス対策だけでなく臭い対策にも有効（写真提供：INAX）</p><br />

<p><b>設計者に求められること</b></p><br />
<p>住宅での健康被害予防策として、設計者側で配慮すべきポイントを安藤氏に挙げてもらった。</p>
<p><i>1｜住宅設備・建材選び</i><br /></p>
[住宅設備]<br />
<ul><li>居室や水廻り、トイレなどの換気設備が正常に機能するような給排気設計をする</li><li>暖房器具に開放型ストーブを使用しない（エアコン、FF式暖房機、床暖房などを選択する）</li></ul>
[建材]<br />
<ul><li>ホルムアルデヒドの発散量が最も少ないF☆☆☆☆建材や、VOCを放散しないものを選ぶ</li></ul>
<p><i>2｜プランニング</i></p>
<p>健康的な住まいを設計・提案するためには「住宅の立地環境」を把握することが重要。その土地の周辺環境や気候風土などをきちんと把握することで、空気や光など自然環境をより効果的に採り入れた住まいづくりができる。また、プランニング時には具体的に次のような点にも注意する。</p><ul><li>結露が発生しやすい北面や隅角部には、できるだけ押入れを設けない</li><li>衣類乾燥機や食器洗浄機、炊飯器から発生する水蒸気の排気に配慮する</li><li>自然換気がとりやすい窓の配置を心がける（1室2窓を原則とする）</li></ul>
<p><i>3｜住まい手へのアドバイス</i></p>
<p>健康被害を出さないためには、住まい手にもある程度の知識が必要だ。設計者は住まい手に対し、住宅のメンテナンス方法や住まい方についてのアドバイスなども行うように心がける必要がある。住まい手の知識について安藤氏は、「特に給気と換気、結露対策について誤った知識をもつ住まい手は多い。KJKでも『住育の日』を定めるなどの活動を行い、住まい方についての正しい知識を広く浸透させていきたい」と語った。</p>]]>
    </content>
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    <title>【THEME-03】 失敗しない！床暖房×ムク材仕上げ</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.xknowledge.co.jp/kenchi/kenzai_review/2008/01/post.html" />
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    <published>2008-01-19T15:00:00Z</published>
    <updated>2008-04-22T11:10:43Z</updated>

    <summary>冬でも素足で過ごせるリビングを提案しよう！</summary>
    <author>
        <name>xk_editor</name>
        
    </author>
    
        <category term="床材・床暖房" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.xknowledge.co.jp/kenchi/kenzai_review/">
        
        <![CDATA[<p>床暖房のムクフローリングは、繰り返される加熱によって表面割れや隙、反り、ねじれなどが生じるため、「変形を受け入れられる建築主」でなければ使えないものであった。しかし昨今、加熱による変形を抑えた「床暖房対応ムクフローリング」のラインナップが充実してきている。ムク材である限り伸縮しないとはいえないまでも、多くの場合、使用に支障はなく、気にもならないレベルである。以下に、床暖房対応ムクフローリングの性能や品質について、押さえておきたいポイントをまとめたので参考にされたい。</p><br />

<p><i>1｜樹種</i></p>
<p>ムクフローリングには、表面強度のある広葉樹が用いられることが多い<strong>［写真1］</strong>。床暖房対応の観点からも、水分の吸放出が比較的多い針葉樹よりも広葉樹のほうが適しているとされている。しかし、最近ではヒノキやアカマツなどでも、高い乾燥技術により、安定した製品が出てきている<strong>［写真2］</strong>。</p><br /><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img alt="写真1・2" src="http://www.xknowledge.co.jp/kenchi/kenzai_review/yukap1-2.jpg" class="mt-image-left" style="margin: 0pt 20px 20px 0pt; float: left;" width="640" /></span>

<p><strong>写真1（左）</strong>：ヨーロピアンビーチの施工例。細かい木目と白い木肌がリビングに高級感を与える。ヨーロピアンビーチは、ドアや階段の突き板にも使われているのでコーディネートすることも可能だ（写真提供：永大産業）<br />
<strong>写真2（右）</strong>：木曽ヒノキの施工例。針葉樹ならではの適度な柔らかさと硬さをもち、日本になじみ深い素材感で洋室・和室ともに合わせやすい（写真提供：加藤木材産業）</p><br />

<p>また、丸太のどの部分を使っているかもポイントである。柾目・板目・追柾目の3パターンがあるが、狂いにくいのは柾目である。板目は乾燥すると木表側に凹状に反りやすく、幅方向の伸縮も柾目より大きい。しかし板目でも、適切な含水率管理や熱処理を行っていれば十分反りを抑えることはできる。</p><br />

<p><i>2｜含水率</i></p>
<p>一般的なムクフローリングの含水率が10～12％程度であるのに対し、床暖房用は5％前後まで下げる。<br />
このため乾燥工程は一般のムクフローリングよりも長い。この工程で、いかに素材感を損なわずに乾燥するか、メーカーの技術が問われる点である。</p><br />

<p><i>3｜寸法</i></p>
<p>床暖房対応ムクフローリングの寸法は、幅65～75 ㎜・厚さ15 ㎜が標準といえる。しかし、素材感をより楽しめる幅広のニーズも少なくないため、80 ㎜以上の幅広サイズをラインナップしているメーカーもある。</p><br />
<p>また、複合フローリングと同様の12㎜厚を実現した製品も出てきている。ムク材は比熱が高いため、複合フローリングと比べて温まるのに少し時間がかかる。薄くすることで、温まるまでの時間が短縮され、かつ熱貫通率も上がるため、エネルギーの消費量を抑えることもできる。</p><br />
<p>現在、床暖房に対応するムクフローリングには明確な品質基準がない。ガス会社がガス式温水床暖房に対して、ほかの床材同様の条件でムクフローリングの性能試験を行っているので、目安の1つにするとよいだろう<strong>［表］</strong>。</p><br />

<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image">
<a href="http://www.xknowledge.co.jp/kenchi/kenzai_review/yukah.jpg" rel="lightbox" title="">
<img alt="表" src="http://www.xknowledge.co.jp/kenchi/kenzai_review/yukah.jpg" class="mt-image-left" style="margin: 0pt 20px 20px 0pt; float: left;" width="400" /></a></span><br />
※あくまで推奨品であり、製品の品質を保証するものではない
]]>
    </content>
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    <title>【THEME-02】 ALC建築を守れ！外壁補修工法の最前線</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.xknowledge.co.jp/kenchi/kenzai_review/2007/11/alc.html" />
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    <published>2007-11-19T15:00:00Z</published>
    <updated>2008-04-22T11:12:00Z</updated>

    <summary>ALCメーカー参入でグレードアップするALC外壁メンテナンスの現状</summary>
    <author>
        <name>xk_editor</name>
        
    </author>
    
        <category term="ALC" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
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        <![CDATA[<p><b>ALCの耐久性を生かす</b></p><br />
<p>耐久性に優れるALCだが、ALCパネルそのものは高い耐久性を有しているものの、ALCパネルに施されている塗装や目地のシーリングなどは、同様の耐久性を有しているわけではない。したがって、ALC外壁のメンテナンスは欠かせないのだが、大半の既存建築のALC外壁は、竣工以降そのまま放置されているか、表面塗装の塗り替えなど美観のための改修がなされているのが現状である。</p><br />
<p>木造、鉄骨造に限らず既存建物の寿命が伸ばされていくなか、耐久性に優れるALCパネルの能力を最大限に発揮させるには、外壁の劣化状況に応じた適切なメンテナンスが欠かせない。ここでは、ALCメンテナンスの概要とその最新技術を紹介する。</p><br />
<p><b>3つのメンテナンス手法</b></p><br />
<p>ALC外壁のメンテナンスといっても、劣化や破損状況などに応じて、その内容は大きく異なる。基本的には以下の3点が主な内容と考えてよい。</p><br />
<p><i>1｜シーリングのメンテナンス</i></p>
<p>ALCパネルのジョイントは、基本的にシーリングを打つことで納められている。しかし、シーリングは経年劣化するものであり、必要に応じて打替えや増打ちを行う必要がある<strong>［写真1・2］</strong>。ALCパネル外壁では、このシーリングが防水上大きな役割を担っているので、重要度の高いメンテナンスといえる。</p><br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img alt="写真1・2" src="http://www.xknowledge.co.jp/kenchi/kenzai_review/alcp1-2.jpg" class="mt-image-left" style="margin: 0pt 20px 20px 0pt; float: left;" width="640" /></span>
<p>写真1：破断したシーリング目地<br />
写真2：破断したシーリングを除去し、新たにシーリングを打ち直している様子</p><br />
<p><i>2｜塗膜のメンテナンス</i></p>
<p>塗装もシーリングと同様に紫外線を受け続けることで経年劣化が起こるものである。ほかの外装材にも共通することだが、塗膜がALCパネル本体やシーリングを保護する役割をもっているため、外装材を長持ちさせるうえで塗膜のメンテナンスは欠かせない。ALCメーカーのクリオンでは、既存塗膜の状況に応じて重ね塗り工法を選択できる「クリオリーナ塗装システム」をラインナップしている。なお、既存塗膜の劣化がひどく、重ね塗りが難しいと判断される場合は、既存塗膜を除去して、再度塗り直す必要がある。</p>
<p><i>3｜不具合の補修など</i></p>
<p>長年にわたりメンテナンスが行われていない場合や厳しい使用環境にさらされている場合、そのほか偶発的な事故などによって、ALCパネルそのものに損傷や不具合が発生している可能性がある。</p><br />
<p>よく見られるのが、ALCパネルの素地や塗膜に発生する微細なひび割れだ<strong>［写真3・4］</strong>。この微細なひび割れは、そのままにせず、表面保護材などを素地や既存塗膜に直接塗布する必要がある。</p><br />
<p>また、コンクリート下地などでよく見られる白亜化（チョーキング）や膨れ、浮きなどが、ALCパネルの表面に見られることもある。コンクリート下地同様に素地調整などを行う必要がある<strong>［写真5～10］</strong>。</p><br />
<p>地震や、外壁が直接受けた衝撃、鉄筋の爆裂などでALCパネルが破損した場合、破損が軽微であれば、適切な補修によって対応できる。ただし、ひどく破損していれば、状況によっては張り替えを選択する。なお、現在のALC製品は意匠面や品質面で大きく向上しているので、破損に限らずコストや建物用途など諸条件によっては、張り替えを選択したほうがよりメリットを得られる場合もある。</p><br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img alt="写真3・4" src="http://www.xknowledge.co.jp/kenchi/kenzai_review/alcp3-4.jpg" class="mt-image-left" style="margin: 0pt 20px 20px 0pt; float: left;" width="640" /></span>
<p>写真3：ALC パネルの表面に発生した微細なひび割れ<br />
写真4：ひび割れなどを補修する表面保護材の塗布</p><br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img alt="写真5・6" src="http://www.xknowledge.co.jp/kenchi/kenzai_review/alcp5-6.jpg" class="mt-image-left" style="margin: 0pt 20px 20px 0pt; float: left;" width="640" /></span>
<p>写真5・6：ALC パネルの表面に発生した白亜化（左）と膨れ（右）。コンクリートやセメント版によくみられる不具合はALCにも発生することがある</p><br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img alt="写真7～10" src="http://www.xknowledge.co.jp/kenchi/kenzai_review/alcp7-10.jpg" class="mt-image-left" style="margin: 0pt 20px 20px 0pt; float: left;" width="640" /></span>
<p>写真7～10：アスリートでALC外壁の再塗装と同時に施工した塗装部位。左上から屋根、軒天、ベランダ床、基礎立上り面。このほか、鉄製のドア枠・雨戸、樋、木材部分などにも対応する</p><br />
<p><b>メンテの質を高める専用資材</b></p><br />
<p>ここまで解説した3つのメンテナンスは、良心的な外壁改修工事では以前から行われているが、近年ALCメーカーがこの分野に参入し始めてから、メンテナンスの内容が大きくグレードアップしてきている。</p><br />
<p>ALCメーカーで共通しているのが、責任施工による高品質の診断・補修システムである。材料の特性を隅から隅まで知っているメーカーに蓄積された経験や技術、そしてこれらをフルに発揮し得る高い専門性をもつ人材によって、高品質のALCメンテナンスが可能になった。</p><br />
<p>ALCメンテナンスに付随する外装全般を請け負う商品も出てきている。旭化成建材の商品「アスリート」は、屋根、バルコニー床、基礎立上り面など、外壁塗り替え工事に付随する部位の塗り替えも請け負う。外壁の塗り替え時の足場の有効利用や、外装を一体で塗り替えたいという消費者のニーズを捉えた意欲的な試みだ。</p><br />
<p><b>付加価値を与える専用塗料</b></p><br />
<p>メンテナンスといっても、ただ原状を回復するだけでなく、ALC外壁に新たな付加価値を与える製品も登場している。キーワードは、「低汚染」「高耐久」だ。</p><br />
<p><i>1｜低汚染性</i></p>
<p>建物の不動産価値を考えるのであれば、外壁が汚れにくいというのは、性能上重要なポイントである。新築物件でも低汚染性（セルフクリーニング性）を付加した製品が盛んに使われるようになっているが、汚れが恒常化している既存建物であれば、その重要度はさらに高いといえる。ALCメーカー各社では、低汚染性を付加した専用塗料もラインナップしている。</p>
<p><i>2｜高耐久性</i></p>
<p>シリコーン・フッ素樹脂塗料やセラミック塗料など、耐久性・耐侯性に優れるトップコートが中低層建築にも使われるようになってきている。下地を長期間保護し、メンテナンスの頻度を極力抑えるこうした塗料の性能は、ALCメンテナンスにおいても同様に必要なものであり、ALCメーカー各社は専用の高性能のトップコートをラインナップしている。<br />そのほか、防カビ性・防藻性を付与した塗料、環境負荷の少ない水系塗料なども、ALC用に開発されている。</p><br />
<p><b>意匠性を向上させる製品群</b></p><br />
<p>付加価値は性能面に留まらない。各社ともメンテナンス用に開発した、豊富なカラーやテクスチュアの塗り材をそろえている。<br />
また、塗料ではないが、意匠性を向上させるという意味で特筆すべきものとして、旭化成建材の半乾式タイル工法「タイルでR」が挙げられる<strong>［写真11～13］</strong>。これは、既存ALC外壁の上から本格タイルを施工するというもの。同製品用に開発された乾式の下地が、既存外壁の挙動を吸収する仕組みをもつため、ALCパネルの割付けに応じた目地をタイル面に設ける必要がない。また、市販の二丁掛けタイルなどを取り付けられるため、高級感のある意匠を表現できる。</p><br />
<p>建物の長寿命化とともに、その重要性が増してきているALCメンテナンス。専用材料や高機能材料、デザイン性の高い製品などがラインナップされてきたことで、不動産価値や建物性能の面でもその質をグレードアップする仕組みが整備されつつあるといえよう。</p><br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img alt="写真11～13" src="http://www.xknowledge.co.jp/kenchi/kenzai_review/alcp11-13.jpg" class="mt-image-left" style="margin: 0pt 20px 20px 0pt; float: left;" width="640" /></span>
<p>写真11 ：施工されたタイルと専用下地材「タイルキャッチャー」<br />
写真12 ：タイル表面のテクスチュア。質感の優れた2丁掛けタイルなどが使える<br />
写真13 ： ALC 下地に「タイルでR」でタイル張りを施した外壁。新築のタイル張り仕上げと見間違えるほどの外観に仕上げられている</p><br />
<p>（写真提供：旭化成建材、クリオン）</p>]]>
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    <title>【THEME-01】 ハウスメーカーに聞く！床材のトレンド</title>
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    <published>2007-09-19T15:00:00Z</published>
    <updated>2008-04-22T11:12:36Z</updated>

    <summary>見えてきた人気床材の新潮流</summary>
    <author>
        <name>編集部</name>
        
    </author>
    
        <category term="床材・床暖房" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.xknowledge.co.jp/kenchi/kenzai_review/">
        
        <![CDATA[<p><b>床材はインテリアの主役に</b></p><br />
<p>床はインテリアのなかでも面積が大きく、部屋のイメージを左右する重要な要素である。床材にこだわる建築主も多く、インテリアはまず床材から決めていくというケースも増えつつある。</p><br />
<p>今や、床材はインテリアの主役だ。<br />ここでは、住友林業、ミサワホーム、三井ホームのハウスメーカー3社の高級仕様におけるフローリングの人気傾向から、現在の床材のトレンドを探る。</p><br />
<p><b>キーワードは「素材感」</b></p><br />
<p>現在のフローリングのトレンドを一言で表すとすれば「素材感」であろう。以前は、フローリングといえば木目の出ない均一な質感をもつものが主流だったが、ここ数年は健康志向や自然素材への関心の高まりとともに、樹木本来の表情を生かしたナチュラルな床材に人気が集まってきている。</p><br />
<p>特に、30～40歳代前半の若い世代を中心に、単板ムクフローリングの人気が高まっている。今回取材した3社のなかでも、三井ホームが床材全体の約10％、住友林業は約21％にムクフローリングを採用していた。</p><br />
<p>樹種はオーク、メープル、チーク、ウォルナットなどが主流<strong>［写真1～3］</strong>。仕上げの方法もそれぞれの樹種のもつ質感を生かしたものが多く採用されている。たとえば住友林業の場合、濃色で木目のはっきりしたチークにはオイル仕上げを施し、淡色で明るい表情をもつメープルはほぼ無着色で使用している<strong>［写真4〜7］</strong>。</p><br />
<p>素材を生かした仕上げ方法は複合フローリングでも同様に人気で、ミサワホームではチーク、メープル、ウォルナットなどの突き板に木目を生かす塗装を施すことで、ナチュラルな風合いの仕上げとしている<strong>［写真8～11］</strong>。</p><br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a href="http://www.xknowledge.co.jp/kenchi/kenzai_review/yuka001.jpg" rel="lightbox" title=""><img alt="写真1" src="http://www.xknowledge.co.jp/kenchi/kenzai_review/yuka001.jpg" class="mt-image-left" style="margin: 0pt 20px 20px 0pt; float: left;" width="318" /></a></span>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a href="http://www.xknowledge.co.jp/kenchi/kenzai_review/yuka003.jpg" rel="lightbox" title=""><img alt="写真4" src="http://www.xknowledge.co.jp/kenchi/kenzai_review/yuka003.jpg" class="mt-image-left" style="margin: 0pt 20px 20px 0pt; float: left;" width="318" /></a></span><br />
<p>写真1（左）：三井ホームのリビングの一例。幅90㎜のローズウッドのムクフローリングを使用し、仕上げはウレタン塗装としている<br />
写真4（右）：北米産のハードメープルを使用した住友林業のムクフローリング。90㎜の幅広の材にウレタン塗装によるクリア仕上げを施している</p><br />

<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img alt="写真2・3" src="http://www.xknowledge.co.jp/images/kenchi/kenzai_review/blogimage/yuka002.jpg" class="mt-image-left" style="margin: 0pt 20px 20px 0pt; float: left;" /></span><br />
<p>写真2・3：カバ（左）、オーク（右）のムクフローリング使用例。メンテナンス性を重視し、仕上げはウレタン塗装を基本としている</p><br />

<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img alt="" src="http://www.xknowledge.co.jp/images/kenchi/kenzai_review/blogimage/yuka004.jpg" class="mt-image-left" style="margin: 0pt 20px 20px 0pt; float: left;" /></span><br />
<p>写真5～7：150 ㎜幅のオークの挽板に「なぐり加工」と呼ばれる立体的な仕上げを施したフローリング（左）と、クリア仕上げのオーク75 ㎜幅ムクフローリング（中央）。竹フローリング（右）は独特の風合いをもつ</p><br />

<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a href="http://www.xknowledge.co.jp/kenchi/kenzai_review/yuka005.jpg" rel="lightbox" title=""><img alt="写真8" src="http://www.xknowledge.co.jp/kenchi/kenzai_review/yuka005.jpg" class="mt-image-left" style="margin: 0pt 20px 20px 0pt; float: left;" width="350" /></a></span><br />
<p>写真8：ミサワホームでは、幅90㎜のウォルナット突き板で高級感を演出する</p><br />

<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img alt="" src="http://www.xknowledge.co.jp/images/kenchi/kenzai_review/blogimage/yuka006.jpg" class="mt-image-left" style="margin: 0pt 20px 20px 0pt; float: left;" /></span><br />
<p>写真9～11：ウォルナット（左）、チーク（中央・左）の複合フローリング使用例。幅はすべて90㎜、突き板表面の樹種の木目を生かした塗装を施している</p><br />

<p><b>幅広・淡色系が増加中</b></p><br />
<p>フローリングの幅といえば、かつては75㎜が主流だったが、最近では素材感を強調する目的で幅広が増えてきた。ムクフローリングの場合、三井ホームが最大で90㎜幅、住友林業では主に90㎜もしくは150 ㎜幅を採用している。</p><br />
厚さは、複合の場合12 ㎜が主流。ムクでは寸法安定性を考慮して15㎜以上が多くなっている。住友林業ではスギ・ヒノキのムクフローリングを使用する場合、柔らかい材の素材感を出すため、30㎜厚としているという。<br />色の濃淡に関しては、最近の建築主の好みの多様化に伴って、各社とも多様な樹種を揃えている。<br />
<p>傾向としては、ナチュラルなイメージが強調される淡色の樹種が増えてきているが、ダークブラウン系の樹種も根強い人気を保っている。ミサワホームでは、中〜高級の仕様ではウォルナットなど濃色の樹種の突き板を151 ㎜や90㎜の広い幅で使用し、高級感を演出することが多いという。</p><br />

<p><b>「エコ」という付加価値</b></p><br />
<p>近年、建材のエコロジー性が求められるようになり、樹木を材料とするフローリングにも、環境に配慮した素材が使用され始めている。なかでも竹は、肌触りもよく、和風テイストの高級感をもつとともに、成長が早いため安定供給が可能な材として注目されている<strong>［写真7］</strong>。今回取材を行った3社でも、三井ホームと住友林業がすでに竹床材を用意、ミサワホームは、竹材に加えて残材を利用した人工木材の床材を開発中という。</p><br />
<p>ムクフローリングを好む建築主は、環境への配慮にも敏感だ。これからの床材にはナチュラルな素材感に加えて「エコ」という付加価値が求められるようになるだろう。</p><br />

<p>（写真提供：写真1～3＝三井ホーム、写真4～7＝住友林業、写真8～11＝ミサワホーム）</p>]]>
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