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ニュース&トピックス

20080215133407_0001.jpg 3月19日から22日に行われた写真/映像関連イベント「フォトイメージングエキスポ2008」(以下、PIE2008)では、最新デジタル一眼レフカメラに混じり、コンパクトデジタルカメラの健闘も目立った。
 ソニーのブースでは、3月7日に発売された「サイバーショットDSC-T300」に注目したい。2007年9月に発売された旧モデル「T200」では「スマイルシャッター」機能が大きな話題を呼んだ。手ブレ補正機能の搭載や28mmからの広角対応、顔認識機能、高感度対応、液晶モニタの大型化など新機能ラッシュも一巡し、市場の飽和感、停滞感が否めなかった2007年下半期、新たな撮影スタイルとして注目を集めたのが笑顔を認識して自動的にシャッターを切るというスマイルシャッターであった。
 T300のスマイルシャッターでは、顔認識の技術をさらに改良し、大人と子供の自動判別を実現。被写体のスマイルレベルを「インジケータ」で表示したり、笑顔の検出感度を3段階で設定するといった調整も可能になった。ほかにも、逆光や夜景などの撮影が難しいシーンを自動認識し、最適な撮影を行えるなど、センサー面の性能向上が一段レベルアップしたことがうかがえた。

IMG_0031.jpg コンパクトカメラで最も注目を集めていたのは、数年前から写真関連展示会で人気を呼び、3月3日に発売されたばかりのシグマの「DP1」だ。コンパクトデジタルカメラながら、同社製デジタル一眼レフカメラ「SD14」と同じAPS-Cサイズの有効画素数約1,406万画素Foveon X3センサーを採用。Foveon X3センサーは、3層の感色層によって1ピクセル単位にRGB3色の色情報をすべて取り込めるというもので、既存のイメージセンサーが行っているような色の補間処理も不要になる。原理的に偽色が発生しないためローパスフィルタも不要で、微細な被写体情報をそのまま取り込めるのが大きな特徴だ。レンズは35mm判換算28mmの単焦点で、開放F値はF4。
 ブースでは、DP1で撮影した写真をB0サイズ(1,030×1,456mm)のパネルにし、ギャラリーとして展示していたが、Foveonセンサーのサイズメリットを生かした自然なボケ味や細部の解像感は、コンパクトデジタルカメラによる写真とは一線を画す。原色が持つ強烈な鮮やかさも見事に表現されていた。
 同社担当者によると、多くの来場者は、DP1を既存のデジタル一眼レフカメラやコンパクトデジタルカメラとは別次元の製品として興味を示しているという。高級コンパクトデジタルカメラやデジタル一眼レフカメラのサブカメラとしてではなく、レンジファインダーカメラに通じる撮影の「道具」としての魅力を評価し、写真そのものを楽しみたいという来場者が多いそうで、DP1は、コンパクトデジタルカメラの新機軸として、2008年上半期のカメラ界を牽引する製品の一つといえるだろう。

■価格
オープンプライス
■発売日
3月7日
■問い合わせ
ソニー
■URL
http://www.sony.jp/


■価格
オープンプライス
■発売日
3月3日
■問い合わせ
シグマ
■URL
http://www.sigma-photo.co.jp/