3月19日から22日に行われた写真/映像関連イベント

「フォトイメージングエキスポ2008」(以下、PIE2008)では、カメラメーカー各社の最新デジタル一眼レフカメラに注目が集まった。
ソニーのブースには3月7日に発売された「α350」が大量に展示され、モデルや鉄道模

型などの被写体が用意されていた。α350は、αシリーズで初めて「ライブビュー」機能が搭載された話題の製品。ブースでは、他社製品のライブビュー機能とは少々異なるα350の「クイックAFライブビュー機能」の仕組みについて、パネルやカメラ断面モデルなどを使い詳しく解説していた。
昨秋以降、各社の最新デジタル一眼レフカメラが軒並み対応し、今や標準装備となりつつあるライブビュー機能。コンパクトデジタルカメラ同様に被写体や構図を液晶モニタで確認しながら自由なアングルで撮影できるのが特徴だが、多くのライブビューでは、内部のメインミラーをアップして撮像素子がとらえた画像を背面の液晶モニタに映し出す。つまり、実際に撮影するには、アップしていたメインミラーをいったん下げてAFを動作させるというステップが必要で、光学ファインダ使用時に比べると当然、AFのレスポンスは悪くなる。
α350のクイックAFライブビューでは、ペンタミラーの一部が可動し、レンズからの像を撮像素子とは別の「ライブビュー専用イメージセンサー」に導く。このライブビュー専用イメージセンサーでとらえた画像が背面の液晶モニタに映し出されるわけだが、メインミラーはダウンしたまま、ライブビュー中も通常の光学ファインダ使用時と同様、ボディ下部のAFセンサーが動作し続けるため、AF速度は通常撮影時とほとんど変わらない。実際に、ライブビューを使い鉄道模型を撮影してみたところ、イベント会場とはいえやや暗いブース内、トンネルとトンネルの間に一瞬だけ姿を見せる鉄道模型という、やや難しい撮影条件にもかかわらず、問題なくAFが動作した。AF自体も高速で、逆光補正機能などと合わせ、「デジタル一眼レフカメラの初心者向け」という位置付けながらコストパフォーマンスの高い製品といえる。

なお、08年中に発売予定の35mmフルサイズ撮像素子が搭載されたフラッグシップモデル機も参考展示された。1月、米国ラスベガスコンベンションセンターで行われた北米最大規模の写真/映像関連の展示会「PMA2008」に合わせて発表された製品だ。すでにフルサイズ機を市場に出し、高い評価を得ているキヤノン、ニコンに続き、2008年はソニーのフラッグシップ機に大きな注目が集まりそうだ。<br /><br />■価格<br />オープンプライス<br />■発売日<br />3月7日<br />■問い合わせ<br />ソニー<br />■URL<br />http://www.sony.jp/<br /><br /><div><br /></div>