
つまり、営利目的の用途に無料版を用いることは禁じられ、その場合はフル機能を搭載し、サポートがきちんと用意されている有償版(Pro版)を使用しなければいけない、というレギュレーションが用意されていたのだ。ただ、「商用利用」というのが、いったいどの範囲を指し、どのような行為を示すのか、といったことが明文化されておらず、そのため戸惑いながら無料版を使い続けるユーザーも少なくなかった。
しかし、2007年1月に英語版のGoogle SketchUp 6が、さらに2007年11月にGoogle SketchUp 6日本語版がリリースされる中で、まことしやかに「バージョン6から商用利用が可能になったのでは?」という話題がよく聞かれるようになった。その真意を確かめるべく、『月刊 CAD&CGマガジン』編集部は、まず総本山である米国のGoogle SketchUpのWebサイトにアクセスして調査した。そのところ、Webサイト上に
(前略)"Google SketchUp 6 is made available to you for personal or commercial use"(後略)
という一文を発見。この文面を見る限りは確かに「commercial use=商用利用」を許諾しているように取れる。
そこでさらにその憶測を確実なものとするために、編集部から日本のGoogle広報に直接問い合わせたところ、「商用利用は可能」との返事を受け取った。これで設計者は大手を振って、Google SketchUp 6をスタディやシミュレーション、プレゼンに活用できるというわけだ。
もちろん前述したように、Pro版のみで使用できる有益な機能は多く、多彩なファイルの入出力に対応し、ユーザーサポートも用意されていることから、本格的に業務に活用したい人には、Pro版の購入をお勧めする。
■Google SketchUp 6
http://sketchup.google.com/
■Google SketchUp Pro 6日本語版
http://www.sketchupjapan.com/

