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ニュース&トピックス

Aero_shot_1280x960_with_render.jpg リビングCGは3月、建築3次元CAD「ARCHLine.XP 2008」(199,500円。以下、ARCHLine)を発売した。3次元モデリングをはじめ、断面図など各種2次元図面の作図、3次元ソリッド、パース図などに対応する。ボリューム設計やランドスケープモデリング、リフォーム設計、タイル割り付け、Lightworksによるレンダリングなどに対応する上位版「ARCHLine.XPPRO2008」(304,500円)も用意されている。
 欧州に多数のユーザーを持つARCHLineは、1991年当初、欧州に残る旧建築物のリフォームに利用する目的を主として開発がスタートした。そうした建築物には図面が現存していない場合が多いため、ARCHLineでは写真などの画像を図面化したり、測量データを図面化するといった2次元機能を充実させている。現在は、3次元建築モデルからすべてのプロジェクト図面や建物ビューを生成するBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)に対応する建築3次元CADとして、アジア(韓国など)でも幅広く使われている。
artstudio01.jpg ユーザーインターフェイスは、Autodesk Revitなどの建築BIMソフト同様、直観的だ。画面左側(移動可能)のツールバーから柱や梁、スラブなどの部材を選択(高さ、厚さなどを設定)し、2次元上で配置場所を指定するだけで3次元モデルがリアルタイムに立ち上がる。3次元ビュー上で直接入力することも可能で、3次元モデルと平面図/立面図/断面図などの2次元図面はすべて連動する。
 多彩なファイル形式に対応し、CAD/CG ソフトとの連携にも優れている。GoogleSketchUp のSKPファイルや、VectorWorksやJw_cadから出力したDWG/DXFファイル、AutoCADのDWG/DXF/DWFファイル、3DSファイルなどは画面上に直接ドラッグ&ドロップするだけで読み込み可能。書き出しは、DWG/DXF/DWF/3DSファイルに加え、建築レンダリングソフト「Artlantis」のATL ファイル、「Piranesi」のEPIX ファイル、「CINEMA4D」のC4D ファイルなどにも対応している。
 Google SketchUpで作成したモデルは、ドラッグ&ドロップでARCHlineに読み込める。テクスチャなどのデータもそのまま引き継げるほか、読み込んだモデルの面をARCHLine上でクリックすると瞬時に壁や床、カーテンウォールに変換されるなど、初心者でも素早くBIMモデルを作成できる。作成したモデルはARCHLine上でそのままレンダリングできるが、より高品質なCGパースを作成したい場合は、Artlantisなど外部のレンダリングソフトにテクスチャごと渡すことも可能だ。
 
 低価格ながら魅力的な機能が詰まったARCHLine。Google SketchUpやArtlantisなど、無償や低価格のソフトウェアと組み合わせれば、新たな提案も可能になるだろう。

■価格
「ARCHline.XP 2008」199,500円
「ARCHline.XP PRO2008」304,500円

■発売日
2008年3月

■問合せ
リビングCG

■URL
http://www.archline.livingcg.jp/