
「Scribd」は、誰もが無料で閲覧できる文書ファイル投稿/共有サイト。米国の学生であるTrip Adler氏、Jared Friedman氏が開発し、2007年3月に正式運営をスタートさせてから約1年。現在では月に1,700万人以上が訪れるまでに成長した。
Scribdでは文書のアップロードや閲覧のほか、グループによる文書共有、公開コミュニティへの参加などが可能。対応するフォーマットの文書ファイルをアップロードすると自動でFLASH形式に変換され、Webブラウザで閲覧可能になる。Scribdがサポートしている主なファイル形式および拡張子は、Adobe PDF(.pdf)、Microsoft Word(.doc/.docx)、PowerPoint(.ppt/.pps/.pptx)、Excel(.xls/.xlsx)や、OpenOfficeの文書ファイル(.odt/.sxw)、プレゼンテーションファイル(.odp/.sxi)、表計算ファイル(.ods/.sxc)、テキスト(.txt)、リッチテキスト(.rtf)など。アップロードされている文書は、オリジナル形式でダウンロードすることも可能だ。
閲覧した文書に投票したり、閲覧回数順や人気順などで文書をフィルタリングすることも可能で、仕組みは動画投稿/共有サイト「YouTube」とよく似ている。一方、「Googleドキュメント」などのオンラインオフィスサービスのように文書の相互編集には対応していないことから、当面、主な用途は、「文書を不特定多数のユーザーに見せる」または「ユーザー同士でコミュニティを作り、文書を共有しあう」ことに限られるだろう。
インターフェイスは英語だが、日本語ファイルのアップロードが可能。公開されている文書ファイルは、「Business」や「Culture」など24のカテゴリに分類され、料理のレシピやトレーニングマニュアルから、プレゼン資料、学術論文まで多彩だ。日本語ファイルは少ないが、日本語によるファイルの検索も可能だ。
1日当たりの閲覧数が1億本を超えるといわれるYouTube。「文書版YouTube」として、Scribdの今後の展開に注目したい。
(CAD&CGマガジン ● 高橋寛行)
■Webサイト名
Scribd
■URL
http://www.scribd.com/