
6月25日から27日の3日間、東京・有明の東京ビッグサイトで、「第19回設計・製造ソリューション展」(主催:リード エグジビション ジャパン)が開催された。
CAD/CAM分野で注目が集まったのは、デジタルプロセスの3次元CAD「ICAD/SX Mechanical PRO」だ。展示ブースでは、2008年冬に発売予定の次期バージョン(コードネーム:Humming bird)について、デモンストレーションを交えながらその特徴が紹介された。
「純国産」のCADとして、独自開発のエンジンを採用しているICAD/SX Mechanical PROだが、次期バージョン最大のポイントはデータ処理速度の向上にある。同社によると、現行バージョンのV5に比べ、処理速度は約50倍に向上したという。
機械装置設計や設備設計分野では、装置全体を表示しながら設計/検証するケースが多いが、一般のミッドレンジ3次元CADでは、そうした大規模アセンブリデータの表示そのものができない(フリーズする)ことが多い。また、数万パーツ程度のユニットを設計する場合でも、参考として既存のユニットを複数表示させると、途端に動作が不安定になるという。
ICAD/SX Mechanical PROの次期バージョンでは、最大100万部品の大規模アセンブリの読み込みに対応。デモンストレーションでは、40万部品クラスの大規模アセンブリデータを読み込み、回転/拡大/縮小操作を行っていたが、表示の遅延はほとんどない。タイムチャートに沿った干渉チェックや配管シミュレーションなどの作業も、大規模アセンブリ上で直接行える。
(CAD&CGマガジン ● 高橋寛行)
■開発元
デジタルプロセス
■URL
http://www.dipro.co.jp/