• HELP
  • SHOP CART




 x-knowledge news Head line

エクスナレッジの本を検索


ニュース&トピックス

IMG_3560.JPGAutodesk Inventor ユーザ会は6月25日、ユーザ会主催のイベント「Autodesk Inventor ユーザコミュニティ2008」の中で、オートデスク代表取締役社長・鬼澤盛夫氏に対し、Autodesk Inventorの機能追加/改善要望書「2008 Wish List」(以下、ウィッシュリスト)を提出した。ウィッシュリストとは、ユーザ会会員から寄せられたInventorに関する機能追加/改善要望を集約したもの。Autodesk Inventorユーザ会では、2005年のユーザ会発足当初から、米Autodesk社開発グループに対して直接、改善要求を行ってきた。今回提出されたウィッシュリストは、日本のオートデスクを介して米Autodesk社開発グループに伝えられる。
ウィッシュリストの選定にあたり、Autodesk Inventorユーザ会理事会では、要望が多い項目、過去に要望がありまだ実現されていない項目、内容が具体的で切実、という3つの基準を設定。寄せられた機能追加/改善要望148項目から、最新版のAutodesk Inventor 2009で実現された機能や、回避策がある項目などを除いた34項目に絞り込み、さらに、「最優先」とする23項目と、優先順位が低い11項目に分類した。また、ウィッシュリストから漏れた114項目については、一つひとつ、その理由が公開された。

ウィッシュリストとして提出された主な項目は、「SHXフォントを使えるようにしてほしい」「任意の点の距離を測定できるようにしてほしい」「パラメータにより、複数の状態を1つのファイルで表現できるようにしてほしい」など。中でも、フォントについては、図面内に使用できるフォントがJIS規格で定められている日本特有の問題ではあるが、Autodesk Inventorユーザ会会長の吉野彰一氏は、「寄せられた機能追加/改善要望はすべて、仕事上、思わぬロスやミスにつながるもの。それを改善してほしいというのはユーザーとして当然の権利」と語った。
ウィッシュリストの提出にあたり、吉野氏は、「寄せられた項目を絞ったり、優先順位を付けるのは本意ではなかった」と語る。ウィッシュリストの選考理由を公開した理由については、「『なぜ、この項目をリストから外したのか』という反対意見をもっと出してほしかったから」といい、ユーザ会会員による、より活発な議論の必要性を説明した。
ウィッシュリストを受領したオートデスク・鬼澤社長は、「11月の『Autodesk University Japan 2008』に合わせて来日する(米本社の)開発陣に対し説明する」と述べ、Autodesk Inventorユーザ会と一体となり、機能改善を実践していくことを約束した。

なお、ウィッシュリストの提出に先立って行われたユーザ会総会では、07年度の活動報告とともに、08年度の役員選出と新活動方針が発表された。
08年度の活動方針では、米Autodesk社製品のユーザー会である「Autodesk User Group International」の世界で最初の国支部として設立された「AUGI Japan カントリー チャプター」(AUGI 日本支部)への参加、総会やオフラインミーティングなど各種イベント計画が発表された。また、従来、1カ月間の期間限定で募集していた機能改善要望(ウィッシュ)を通年募集できるよう、ユーザ会Webサイトで募集ページの常設化を検討している。
(CAD&CGマガジン ● 高橋寛行)

■問合せ
Autodesk Inventorユーザ会

■URL
http://inventor-ug.jp/