
東京建築士会は、平成20年住宅建築賞の受賞作品を決定、金賞には、椎名英三(椎名英三建築設計事務所)、梅沢良三(梅沢建築構造研究所)両氏設計の「IRONHOUSE」(写真)、住宅建築賞には、保坂猛氏(保坂猛建築都市設計事務所)設計の「LOVE HOUSE」・「屋内と屋外の家」、高橋堅氏(高橋堅建築設計事務所)設計の「弦巻の住宅」、近藤哲雄氏(近藤哲雄建築設計事務所)設計の「にわのある家」が選ばれた。
同賞は、東京建築士会主催の賞で、住宅作品を対象に20回以上の歴史をもち、若手の登竜門的な位置づけとなっている。今回は、審査委員長の小嶋一浩氏(C+A)ほか4名で審査を行い、一次審査、現地調査を経て受賞作品を決定した。
最優秀にあたる金賞を受賞した「IRONHOUSE」は、都市型の二世帯住宅。狭小の敷地に建ち、さまざまな規制があるなかで、「自由さ」「楽しさ」を全面に出した設計が評価された。小嶋氏はこのことを「ベテランの建築家と構造家」による「いい意味でのアマチュアリズム」と評している。また、建築家と構造家のコラボレーション作品などで見かけるようになり、目新しさもなくなってきた「鉄板構造」も、「100mmの断熱材のカバーとして鉄板があるようなアンビバレントな用い方」(小嶋氏)をしているとして、評価された。
同賞の入賞作品を展示する「入賞作品展」が、7月7日(月)~7月25日(金)に GALERIE TAISEI (東京都新宿区西新宿 1-25-1 新宿センタービル 17F)で開催されるほか、7月7日(月)には、入賞レセプションなどの催しも行われる。詳しくは東京建築士会HP(http://www.tokyokenchikushikai.or.jp/)まで。
「IRONHOUSE」(撮影:椎名英三)

