リードエグジビションジャパンは、2008年6月25日から27日までの3日間、東京ビッグサイトで、「第19回 設計・製造ソリューション展」(DMS)、「第12回 機械要素技術展」(M-Tech)、「第16回 産業用バーチャルリアリティ展」(IVR)を開催している。
毎年6月に同時開催されるこの3つのイベントは、
製造業向けITソリューションにかかわる企業や団体が東京ビッグサイトに集結し、最新ソリューションや技術を展示/紹介するというもの。今回の出展社数は1,625社と、前回の1,330社を大きく上回った。日常業務の課題解決のために、最適な製品やソリューションを導入/比較検討することを目的として、製造業の設計/開発/製造/経営企画/情報システム部門などに携わる人が多数来場した。3 つのイベント会場は互いにを行き来できるようになっている。レポートの第1弾は、産業用バーチャルリアリティ展をお送りする。
今年で16回目の開催を迎えるIVRでは、最新の3次元CGや、シミュレーション技術などが展示されていた。
大幅な値下げが発表された3次元プリンタ
3次元プリンタやスキャナなどの製品を扱う「DICO」のブースでは、「Zコーポレーション」のフルカラー3次元プリンタ群の価格改定が大々的に発表され、注目を集めていた。価格改定されたのは3製品。これまで、580万円で提供されていた「ZPrinter 310 Plus」が298万円、ミドルクラスの「Zprinter 450」は880万円から598万円、ハイエンドモデルの「Spectum Z510」は1180万円から798万円へと大幅な値下げが行われた。これまでのメインユーザーである大企業だけでなく、中小規模の企業もターゲットにすることで、市場の拡大を目指す考えだ。
ソフトを共有できる格安のオンラインWeb会議システム
今回、初の出展となる「ウェブエックス・コミュニケーションズ・ジャパン」は、SaaS(Software as a Service)型のオンラインWeb会議システム「WebEx」を紹介。1アカウント月額10,000円で利用できるサービスで、WebExに登録すると個別URLが配布され、最大15人までと情報共有が可能となる。ホストのパソコンのOSがWindowsであれば、ほかのユーザーとデスクトップを共有できるため、ホスト側のパソコンにインストールされたCADやオフィスソフトなどのソフトウェアをクライアント側が利用し、閲覧/編集/注釈入れなどが行える。クライアント側にはこれらのソフトがインストールされている必要はない。米国をはじめとする世界7カ所にデータセンターが配置されているため、ほかの無料サービスなどと異なり、安定した環境で利用できるのが特徴だ。日本では製造業関連のユーザーが多く、ここ2、3年で急激に利用者が増えているという。以下のURLから14日間の無料体験が行える。
(
http://www.webex.co.jp)
そのほか、会場を入ってすぐ右手には、バーチャルリアリティを推進する企業「ソリッドレイ研究所」が、巨大モニタで3次元の仮想空間を体感できるゲームコーナーを設けており、多数の来場者が足を止め楽しむ様子が見られた。
(CAD&CGマガジン●高橋顕子)
■主催
リードエグジビション ジャパン
■URL
http://www.dms-tokyo.jp/