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ニュース&トピックス

01_Portfolio_Consume_2.jpgアドビシステムズは、PDF作成/管理ソフト「Adobe Acrobat 9」ファミリーを発表した。「Acrobat 9」では、Flash Playerのランタイムを実装し、PDF内でFlashムービーを再生できるようになったほか、PDFフォームによるデータ収集機能などが強化された。ラインアップは3種類で、「Acrobat 3D Ver.8」の機能を統合した「Adobe Acrobat 9 Pro Extended 日本語版」(Windows版のみ。以下、Extended)、「Adobe Acrobat 9 Pro 日本語版」(Windows版/Macintosh版。以下、Pro)、「Adobe Acrobat 9 Standard 日本語版」(Windows版のみ。以下、Standard)が用意されている。併せて、Adobe Acrobat 日本語版が含まれるスイート製品「Adobe Creative Suite」シリーズもバージョンアップし、新たにAcrobat 9 Pro 日本語版が搭載される。発売はいずれも7月上旬(予定)で、PDFビューワ「Adobe Reader 9」も7月上旬無償ダウンロード開始予定。
06_Compare_2.jpg最上位版のExtendedには、Acrobat 3D Ver.8の機能が統合された。同社広報部によると、「製品名の『3D』を外すことで、従来の『製造業系ツール』というイメージを払拭し、3次元コンテンツを利用する多くのユーザーに使ってもらいたい」という。Extendedでは、AutoCADやCATIA、Pro/ENGINEERなど、主要CADソフトで作成した3次元モデルや2次元図面をAdobe PDFに変換できる。修正前と修正後のPDFファイルを比較できる「文書比較」機能では、挿入/削除/置換/移動された部分が明示されるようになり、設計図面の修正確認にも利用できる。また、各種トレーニングや研修用資料、プレゼンテーションに使える機能として「Adobe Presenter」が搭載され、動画やナレーション、「双方向型クイズ」などを含むスライドを作成し、PDFに出力できるようになった。
唯一、Macintosh版が用意されたProは、Extended から3次元機能やAdobe Presenterを省略したもの。ExtendedとProには、PDFやOffice文書、画像、動画などさまざまなファイルを1つにまとめて共有/閲覧できる「PDFポートフォリオ機能」が搭載されている。コンテンツを統合するだけでなく、表紙やヘッダを設定したり、コンテンツの説明を加えることで、円滑な情報伝達が行える。
エントリー向けのStandardを含め、Acrobat 9ファミリー3製品はすべて、同社ホスティングサービス「Acrobat.com」(ベータ版)と連携したWeb会議が可能。オンライン上で文書を保管/共有したり、表示を同期させながらチャットやレビューが行える。
同社広報部は、「『スタイルを新しく』がAcrobat 9シリーズのコンセプト」と話す。スマートでわかりやすいデータ納品を実現するPDFポートフォリオやFlashのサポートなど、従来にない「表現力」を備えたのが、Acrobat 9ファミリー最大の特徴といえる 。
(CAD&CGマガジン ● 高橋寛行)

■価格
Adobe Acrobat 9 Pro Extended 日本語版(Windows版):89,565円
Adobe Acrobat 9 Pro日本語版(Windows/Macintosh版):57,540円
Adobe Acrobat 9 Standard 日本語版(Windows版):36,540円
Adobe Creative Suite 3.3 Master Collection 日本語版(Windows/Macintosh版):398,000円
Adobe Creative Suite 3.3 Design Premium 日本語版(Windows/Macintosh版):298,000円
Adobe Creative Suite 3.3 Design Standard 日本語版(Windows/Macintosh版):198,000円
Adobe Creative Suite 3.3 Web Premium 日本語版(Windows/Macintosh版):226,000円

■発売予定日
7月上旬

■発売元
アドビ システムズ

■URL
http://www.adobe.com/jp/