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国立情報学研究所(以下、NII)は、7月14日、約250年前の北京古地図をデジタル化し、Google Earth上の現在の北京と高精度で重ね合わせたデジタルマップを公開した。北京古地図のKMLファイルは、NIIの関連Webサイト(http://dsr.nii.ac.jp/beijing-maps/)からダウンロードできる。

 

oldbeijin.jpg

基となった北京古地図は、東洋文庫が所蔵する複製本(全17冊、合計203ページ)に収録されていたもので、NIIでは、ページを個別にデジタル化後、切れ目なくつなぎ合わせた。つなぎ合わせた後の地図画像は、約290億画素と非常に大きな画像となった上、緯度・経度情報が存在しないため、NIIでは、現在の地図との重ね合わせにGoogle Earthを使用した。

重ね合わせでは、最初にデジタル化した古地図を大まかにGoogle Earth上に配置し、古地図と現在の地図で同じ場所を指すと考えられる基準点を約1,800個所設定。その基準点同士を結ぶ直線の城壁や街路などを約500個所検出した。デジタル化した古地図に幾何補正を施し、直線形状を保持しながら、基準点のズレが小さくなるような変換式を導き出して計算を行い、さらに補正を繰り返すことで、現在の地図とデジタル化した古地図とを高精度で重ね合わせた。

Google Earth上に表示された古地図は、さまざまな地点に目印を設置し、クリックすると関連情報が表示されるほか、より詳しい情報が掲載されたWebサイトにリンクさせることで、情報データベースとしても活用できる。
(CAD&CGマガジン●高比良研)

■発表元
国立情報学研究所
■URL
http://www.nii.ac.jp/