
オートデスクは2008年7月24日、環境に配慮したエコロジカルな建造物を創造し次世代へと繋げていく取り組み「サステナブル デザイン」について解説するプレス向けセミナーを開催した。
壇上に立ったオートデスク米国本社の建築・土木分野担当マーケティングバイスプレジデントJim Lynch氏は、同社が提供する3次元CAD「Revit」などのBIMソリューション群を用いて、より環境に優しい設計を目指す取り組みについて語った。
USGBC(U.S.GREEN BUILDING COUNCIL)の調査によれば、建設されたビルが環境に及ぼす影響は非常に大きく、米国における全エネルギー消費の39%、温室効果ガス排出の30%、電気消費の70%をビル群が占めているという。同社の提唱するエコ設計「サステナブル デザイン」は、建造物が環境に及ぼす影響を最小限にとどめ、恒常的に住みよい居住空間を提供するために、日照などのエネルギー解析から空調解析に至るまでのさまざまな局面をBIM上の3次元モデルを使ってシミュレートし、より環境に優しい設計を目指すものである。
同社はこの試みを実現するために、エネルギー解析ソフト「Green Building Studio」を開発するGREEN BUILDING STUDIO、「Ecotect」のSQUARE ONE research、空調解析ソフトのCarmel SOFT WARE、水解析ソフトのIntelisolveなどを買収。これらのソフトを同社の3次元CAD「Revit」や「Revit MEP」、3次元土木設計CAD「AutoCAD Civil 3D」などと連動させることで、より高度な環境解析が可能になるという。
(CAD&CGマガジン ● 星 徹哉)
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