「金環色」は、Jw_cadのクロスライン(ズーム枠)線色の設定を支援するフリーソフト。モニタ上の任意の色をクリックするだけでそのRGB値を取得し、Jw_cadの背景色とクロスカーソルの色を素早く設定できる。最新バージョンは0807h(初出7月16日)。

Jw_cadの背景色やクロスライン線色は通常、[設定]メニューの[基本設定]を選択し、表示される[jw_win](基本設定)ダイアログボックスの[色・画面]タブで設定する。しかし、どちらも赤/緑/青のRGB値で指定しなければならないため、思い通りの色に設定するには何度か試行錯誤が必要になる。
金環色は、こうしたJw_cadの背景色やクロスライン線色の設定を容易にするフリーソフトだ。環境設定支援ソフト「豆蛙」の作者として知られる金公氏のWebサイト(
http://sweep-jp.com/mameg/)から金環色をダウンロードし、起動すると、右のようなウィンドウが表示される。
[背景色設定値]欄の[色採り]ボタンをクリックし、モニタ上の任意の個所をクリックすると、[色採り]ボタンにその個所の色が取得され、RGB値が表示される。続いて、[実際に表示されるクロスカーソルの色]欄にある[色採り]ボタンをクリックし、同様にモニタ上の任意の色をクリックして、クロスライン線色を指定する。操作感覚は、画像加工ソフトなどの「スポイトツール」とまったく同じだ。

背景色やクロスライン線色に加え、「線色1」~「線色8」の色も同様に設定できる。設定し終えたら、ウィンドウ右上にある赤色の[●]ボタンをクリックすると、その配色を読み込んでJw_cadが起動する。配色を変えながら[●]ボタンをクリックし、Jw_cadを複数起動すれば、配色による見やすさの違いなどを比較しながら、目的の設定値を素早く探せる。設定した画面表示色データは、[×](閉じる)ボタンをクリックして金環色を終了する際、金環色のプログラムが存在する「kks」フォルダ内の「Fini」フォルダに、環境設定ファイル「金環色.jwf」として保存される。
(CAD&CGマガジン ● 高橋寛行)
■作者
金公
■URL
http://sweep-jp.com/mameg/