
2008年9月22日、関西建築技術研究会(代表幹事=辻英一・安井建築設計事務所常任顧問)の下部組織「CAD情報部会」の第104回目の部会が大林組本店(大阪・中央区)で行われた。関西建築技術研究会は、昭和30年代に発足した「建設業に従事する電子計算機技術者の集い」が発展した研究会。正会員企業は大手建築会社や設計事務所、ソフトウェアベンダーなど40社以上に及ぶ。
同研究会の下部組織として1987年に発足した「CAD情報部会」は、建築CADに関する最新情報をテーマに議論を行う研究会。第104回目を迎える今回の部会では、BIMアーキテクツの山際東氏が招かれ「BIM Stormに学ぶ最新BIM事情」と題する講演が行われた。2008年6月24~26日に開催された「BIMストーム」へ参加した際の事例を中心に、意匠/構造設計者間のモデルデータのやり取りの模様や作成した3次元モデルを駆使した風/熱環境解析の実施など、BIMの手法に則った設計の実践の可能性や問題点が語られた。またBIMの海外事例として香港InteliBuild社の「Cathay Pacific Cargo Terminal」が紹介され、海外の進んだBIM事情も解説。これからBIMはさらに重要性を増していくこと、そして今後参加が予定されているBIM Stormへの意欲を語り講演を締めくくった。
また、ナナオより「パソコンを使ったVDT(Visual Display Terminals)作業における労働環境改善と作業効率の向上」をテーマとしたセミナーも行われ、パソコン作業と目の疲れに関する調査結果や快適で効率的なパソコン作業を行うためのコツが紹介された。
次回の部会は4ヵ月後の2009年1月に開催予定だ。
(CAD&CGマガジン ● 星 徹哉)
■問合せ
関西建築技術研究会
2008年度 CAD情報部会幹事(代表)
株式会社インフォマティクス 魚住政充

