
オートデスクは、2次元/3次元CADの最新版「AutoCAD 2010」の日本語版を発表した。同時に2次元製図に特化した「AutoCAD LT 2010」日本語版も発表され、いずれも出荷開始は3月19日(木)。
最新版AutoCAD 2010の主要な新機能は次のとおり。
●コンセプトデザインを強化する「フリーフォーム デザイン ツール」
「フリーフォーム デザイン ツール」の搭載で、より滑らかな曲面による形状の作成が可能になった。AutoCADにはCGアニメーションソフト「Autodesk 3ds Max」と同じ画像処理エンジンが搭載されており、高品質なCGイメージの作成機能が重点的に強化されている。
このツールの搭載で、インダストリアルデザインなどでもAutoCADを使ったリアルで美しい意匠デザインの作成が可能になる。上流工程の意匠デザインから、生産設計用の図面や指示書の作成まで、一連のワークフローをAutoCADでシームレスに行えるようになる。
●作図を大幅に自動化するパラメトリック設計機能
パラメトリック機能を新たに採用。長さや角度の数値を入力して図形の形状を自動的に変更できるようになった。幾何拘束や寸法拘束などにより、オブジェクトの変更があらかじめ指定した関係や計測値を基に連携したオブジェクトに直接反映される。
また、AutoCADのパーツ図である「ダイナミックブロック」にも拘束機能が追加され、1つのパーツ図で、サイズ違いなどの複数のパーツ図を兼ねられるようになった。
●PDFファイルのサポート
AutoCADで作成した図面の下敷きにPDFファイルを読み込み、PDFファイル上の図形をスナップしながら、図面を作成していくことが可能になった。下敷きのPDFファイルのフェード表示や必要な部分だけクリッピングする表示も可能。PDFファイルとその上に作図した内容は、合成した図面として印刷やファイル出力できる。
PDFファイルの出力機能も強化され、高解像度ながら小さなファイルサイズでの出力が可能になった。
●AutoCAD LT 2010の新機能
AutoCAD 2010と同様のPDFファイルのサポート、AutoCAD 2010で作成したパラメトリック機能付きの図形の編集に対応。多数の設計者からの要望を受け、図面の編集機能の柔軟性が強化された。
■価格
AutoCAD 2010(スタンドアロン):614,250円
AutoCAD LT 2010(スタンドアロン):199,500円
■出荷開始日
2009年3月19日(木)
■問合せ
オートデスク

