
PTCは2009年6月8日(米国時間)、ハイエンド3次元CAD/CAM/CAEソフトで、PTC製品開発システム(PDS)の主要構成要素であるPro/ENGINEER Wildfireの新版「Pro/ENGINEER Wildfire 5.0」を発表した。新バージョンは2009年度第4四半期(7月~9月)に提供開始される予定だ。
Pro/ENGINEER Wildfire 5.0では、生産性やユーザーエクスペリエンスの向上、思いのままの設計、高い設計自由度を提供する新機能のほか、330以上に及ぶ機能拡張が行われている。
●迅速かつ容易な設計変更への対応
リアルタイムのダイナミック編集とスムーズな設計プロセスを実現することで、設計変更にかかわる障害を除去することが可能になった。
●生産性の向上
グラフィカルなブラウジング、直観的なユーザーインターフェイスのための機能拡張、合理化されたタスク、パフォーマンスの向上などのユーザーエクスペリエンス機能向上で、設計効率の改善と構想から生産までの期間短縮に貢献。簡略サブアセンブリの作成、板金用フォームの配置、成形品の作成時間が80%改善したほか、溶接物の分析スピードが最大10倍速くなり、面仕上げのツールパス作成スピードも5倍で行える。
Pro/ENGINEER Advanced Rendering Extensionには、mental images社の高性能レンダリング技術が組み込まれ、高品質な素材設定値や現実的な照明モデルにより高い操作性を実現。
●マルチCAD環境への対応
ほかのCADデータのネイティブサポート拡張とジオメトリ以外のデータ交換機能により、複数CADデータが混在するマルチCAD環境に対応。
●Pro/ENGINEERアプリケーションのシームレスな連携
新たに提供されるPro/ENGINEER Spark Analysis Extensionは、電気機械的クリアランス(空間距離)、クリーページ(沿面距離)特性の分析および最適化を支援。
デジタル権利管理(DRM)、エレメカ連携、新投入されるデジタル・ヒューマン・モデリング・ソリューションなどの先端機能モジュールでは機能が拡張され、物理的な試作、手戻り作業、販売後の不具合に関連する時間とコストを大幅に低減する。
●ソーシャル製品開発支援機能によるコラボレーションの効率アップ
ソーシャル製品開発に対応する初のCADである新バージョンでは、業務関係者やリソースを必要なタイミングで特定できないというコミュニケーションの障害を取り払うことを支援する。Pro/ENGINEERとMicrosoft SharePointのソーシャルコンピューティング技術上に構築されたWindchill ProductPointのシームレスな連携で、設計者により蓄積されたナレッジを再利用し、開発プロセスの生産性向上に貢献する。
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