第23回村野藤吾賞の受賞者が決定した。
受賞者は伊丹潤氏、受賞作品は「二つの手の美術館と、水、風、石の美術館」。
兵庫県宝塚市で授賞式および記念講演会が行われるほか、
6月には東京でも記念講演会が予定されている。
■授賞理由について
韓国、済州島の70万坪のリゾート地のなかに、この美術館群は建てられている。
二つの手の美術館は、山に向かって祈るように手を組んだモチーフのデザインで、
水、風、石の美術館は、それぞれをテーマとした小さな美術館である。
いずれも美術館に込められた創造の情念が、デザインを超えて建築の内外に
美しくにじみ出ているのが高く評価された。
■選考委員
池原義郎、遠藤秀平、北側原温、八木幸二、割田正雄
(敬称略、五十音順)

写真1:「二つの手の美術館」(田中宏明 撮影)

写真2:「水の美術館」(佐藤振一 撮影)

写真3:「風の美術館」(佐藤振一 撮影)

写真4:「石の美術館」(佐藤振一 撮影)
【授賞式および記念講演について】
■日時・会場
授賞式:5月15日(土) 13:00~13:30
会場:宝塚市庁舎 1階市民ホール(兵庫県宝塚市東洋町1-1)
記念講演会(兵庫):5月15日(土)13:45~15:15
会場:宝塚市庁舎 1階市民ホール(兵庫県宝塚市東洋町1-1)
記念講演会(東京):6月22日(火) 18:00~19:30
会場:目黒区総合庁舎2階大会議室(東京都目黒区上目黒2-19-15)
■入場料
兵庫、東京ともに無料
■問い合わせ
03-3561-4644
村野藤吾記念会事務局
■申し込み方法
「村野藤吾賞記念講演会」と明記のうえ、住所・氏名・勤務先/学校・電話番号を
記載しFAXにて送付してください。
FAX番号:03-3561-4640
村野藤吾記念会事務局(建築情報システム研究所内)
■申し込み締め切り
5月21日
【伊丹潤 プロフィール】
1937 東京に生まれる
1964 武蔵工業大学建築学科卒業
1968 伊丹潤建築研究所設立
2006 (株)伊丹潤・アーキテクツ新設
2007-2008 日本民芸館理事
2009- 済州国際教育都市 建築コミッショナー兼マスターアーキテクト
■主な作品
2009 空の教会
済州島の集合住宅
The CLASSIC ゴルフクラブハウス
2008 LEE BUILDING
白磁の箱
2007 二つの手の美術館
私の別荘
Gihung SK APELBAUM 集合住宅
2006 水・風・石の美術館
墨の家 Ⅱ
2004 學古齋美術館
2001 ゲストハウス PODO HOTEL
2000 ゲストハウスOLD NEW
1998 墨の庵
PINX メンバーズクラブハウス
1996 木の教会・レナード・バーンスタイン記念館
1992 Mビルディング
1991 石彩の教会
1988 刻印の塔
1985 彫刻家のスタジオ
1982 温陽美術館
1975 脇田和のアトリエ
墨の家
■主な受賞
2006 金寿根文化賞(韓国)
アジア文化・景観賞 (国連 人間住居計画 -UN HABITAT-主催)
2005 フランス共和国 芸術文化勲章 「シュヴァリエ」
2001 韓国建築家協会作品賞
1992 G I Dコンペ優秀賞
■主な個展
2010 「Contemplating the Void: Interventions in the Guggenheim Museum」
グッゲンハイム美術館、ニューヨーク
2007 「ITAMI JUN」空間ギャラリー、ソウル
2006 「第2回 北京建築ビエンナーレ」、北京
2004 「ITAMI JUN」アエデス建築フォーラム、ベルリン
2003 「ITAMI JUN」国立ギメ東洋美術館、パリ
1997 「墨の庵・水の庵」EXHIBITION SPACE 東京国際フォーラム、東京
1995 「美術と建築・二つの手と目」福岡市美術館、福岡
■主な著書
2009 『李朝高麗抄選』クレオ
2008 『伊丹潤 1970-2008』主婦の友社
2004 『石と風の音』學古齋出版
2002 『伊丹潤 -建築と絵画- 』求龍堂
1993 『伊丹潤』求龍堂
1983 『21人の手<日本建築家ドローイング集>』求龍堂
1981 『李朝の建築』求龍堂
1975 『李朝民画』講談社
■パブリックコレクション
埼玉県立近代美術館
北九州市立美術館
国立国際美術館
長谷川現代美術館
光州市立美術館
ニカラグア国立美術館
フランス国立ギメ東洋美術館
グッゲンハイム美術館 ニューヨーク