2006年11月アーカイブ

  warauokinawa.jpg笑顔と唄が溢れる沖縄の今はこの男なくして語れない

 終戦前後、戦禍で傷ついた沖縄の人々の心を唄と笑いで癒し、希望をともした人物がいた。

 小那覇舞天(オナハ・ブーテン 1897-1969)。後に、「沖縄のチャップリン」と呼ばれる男である。50代以上の沖縄の人であれば、その名前を聞くだけで、まず間違いなく笑みがこぼれる。歯科医でありながら、稀代のボードビリアン、脚本家兼芸能プロデューサー、作詞・作曲家、名司会者の顔をもつ人物であり、登川誠仁、照屋林助ら沖縄芸能の巨匠たちの師匠でもある。終戦前後から本土返還までの閉ざされた時代の沖縄を、唄と笑いで満たした彼の実像は、しかし驚くほど知られていない......。

  大宅賞候補作家が丸2年の歳月をかけ、今の華やかな沖縄芸能の土台を築き上げた男の知られざる生涯を初めて描いた、渾身のノンフィクション。
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