『社会化した脳』

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社会と脳のかかわりを、最新の脳研究によって解き明かす!
 新幹線の自動切符売り場。お金が足りず、クレジットカードで買おうとモタモタしていると、後ろの人の気配に気づく。その人は顔つきから、イライラしていることがうかがえる。そのときあなたは「お先にどうぞ」とゆずれますか?周りの人が今どう感じているか、何をしたいと思っているかという情報をキャッチし、適切に振る舞う能力を「社会的能力」と呼ぶ。複雑で不安定な社会の中で人間が身につけてきた社会的能力と脳(=こころ)の関係を、写真や具体例を交えながら最新の脳研究によって解明する。

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一例----
・ 人のこころがわかるとはどういうことか? 脳のどの部位が働いているのか?
・ カンニングしようとする際に活動が活発になるのはどの領域か?
・ 信頼できる顔と信頼できない顔を人はどのようにして判断するのか?
・ 学歴が高ければギャンブルで勝てるのか?
・ いわゆる社会的行動規範は教育によって身につけられるものなのか?それとも遺伝なのか?
<目次>
プロローグ----社会なしでは生きられない
第1部 社会的能力と社会脳仮説
 第1章 人とうまくやってゆくための「社会的能力」
 第2章 協調と競争のはざまで社会脳が進化した
 第3章 社会的認知に関わる脳領域
第2部 社会的情報をキャッチする
 第4章 「危険」を察知する扁桃体
 第5章 人の表情を読み取る脳
 第6章 信頼できる顔・できない顔
 第7章 人の視線を読み取る
 第8章 社会的刺激を受け取る脳領域
第3部 社会の中で行動する
 第9章 社会の中でうまく行動できない
 第10章 暴力と反社会性
第4部 終わりのない競争
 第11章  他人のこころを読み取る
 第12章  それでもやはり他人のこころは読み取れない
 第13章  サバイバル・ゲームを超えて
エピローグ----社会なしには生きられない
<著者紹介>
村井俊哉(むらいとしや)
 1966年大阪府生まれ。京都大学大学院医学研究科修了、医学博士。マックスプランク認知神経科学研究所(ドイツ)、京都大学医学部附属病院助手などを経て、現在、京都大学大学院医学研究科准教授。専門は臨床精神医学、行動神経学。さまざまなこころの病が脳の働きのどのような障害から起こってくるのかを、脳画像などの方法を用いて研究している。 訳書に『脳:回路網のなかの精神』(新曜社、2001)、『臨床神経心理学』(文光堂、2004)がある。
<書誌情報>
タイトル:社会化した脳
著者:村井俊哉
定価:本体1500円+税
版型:四六判
ページ数:192
発行年月:2007.09
ISBN978-4-7678-0490-3

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