『あの日、ぼくが見た空』
ぼくはふつうだった頃の自分に、またいつか戻れるのだろうか--
「悪いことは三度重なる」とはよく言ったもので、11歳の少年ジェイミーに不運は続けてやってきた。愛猫の死、父親の失踪、そして伯母の記憶障害。しかし彼の前途には、さらにもう一つの悲劇が待ち受けていた・・・・・・。
そのトラウマを内に秘めながら過ごす彼の前に、あるとき、オードリーという風変わりな女の子が現れる。徐々に心を開いていくジェイミーだったが、とあるきっかけにより彼女の前で生々しい事件の記憶が甦り、パニックに陥る。
そんな彼の心情を察してくれたのが記憶障害の伯母だった。そしてジェイミーはついに、四つめの悲劇について口にする・・・・・・。
少年の心の揺れをみずみずしい筆致で描いた切なくて心あたたまる物語。『SO B.IT』で各賞を受賞した著者による珠玉の最新作!
<著者紹介>
サラ・ウィークス(Sarah Weeks)
児童書作家。アメリカ・ミシガン州生まれ。ニューヨークで20年以上にわたって活動し、40冊以上の絵本や小・中学生向けの作品を発表している。前作『SO B.IT』(邦訳、エクスナレッジ)はベストセラーとなり、アメリカ図書館協会の優良児童図書賞受賞、トップ10書籍(ヤングアダルト部門)に選出される。『REGULAR GUY』『GUY WIRE』『GUY TIME』などのガイ・シリーズでも人気を博し、シリーズ最新刊『MY GUY』はディズニーの映画化が決定している。
<訳者紹介>
西門久美子(さいもんくみこ)
1978年神奈川県生まれ。清泉女子大学英語英文学科卒業後、米英の小説、映画、評論の翻訳に従事。
<書誌情報>
タイトル:あの日、ぼくが見た空
著者:サラ・ウィークス
訳者:西門久美子
定価:本体1300円+税
体裁:四六版上製
ページ数:192
発行年月:2008.9
ISBN978-4-7678-0665-5
