2008年10月アーカイブ
参創ハウテックは茗荷谷の駅から程近い場所にある
ekreaのショールームをリニューアルオープンした。
ご存知だろうか。
あなただけの唯一無二のキッチンを作ってくれる工務店があることを。
メーカーの既製品ではなく、一人ひとりのライフスタイル、
家族の習慣に合った世界に一つだけのキッチンを造ってくれる。
キッチンの高さから様々な配置、収納、シンク、レンジフードの形まで
自由に設計できる。もちろん、最初からこんなキッチンがいいなと
決まっている人はほとんどいないのでイメージを絞り込んでいくことも
一緒にしてくれる。プロから見る実用的なアドバイスも嬉しい。
実際にショールームで様々なタイプのものを見ることによって
想像も膨らみ理想のキッチンがどんなものなのかが見えてくるだろう。
それでは、ショールームにはどんなものがあったかをレポートしよう。

(左)一つ目は、このリビング家具とキッチンが一体化されたウッディなキッチン。掃除しやすいようにステンレスになっている。シンク部分の両脇に取っ手があるのが分かるだろうか。これは、完璧な高さを確かめるためにあるもの。上下に動かせ最適な高さを体感して決められる。
(右)レンジ部分からその横につながっている棚を見て欲しい。これも同じ線で揃えることにより空間を美しく見せることができる。茶色のレンジフードは珍しく、こういったお気に入りの色を指定できるのは嬉しい。収納部分はリビング側からも使えるようになっている。
オープン型のキッチンで居間空間と調和するデザイン。シンクやIHがあまり主張せず、キッチンとしての存在感を抑えている。洗剤やスポンジなどが見えると生活感がでてしまうのでシンクの低い位置に置き場を設置している。後ろの収納部分には、冷蔵庫から電子レンジ、ごみ箱まで入る。これだけの収納があれば十分だ。レンジフードももちろんキッチンの色と合わせての特注だ。
(左)シンプルなデザインと天然石カウンターを使用した高級感があるキッチン。
(右)取っ手のサンプルもたくさんあるので好きなものを選ぶことができる。
(左)収納やキッチンを広く使う工夫がされたキッチン。ちょうどL字になっている部分の収納は、普通はぶつかってしまって引けないがきちんと引けるようになっておりムダがない。側面もハンドレスにしたり取っ手をつけたりすることができる。
(右)広い作業場を確保するためにフタができるようになっている。お客様が来ているときも清潔感を演出することができる。

(左)この収納棚は、色のサンプルとしての意味もありこのような多色展開になっている。機能だけでなく家具としての美しさも表現されている。
これらの実物をみることで様々なヒントが得られ、理想のキッチン像がはっきりしてくる。ぜひ、一度ショールームに行って体感されてはどうだろうか。
●ekreaホームページ
http://www.ekrea.net/index.html
●ショールームについて
http://www.ekrea.net/kitchen/showroom/index.html
~日本が誇れるもの、それはeneloop~
『芸術の秋』に、三洋電機によるTGフォーラムが開催された。
ここ3年間の間で三洋電機が何を考え
どんなものを造ってきたかが良く分かるフォーラムだった。
まず、アドバンストデザインセンターの所長
清水 正人氏による「環境のためにデザインは何ができる?」
という題目の講演が開かれた。

3年前に三洋電機に対するイメージの調査を行った際、
返ってきた回答は正直散々なものだったようだ。

現状分析とめざす姿の明確化を徹底して行い、
そこから『Think GAIA~地球といのちがよろこぶ商品創り~』
というビジョンが生まれた。
『Think GAIA』とは、
未来の子供たちに美しい地球を残すために、
本当に必要な商品だけを開発するという意味だ。
また、単なる総合家電メーカーを脱却し環境・エナジー先進メーカー
への飛躍を示す言葉でもある。
本当に必要な商品とは、エコであり
他社との差別化のためでない本当の使いやすさを追求したデザイン、
更に合理性と知性を備え、愛着がわくような感動できる商品ということだ。
そこでビジョン実現の為に行ったのはデザイン部門の組織大改革だ。
19もの部門に分かれていたデザイナーを統一し
デザインするだけでなくブランド化のため総動員を図った。
デザイナーだけでなく全社員、全商品のベクトルを一致させ
一貫したブランド・アイデンティティをつくりあげた。
その変革と共に商品デザインは見違えるように
シンプルさゆえの美しさが際立つものになった。
グッドデザイン賞も数々受賞している。
その中でも主力商品がeneloopである。
eneloopとは、くりかえし使える充電池。
乾電池を捨てずに約1000回ほど繰り返し使える。
経済的であることに加え廃棄物が減るので環境にも優しい。
1本が1000本分の乾電池を減らす。
現在までの出荷本数から計算すると600億本減らせた計算になる。
これは、地球と月の約4往復の距離になるそうだ。
この報告にはさすがに驚いた。
パッケージにもくり返し使うための工夫がある。
従来、パッケージにはPET、紙、アルミニウムなど
何種類もの材料があるがそれを再生PETのみにした。

パッケージデザインにも意味があり、
地球、海、空のブルーの中に
愛しい命(白)があるということを表している。
このeneloopにはeneloop universeという商品群がある。
カイロや太陽ソーラー充電池、ソフトウォーマー、空間清浄機などだ。
くりかえし使うライフスタオルをひろげるため
次々に商品を開発、改良している。
三洋電機は、それら商品を
あのMoMA Design Store(ニューヨーク近代美術館)にて10月17日より発売する。
eneloopの地球環境に配慮したコンセプトとデザインがニューヨークのバイヤーに
高い評価を得たため実現した。
11月4日まで店舗の一角に特設コーナーを設ける。
これは、世界のデザインの中心と捉えることができる。
大改革の大成功といえるのではないだろうか。

三洋電機は、タカラトミーのi-SOBOTやFLOWER ROCK2、
京都の高台寺、ミュージシャン吉田次郎氏とコラボするなど
着々とeneloopの輪を広げている。

講演会の後には、吉田次郎氏によるミニライブや
吉田氏と友人であるという三洋電機の副社長との対談があった。
そこで、eneloopは世界に認められ世界に誇れるものだと語られた。

デザインが良く、経済的で且つ地球に貢献できるeneloop。
ターゲットは主に女性ということだが
その通り積極的に使いたいと思う商品だ。
●三洋電機HP
http://www.sanyo.co.jp/index.html
●eneloop専用サイト
http://www.sanyo.co.jp/eneloop/
シャープは遠心分離サイクロン掃除機「KIREION」を発売する。

シャープ独自のプラズマクラスター技術を用いた
サイクロン掃除機でゴミだけでなく空気まで掃除してくれる。
プラズマクラスター技術とは、
自然界にあるのと同じ+と-のイオンをプラズマ放電により
作り出し放出する。浮遊するカビ菌やウイルスを空中で
分解・除去する空中除菌技術。(シャープ パンフレットより抜粋)
空気中に浮遊するアレル物質、ウイルス、カビ、カーテンやソファーに
付着したニオイなどを除去する。
掃除機の場合は、浄化した排気にのせて高濃度プラズマクラスターイオンを
部屋内に放出し、空気をキレイにしてくれる。
サイクロン掃除機のメンテナンスで大変なのはフィルターの目詰まり
ではないだろうか。ゴミが蓄積していくと吸塵力が下がってしまう。
これを自動で行ってくれる。
吸い込んだ空気をカップの底へ集め、ゴミを強力に圧縮してカップ内での
舞い上がりを予防する。
ゴミを捨てる際、ドーナツ状に固まっているので
触れる必要がなくそのままゴミ箱にポイッと捨てることができる。


最近は、昼間仕事などで外出している家庭が多く、早朝や深夜でも
気にせずできるように低騒音化になっている。
遮音、吸音、防振、消音の4つのサイレンサーによって
48dBを実現している。実際に音を聞くと、篭るような音で
比べると明らかに静かな音だった。
もちろん、省エネにも対応している。
床面(じゅうたんかフローリング)を選別しパワーを自動操作する。
じゅうたんの時は毛足の奥まで届くようにパワーアップし
フローリングの時はパワーをセーブし回転ブラシで拭き掃除をすると
いった具合だ。吸い込み部分を床から浮かせてもパワーセーブする。
価格は7万円から8万円。
なぜこの不況の中、このような高額商品をだすのか。
それは、金額を考えた商品ではなくて健康や環境を考えた商品作りをすると
必然的に中級・高級になるとのこと。
低価格のものと比べると排気技術が全く違うようでそのような商品なら
世に出したくないというシャープのこだわりを感じた。
また、最近では白物家電の価格上昇が話題にあがっているが
他社の場合は約10%の値上げ。しかし、シャープは3%から5%ほど。
これは、企業努力によって実現しているようだ。
●シャープ HP
●ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/081023-a.html
シャープは、部屋の空気をキレイにする機能を搭載した
エアコン『KIREION SXシリーズ』を11月より発売する。

このエアコンの特筆すべきは、プラズマクラスター技術だ。
空気中に浮遊するアレル物質、ウイルス、カビ、カーテンやソファーに
付着したニオイなどを除去する。
特許取得済みのこの技術は今やTOYOTAなどの車メーカーや
トステムなどの住宅関連メーカーまでもが活用している。
プラズマクラスター技術とは、
自然界にあるのと同じ+と-のイオンをプラズマ放電により
作り出し放出する。浮遊するカビ菌やウイルスを空中で
分解・除去する空中除菌技術。(シャープ パンフレットより抜粋)
同時に、イオンの高濃度放出を可能にしたプラズマイオン発生
デバイスを開発し部屋の隅々までキレイにする。
ところで、暖房をつけているのに一時的に寒いなと感じたことはないだろうか。
それは、外気が5℃を下回ると室外機に霜が付着してしまう。
そのままにしておくと運転を続けることができず
一時的に冷房運転に切り替えて霜を溶かしているからだ。

このエアコンにはノンストップ暖房がついており
除霜を冷房運転にせずに弱い暖房運転にすることで
暖かさを保てるようになっている。

例年12月から2月頃の気温を測ってみると
東京都世田谷で3日に一日、東京都八王子ではほぼ毎日が5℃以下という。
除霜運転は最低一時間に一度の割合で行われるようだが
約90日間の間に何百回も寒いと思うのは少し辛い。
ずっと暖かいのは素晴らしいことだが
その暖かい風が顔にあたるのが気持ち悪くて嫌だという声も多いという。
そこでエアコンから吹く風も調整できるようにした。
上下だけでなく左右にも動き部屋全体を包みこんでくれる。
もちろん、冷房の際には身体に直接風が当たらないようになっている。
ムダのない気流とより少ないエネルギーで効率良く
冷暖房運転するので省エネになる。
これで業界№1の省エネを達成した。
他には、
高齢者にも使いやすいようボタン1つで
省エネ運転を実現してくれるおすすめエコ運転や
カビやニオイの発生を抑える内部清浄運転、
エアコン内部への細かなホコリの進入を防ぐ
「ミクロンメッシュ・フィルター」などを搭載している。

想定価格は22万円から35万円。
もはや空気洗浄機は必要ないのではと思うほどの機能と
エアコンとしての暖かさ涼しさを不満なく提供してくれるのは
間違いなくこの新製品だろう。
●シャープHP
●ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/081023-b.html
イタリアのサニタリーブランド・agapeは、
「TOKYO DESIGANER'S WEEK 2008」の「SHOP EXHIBITION」
に参加する。この期間から新商品を展示するとのことで
ショールームにお邪魔してきた。
新たに展示されたのは、パトリシア・ウルキオラが
デザインしたPearシリーズのバスタブなどだ。
正確には去年から発売されていたが
世界中でとてつもない人気があったため
このショールームに現物がなかなか届かなかったようだ。
●「pear」
このpearシリーズのバスタブの手触りに感動した。
なんともいえないような優しくて滑らかな触感。
実際に入浴してもとっても気持ちがいいそうだ。
写真で伝わるだろうか。


素材は人造大理石。
人造大理石と聞くとツルっとした印象をもつが
これは陶器のような感触がある。
一般的には90%以上がアクリル樹脂などでできているが、
石英という鉱物を30%ほど混ぜることでこのような
状態になるそうだ。
人間工学的な複雑さと絶対的なシンプルさを兼ね備え、
機能と美しさの完璧なバランスが感じられる。
●「DESK」
同じ人造大理石で造られた洗面カウンター。
境界線や独立した箇所がどこにも見られない独特なフォルム。

ボール部分は日本人から見ると浅く感じられるかもしれないが
ボール部分にお湯などを溜める文化はあまりなく
世界的にも浅く造られるデザインが多くなってきている。
その分広めのシンクになっているので水こぼれの心配はなさそうだ。

タオルハンガーが一体となっている洗面カウンターはほぼない。
タオルの置き場所に困っている人は多いのではないだろうか。
放っておきたくもないしバスルームに合うタオルかけも少ない。
ちょっと掛けておきたい時もある。
何枚もかけることができるこのデザインは機能としても高く
評価されるのではないだろうか。
タオルレールの位置は希望の場所に配置できるそうだ。

これら、バスタブ、洗面カウンターをデザインした
パトリシア・ウルキオラは世界的に有名なプロダクトデザイナー。
女性らしい有機的で滑らかなデザインが特徴だ。
●「Surf」
「Pear」や「DESK」と揃えたいアクセサリー。
agapeが壁掛けタイプが多かったが、置型の要望が
多かったため造られたとのこと。
トレイの形に合わせて3つから4つのアクセサリーを置くことができる。

●「Buk」
従来のものにランドリーボックスを加えサニタリー空間に
適したデザインになっている。
引き出しはオプションになっていて好きなだけ付けられる。

今後、ニコラ・グエナエルによってデザインされた「SEN」も
発売される。これは、日本語の「線」からくる言葉。
水栓、容器置き、タオルおきなどが一体となって
線のように表現された作品。
既に入荷を楽しみに待っている顧客が多いそうだ。

また、バスタブなどは高くて買えないけど雰囲気だけは
agapeにしたいという顧客はカジュアルな壁掛けを買っていくそうだ。
いかに人気が高いかが分かる。

最近のバスメーカーの動向は、リラックス空間を意識したものが多い。
これらの作品も空間を整え、気持ちよくくつろげそうな印象を受ける。
特にPearシリーズのように形だけでなく感触を意識した商品はあまりないので、
一度触れたら必然的にbuying候補になるだろう。
●agape
●ニュースリリース
http://www.agapejapan.jp/press/topics/index.html
ダイキン工業は、ハイパワー・コンパクトな
『ダイキン エコキュート Pシリーズ』を新発売する。

世界的に地球温暖化への対策が行われる中、
家庭での二酸化炭素の排出量を削減できる
給湯機(エコキュート)が発売されて7年が経つ。
しかし、家庭でのエコキュートの普及率は
全体の11%のみにとどまっている。
その主な原因には、幅が大きく置き場に困ること、
搬入ができないこと、導入価格が高いこと
が挙げられている。
ダイキン工業は今後、普及を広げるために貯湯ユニットのコンパクト化を
計り、特に土地が限られている都市部への設置を進めていく。
また、イニシャルコストも若干下げ導入しやすくなっている。
●従来の半分サイズ!
貯湯量は180リットルだが、370リットルのものと同等の
給油能力があるこのエコキュートは、
幅430mm×奥行き560mm(約新聞紙の片面サイズ)なので
容易に設置することが可能だ。
曲がり角や狭い通路も問題なく運ぶことができる。
重量も49kg.と軽量なので二人で簡単に設置することができる。
これは、高密度な部品配置が可能な発泡ポリスチレン断熱材
廃刊や弁などの水廻り部品の最適配置により可能になった。
ヒートポンプユニットについては、コーナー部のデットスペースを
40%削減することにより実現した。


●大きさは半分でも最大5人までの給油能力。
沸き上げ能力は瞬間最大10KWのハイパワー(従来は4.5KW)で
シャワー一人分のお湯を最短20分で沸き上げる。
大きさが半分でもこの給油能力を実現したのは、
ヒートポンプユニッット内の
高速回転対応圧縮機の更なる高速化(従来:6000回転→開発品:7000回転)と
高速回転対応インバーターのシンプル化による省電量での高回転、
Hiスマートディンプル管の表面の最適化による電熱促進の実現によるもの。

(上記画像、ニュースリリースより抜粋)
180リットルの貯湯量だと途中でお湯がきれてしまうのでは
と心配するかもしれないが、その必要はない。
従来は夜間にお湯を貯めていたが昼間にも稼動する。
また、日々の生活パターンに合わせて前もってお湯を蓄えることもする。
必要に応じてハイパワーでの急速沸き上げもでき柔軟に動いてくれる。
●光熱費はガスに比べ約3分の1
大気の熱を利用するため約7万6千円から約2万5千円に低減する。
環境にも人にも優しいエコキュートに仕上がっている。
【価格】180リットル(オート) 661,500 円
【発売時期】 2009年3月1日
●ダイキン工業株式会社
http://www.daikin.co.jp/index.html
●ニュースリリース
http://www.daikin.co.jp/press/2008/081021/index.html
~INO バビロン~
トーヨーキッチン&リビング株式会社は、
世界的デザイナー ハイメ・アジョンがデザインした
家具及びその溜息がでるような美しさに合った
新キッチン「INOバビロン」を発表した。
ハイメ・アジョンによる家具「SHOWTIME」シリーズの
アイテムに合うように作られたこのキッチン。
地中海を思わせる深い青(アズール)がデザインポイントであり
色彩を大胆に表現した。
トーヨーキッチンは、その「色彩」というキーワードが
が今後のトレンドになると考えているようだ。
展示場のテーマは、「キッチンと家具が地中海の鮮やかな
紺碧を彷彿とさせる色に飲み込まれた空間」だ。
その通り、個性的な家具と相まって非常に幻想的な空間になっていた。
官能的でさえあるこの空間は、様々な想像をさせる。
愛する家族のためにつくる料理の楽しさや
バースタイルでの大切な人との幸せな時間・・
それは、キッチンから始まる住まい方だ。

~「INO」とは~
「INO」とは、ハイエンド向けの革新的かつ創造性あふれる
キッチンシリーズ。住空間におけるレイアウトを自由に
できることも特徴だ。
新シリーズ「バビロン」は、
ハンドルレス(取っ手をなくす)にすることにより
色彩や素材が活かされるようになっている。
取っ手をとるということは、
デザインでごまかせないということ。
そこには扉一枚しかなくなるからだ。
扉一枚でも圧倒的な存在感を生み出せるのは
ハイメ・アジョンとトーヨーキッチンによる賜物だろう。
扉は、軽く押すだけで引き出しがでてくる
電動式「サーボシステム」を採用している。
手が空いていない時もそっと押すだけで開いてくれるので
いざという時も手間がかからないようになっている。
量産ではなくハンドメイドであるこのキッチンを
ひと目見ればこの完成度の高さが実感できるだろう。
価格は、間口2400mmアイランドプランで2,412,000円~。
部屋によって長さや形なども調節できるようになっている。
このキッチン設備であるレンジフードと水栓にも
言及する必要があるだろう。
キッチンの大きさや存在感、バランスを考えてつくられた
これらは太くてどっしりと輝いている。
キッチンに引けを取らず大黒柱のような存在感だ。

「BIG」という名のこの水栓は、設備機器ではなく
彫刻としてデザインされたとのこと。
先端部はシャワーホース使用になっており広いシンクでも
手前から奥まで隅々に届く設定になっている。
価格は、195,000円。

財力があれば、家具もキッチンも設備も全部
自分のものにしたいと思わせる展示場であった。
●トーヨーキッチン
~SHOWTIME By ハイメ・アジョン~
トーヨーキッチン&リビング株式会社は、
世界的デザイナー ハイメ・アジョンがデザインした
家具及びその溜息がでるような美しさに合った
新キッチン「INOバビロン」を発表した。

ハイメ・アジョンによる家具「SHOWTIME」シリーズの
アイテムはテーブル、椅子、キャビネット、ミラー、
小物など21アイテムに及ぶ。
それぞれがハンドメイド及び工業生産をバランス良く取り入れた
セミクラフト手法で製作されている。
ハンドメイドで家具にエネルギーを与え、
機械でフォルム部分をつくることによりコストを下げる。
より多くの人へ届けたいという想いが伝わってくる。
また、色を一色に限定することにより
美しいデザインを際立て圧倒的な存在感を印象づけている。
展示してあったアズールという色は、
今までには見たこともないような、今にも吸い込まれそうな
深い深いブルーだった。
●マルチレグキャビネット
壷やアジアの寺院を思わせるような脚が特徴。
12種類あり自由に組み合わせることができる。
キャビネット自体も上下左右に自由に組み合わせることができる。

●テーブル
何層にも重ねられたような複雑なカットになっている。

●ソファ
ほどよくコシのある座り心地が良いクッションを贅沢に敷き詰めた
レザーシートにグロスのようなシェル部分。
官能さえ感じる。

●アームチェア+カバー
馬車を思わせるフードが特徴。
フードを向かい合わせて二人だけの特別なプライベート空間
や自分だけのパーソナル空間を作ることも可能。

色の展開は他に6色用意されている。
今年7月に発表したCore Rock'n Rollでも個性的なデザインで
衝撃をうけたが今回もこのファンタジックな世界に驚かされた。
トーヨーキッチンは常に住まう人の個性を
考えた新しいものを提案してくれる。
次回は、これらの家具に合わせてつくったという
新キッチン「INOバビロン」についてレポートする。
~ハイメ・アジョンについて~
1974年スペインマドリードの生まれ。
1997年~2004年ベネトングループのゲッドデザイナーに23歳で任命される。
2005年独立。バルセロナに「アジョンスタジオ」設立。
2006年名門磁器メーカー「リヤドロ」のアートディレクターに就任。
他にもスワロフスキーなど様々なメーカーから精力的に作品を発表している。

●トーヨーキッチン
ハウスメーカーの積水化学工業株式会社は、
『クレスカーサ』を全国発売することを発表した。
値ごろ感があり長持ちする、
快適・安心を備えた住宅を提案する。
長持ちする住宅とはどういうものか。
住まいのあり方は幾度も変化するもの。
子供の成長によっても随分と変わってくる。
その変化に対応できるように間取りを自由に変えられるようにした。
変えられない部分は性能を高くし、変えられる部分は可変性を重視した。
積水化学工業㈱の調査によると、
家族形成期である団塊ジュニア世代・ジュニアネクスト世代は、
住宅を持ちたいというのが強いようだ。
その理由は、将来的に貸せる、売却できる、ローンなら賃貸よりはいい、
資産として持てる、経済的で長く使えるからだということ。
長い目で見ている消費者が購入するということは
その耐久性など信頼があるということなのだろう。
価格については、年収400万円の世帯を対象としているので
3.3㎡あたり47万円台から。
実際に2000万以下の契約が75%を占めている。
全国発売前までは、中部・中四国・九州で
テストマーケティングを一年間実施していた。
販売実績は76棟でまずまずの結果だったようだ。
契約理由としては、コストパフォーマンスの高さが1位。
その後にブランド、工場生産、LCC(ライフサイクルコスト)、
外観デザインとなっている。

特徴としては、基本性能の強化、可変性の強化、
シンプルな外観・内装にユニット住宅の原点回帰だ。
●基本性能の強化
耐震性能、省エネ性能、快適性能などを向上
品確法の最高耐震、耐風等級の「3・3・2」を標準とし、高気密・高断熱のよる省エネ化を実現した。また、大開口部に強度のペアガラス、ピッキングに強いディンプルキーを
導入することにより防犯性能を向上させた。
●可変性の強化
可動間仕切り、可動建具などを採用し空間を自由に変えることができる。
増築、減築も容易に行え、家族と共に変化していく。

●シンプルな外観・内装
外観は無駄なものを一切なくしたシンプルモダン。
徹底したシンプルの美しさを極めたデザインになっている。
内装については、直線機能美とナチュラルな素材感を併せる
スタイルになっている。
●ユニット住宅の原点回帰
生産・設計・施工の全工程で効率化を図りコスト削減を実現。
また、建てた後のメンテナンスや光熱費にかかるコストを
抑え生涯にかかるコストを削減する。
年間で約14万円ほど光熱費を下げられるとの事。
この「クレスカーサ」の意味はイタリア語で
「成長する家」という造語だそうだ。
家族と共に成長していく家。
積水化学㈱は、その家を600棟(2009年)ほど販売したいと考えている。
●積水化学工業株式会社
●クレスカーサ プレスリリース
http://www.sekisuiheim.com/info/press/20081009.html
10月8日、日立アプライアンスはルームエアコンの
「ミストでうるおい ステンレス・クリーン 白くまくん」
を発売することを発表した。
この新製品は、肌のうるおいや髪がしっとりすることを
前面に出しており女性を強く意識していると感じられた。


デザインもインテリアに調和するように設計されており
どこか高級感がある。その高級感が女性の心に
満足感を与えてくれるのではないだろうか。
会場も華やかなイメージでまとまっており
家電メーカーというよりも化粧品メーカーのような雰囲気だった。

製品の開発背景としては、日立独自の調査で
ユーザーは肌乾燥が気になるとの理由から
肌のうるおい効果を期待していることと、
また脱臭機能や省エネについても非常に関心が高いということだ。
●イオンミストで肌にうるおいを与える美肌効果
超微細な水滴が肌の角質層に浸透し、きめを整えはりを与える。
髪の毛のキューティクルも保護してくれる。
従来機種よりもイオンミストが3倍も増えている。
また、脱臭、除菌効果もありカーテンなどにしみついた匂いも
脱臭してくれる。
県立広島大学の薬学博士 三羽信比古氏は
イオンミストが皮膚、粘膜、頭髪に非常に効果的だと
いうことを実験に基づいて発表した。

●人の動きを9つのエリアで見張るエコみるみるセンサー
二つの複眼センサーで左右3エリア、遠近3エリアを見張ることができる。
人の活動量に合わせて自動で省エネ運転をしてくれる。
暖房時では、最大25%、冷房時では最大20%の省エネが可能。
風に当たりたいとき、当たりたくないときも
ボタンを押すだけで気流を決定することができる。

また、モーター制御の高効率化やコンプレッサー(圧縮機)の
回転損失の低減等で約25%の期間消費電力量の低減を実現した。
(14畳程度用機種)
電気代に換算すると11年前の機種と比べて約9800円の節約になる。

●ステンレスクリーン
エアコンの内部、奥の奥までステンレスで構成されている。
除菌効果と防汚効果があり、エアコンから吹き出す空気の
清潔性が向上した。
もちろんステンレスフィルター自動掃除機能もついているので
清潔感と利便性に優れユーザーにとっては嬉しいポイントだろう。

他には、足元を素早く暖めてくれる安心暖房や
冷風を直接身体に当てず冷えすぎを防止する健康冷房、
ダニ・カビの抑制から洗濯物の部屋干しまで
1年中活躍してくれるカラッと除湿などがある。
部屋干しの際に気になるのはなんといっても菌による匂い。
その心配をせずに済むのは非常にありがたい。
価格は、20万8千円~32万8千円。
なおこの製品は、高性能と外観品質の融合が評価され
2008年度グッドデザイン賞に選ばれている。
9月29日 六本木のMUJI studio.にて
三菱地所と無印良品によるマンション事業共同計画の発表があった。

人々の住まいを実現してきた三菱地所と
暮らしを追求してきた無印良品とが一緒に考える
気持ちのいい集合住宅~MUJI VILLAGE~。
コンセプトは、GREEN・PLAIN・COMMUNITY。
GREEN:木々を、暮らしの中にたくさん取り込む
木の安らぎ、喜びをいつも感じられるよう隅々まで配置する。
全体の外観も美しくバランスの良い住空間をつくる。
PLAIN:簡素、簡潔。長く愛せる美しさと自在さ
無駄なものを一切なくし、住まいの柔軟さを追求する。
将来、思い切ったリノベーションが可能で
メンテナンスをしやすく設計する。
自分たちの住まい、暮らし方に合わせることができる。
COMMUBITY:住人のための、もうひとつのリビングルーム
皆が気持ちよく過ごすためには
温かみのあるコミュニティーが必要だ。
住人用のリビングルームやライブラリー、
子どもたちが思い切り遊べる庭、大人たちがくつろげる庭まである。
これらを実現し、理想的な都市生活環境を創り出す。
第一弾プロジェクトとして2009年冬に
千葉県船橋市の前原に「パークハウス 木々 津田沼前原」を
建設する。
前原は、松やけやきなど多くの保存樹木が繁る。
その資産はこのコンセプトに最適な場所。
価格については、まだ発表できないとのことだが
ターゲットが30代なのでそれを視野にいれた
価格設定を考えているとのこと。
2009年春に千葉県船橋市のAEONにモデルルームを展示する。

自然に恵まれ、暮らしやすく心地よい近所づきあい。
生きていくのに、できそうで、なかなかできない暮らし。
その環境を整えてくれるのがこのプロジェクト。
立地などの条件が合えばパーフェクトになるのではないだろうか。
●ホームページ
http://www.muji-village.com/index.html
●三菱地所
●無印良品
~公共建築の水まわり文化の革新~
TOTOは今までにないパブリックトイレを開発した。
建築との調和とユニバーサルデザイン(以下、UD)の融合
を目指し、統一感のある上質空間に仕上げた。
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完成までには長い時間(約4年)と相当な労力が注がれたという。
まず、建築として統一感及び調和のある空間にすること。
そして、性別や年齢、条件に関わらず全ての人に
使いやすいデザインにすること。
この二点を追求し出来上がった。
開発背景としては、
近年、オフィスなどのパブリックトイレを見ると
ウッドを用いたりしてリフレッシュできる空間として
捉えられていることが分かる。
もはや用を足すだけではない。
また、建築家に建築を設計する上で、
建築空間に統一感があること
トイレ空間に統一感があること
に対してどの程度重視するかアンケートを実施した結果、
それぞれ75%、95%がやや重視する、重視すると回答した。
設計者もトイレは重要であると考えていると分かった。

更には、建築家やゼネコン、出版社などに
TOTOデザインに対する評価を受けたところ、
性能面では優れているがデザイン全体に思想の統一感がないこと、
個々のデザインが強いために建築空間の中で主張しすぎていること
などを指摘され期待を大きく下回る回答を得た。
そこで、建築との調和を重視した
統一感のあるトイレ空間を作る必要があると判断した。
そのため、構成する一つひとつのパーツのデザインやサイズ、
配置など、細部まで統一した。
高さを揃えること、フォルムを円柱にすること、
素材や色、質感を揃えること、
空間に溶け込むようにシンプルなデザインにするなど
徹底的にこだわった。
パンフレットなどを見ると、
そこには高級ホテルのトイレかと思うような
シンプルで洗練されたトイレ空間が写されている。
TOTOが目指すのは、デザインのかっこよさだけではない。
全ての人が気持ちよく使えること。
例えば、なんらかの障害をもっている場合
配置によっては使えない設備があったり
容易に用を足せないことがある。
それを解消するために様々な障害をもつ方々に
協力をしてもらい、どんな設計なら使いやすいかを研究した。
実際に障害者の方に模擬動作をしてもらう映像を見たが
用を足すために準備が必要だったり
車椅子を動かすのに十分なスペースがないと
便器に座ることができないなど
今までのパブリックトイレでは
不便であったことが良く分かった。
TOTOのこのトイレ空間は、
あるべきところにある充実した設備に
ゆったりとしたスペースになっている。
見た目がかっこいいでけでなく、現実的なデザイン設計。
空間を見ても設備をとって見ても
全ての人が望んでいたトイレだろう。

全ての人が良い気持ちで使えるトイレ。
これから作られる建物全てに入ったらいい。
このユニバーサルデザインという意識。
既に多くの企業が取り入れているが
益々多くの企業が取り入れていくべきことだろう。
●TOTOホームページ
●TOTOのユニバーサルデザイン
三菱電機株式会社は
10月1日から12月31日まで
三菱オール電化の全国キャンペーンを
実施することを発表した。
誰でも応募することが可能な「オープン懸賞」と
三菱電機の電化商品を購入したら応募可能な「クローズド懸賞」がある。
近年、省エネ・環境意識の向上により
オール電化を購入する人が増えた。
本年度は、オール電化率が30%を超えるとのこと。
三菱電機は、更なる認知度向上と導入促進を目指し
キャンペーンを実施する。
東京電力でもキャンペーンを実施しているので相乗効果を狙っているようだ。
【キャンペーン内容】


●三菱電機
http://www.mitsubishielectric.co.jp/
●キャンペーンサイト
http://www.mitsubishielectric.co.jp/all-denka/
日立アプライアンスによる 新型ドラム式洗濯乾燥機
「ヒートサイクル 風アイロン ビッグドラム」
の発表会が開かれた。

今まで、他社に比べて消費電力量が多かった日立だが
全く新しい省エネ型ヒートアイロンを販売する。
日立の独自の調査によると
洗濯乾燥機への不満は乾燥後のしわが多いこと、
乾燥ムラがあることなど乾燥に関する点が多い。
また、洗浄能力にも疑問があるようだ。
しかし、その乾燥と洗浄力への不満を解消し、
一度に洗える量を多くし、更に省エネ性を高くした。
2008年の商品コンセプトは
感動できる価値、高級感あるデザイン、
省エネ、使い勝手への気配りだが、
その通りの商品に仕上がったのではないだろうか。
●世界初のヒートリサイクル乾燥方式を開発。
モーターやヒーターから発生する熱を回収し、
乾燥に再利用する省エネ技術。
これにより消費電力量が77%削減される。

●風アイロン機能でアイロンがけから開放。
時速360kmの高速風で衣類のしわを伸ばす。
旧モデルでは、アイロンをせずにそのまま
着られるのは約2kgほどだったが
新モデルでは、約3kgまで向上させた。
これは、家族3人分の1日分ほどの量。
●ビッグドラムで洗濯容量10kgを実現。
業界では最大の直径61cmを採用。
10kgまで一度に洗濯することが可能になった。

●循環ビックドラム洗浄で高い洗浄力と節水性能の両立。
ドラムが大きいことで衣類を上下にたたきつける
ことができるため、洗いの力が強くなる。
このため高い洗浄力を有し、繊維の奥の汚れもしっかり落とす。
高濃度の洗剤液を広範囲散布と集中散布で繰り返し
振り掛けることにより効率的に洗浄ができる。
また、この循環オートシャワーにより少量の水で洗うことができる。
(9kg時の水の使用量は74L、6kg時の水の使用量は58L)
●スチームアイロンでしわを取り、匂いも抑える。
霧状の水滴を向きかけ高速風でしわをとる。
ワイシャツ2枚程度なら15分できれいに仕上がるため
急な時でも対応することができる。
展示してあったワイシャツもほとんどしわがなく
そのまま着られる状態だった。

想定価格は31万円。
今後は、東南アジアなど海外にも展開していきたいとのことだった。
デザインは非常に洗練されており、色も品がある。
機能も大事だが、それに加えて見た目が良いと嬉しいものである。
最近の家電はオシャレになってきているが
気に入るものがあるかというとなかなかそうでもない。
その中でも、「これ、いいな」と思わせる洗濯乾燥機であった。
●日立ホームページ
http://kadenfan.hitachi.co.jp/wash/index.html
●ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2008/09/0922.html
