2009年1月アーカイブ
株式会社内田洋行(以下、㈱内田洋行)は、イタリアのチェアメーカー
シティア社(Sitia)・クリスタリア社(KRISTAKLIA)・パリ社(PARRI)と
販売契約を締結し、1月21日より一斉販売を開始した。
昨年、シティア社の代表取締役であるペルジェンティーノ・バットキオ氏、
マーケティング本部長のエマニュエル・バットキオ氏、
デザイナーのバレンティーナ・バットキオ氏が来日し発表会が開催された。
(株)内田洋行の柏原 孝氏(代表取締役)は、
近年のオフィスでは、インフォーマルで且つリフレッシュのための場、
創造的な場などが必要とされており、今後はそれぞれの個々のニーズに
合わせて部品等をカスタマイズしていきたいと話した。
実際に、オフィス空間(特に顧客と時間を共にする場)に企業の品格や個性を
表現するため、色彩やデザインに気をつかうところが増えているようだ。
かつてのイメージであるグレーや淡いブルーで統一する企業は
減ってきているのではないだろうか。
企業で働く社員側の理想のオフィスを調べてみると、
自由で遊び心が満載な空間又は洗練された空間だそう。
そのような空間であれば、モチベーションや想像力が向上し
結果的に収益があがると考えているようだ。
社員に対しても、企業のイメージを発信する意味でもオフィス空間を
より良いものにしていくことは企業の責任であろう。
このイタリアのチェアメーカー3社は、これらのニーズに良く対応している。
なぜならこれら3社は、独創性のあるデザインを特徴としているからだ。
もちろん、高度な技術と快適な座り心地という条件も揃っている。
実際に、弊社の社員がシティア社のハイビスカスに座った感想は
『優しく包み込まれるよう』。消費者として選ぶ際の絶対条件だと思う。
それでは、各メーカーと発表会で展示されていたものを順に紹介しよう。
【Sitia社】
2002年ヴェネト州ヴィチェンツァに創業。
1977年に創設された革椅子メーカーを、更にハイエンド層に展開するために
立ち上げられた。経験豊かな職人の目は鋭く、
確かな品質を職人技術で一つ一つ丁寧につくっている。
牛の革を一頭単位で購入するシティア社は、革を知り尽くしている。
牛の人生を感じられる革こそが魅力あるとし、
それぞれの部に最適なパーツを配置する。
縫製なども細部までこだわり、デザインと強度が非常に高い
安心感のある椅子をつくっている。
~牛一頭の皮~

●Sitia Hibisucus(シティア ハイビスカス)

デザインナーのバレンティーノさんは、
見ると思わず座りたくなるなるような、誘い込む椅子を作ったと話す。
シンメトリーでシンプルだが、機械では作れない非常に難しい椅子だそうだ。
縫い目をわざと見せるデザインになっている。
これは、縫製に自信がなくてはできないこと。
どれだけ丁寧に作られているかが分かる。
会場にはイタリアの新聞紙が張られているバーションもあり、
個々の要望に応じて幅広くデザインすることができる。
(予定価格317,300円 5スターベース)
(予定価格279,100円 4本脚)
【KRISTALIA社】
1994年に2人のデザイナーによって創設された。
特徴は、かっこいいものやおしゃれなものを作るだけでなく
今までにないような新しいものを新しい技術で生産するところだ。
例えば、椅子の表面にウェットスーツやライダースーツなどを使った
撥水性、対磨耗性に優れたものや、
車のドアの成形する技術を使った独特なフォルムのものなどだ。
デザイナーからメッセージとしては、何か驚き楽しみを感じてほしい。
これからも今までにないものを生産していきたいということだった。
●PIKAIA(ピカイア)

伝説の脊索動物、「ピカイア」をイメージして造られたもの。
どんなに体重をかけて力を加えても
ポリウレタンによって非常に強固になっているため壊れることがない。
背もたれの部分が背骨を支えるようにできているため安定感のある
座り心地のいい椅子に仕上がっている。(予定価格37,300円)
【PARRI社】
1993年に創業し、人を楽しませるために椅子を造ってきたと言うPARRI社。
有名なマルコ・マラン氏と共に色彩豊かでダイナミックなものを一貫して造っている。
また、プラスチックがもつ素材の柔軟性や発色のよさを上手く表現している。
●PARRI HOOP(パリ フープ)

孔雀が羽を広げた姿をイメージしたデザイン。
脚の部分を、10mmのパイプ一本で曲げる技術は非常に難しいが見事になされている。
展示会では、一色しか展示されていなかったが、映像で見る椅子は発色が非常に美しかった。
7色用意されている。(予定価格29,400円)
どのブランド・商品も個性的で興味深かった。
形や色だけではなく、それぞれのテーマがおもしろく、他に同じものはないだろう。
好きな色や形で揃えれば、気持ちが良く、楽しい空間が創れるのだろうと感じた。
●内田洋行HP
http://www.uchida.co.jp/
●ニュースリリース
http://www.uchida.co.jp/company/news/press_081203.html
