建築知識25/09 旧石器から平安、鎌倉、江戸、昭和まで 長崎の建物と町並み詳説絵巻
定価 | 1,800円+税 |
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著者名 | |
ページ数 | 122 |
判型 | B5判 |
発行年月日 | 2025/08/20 |
ISBN | 4910034290956 |
建築知識25/09 旧石器から平安、鎌倉、江戸、昭和まで 長崎の建物と町並み詳説絵巻
内容・概要
町と建物を紐解けば、もっと面白い・すごい長崎が見えてくる!
古くから「日本の玄関口」として外交と交易の最前線に立ってきた長崎。
船とともに文化や信仰を受け入れた歴史は、町に残る建物が今なお物語っています。
オランダ人船頭たちが暮らした出島、隠れキリシタンが信仰を打ち明けた大浦天主堂、
湧水を生活に取り込んだ島原の水屋敷、鉱員が暮らした軍艦島の集合住宅。
さらに、空海が密教を求めて旅立った遣唐使船、商人グラバーが外交の場とした洋館、龍馬が駆け抜けた亀山社中——
建物や町並みの先に、歴史を動かした人物たちの物語も広がります。
本特集では、こうした建物や到来した船を切り口に、長崎の歴史をフルカラーイラストで徹底解説。
まるで旅するように長崎の町と建物を学べる1冊です!
目次
序章
長崎の成り立ち ・長崎の建物・出来事年表 ・長崎の歴史と地形
1章 先史~鎌倉時代
・古代玄界灘の海外交流 ・福井洞窟 ・鬼の窟屋古墳 ・遣唐使船 ・元寇(蒙古襲来) ・勝本浦
2章 江戸時代
・近世の長崎 ・長崎港と南蛮船 ・朱印船 ・平戸オランダ商館 ・長崎三福寺 ・長崎くんち ・出島 ・原城 ・長崎奉行所 ・唐人屋敷 ・丸山遊郭 ・長崎の町屋 ・堀部家住宅(島原湧水群) ・益富家住宅 ・波佐見 ・外海の出津集落
3章 幕末~明治時代
・幕末・長崎居留地 ・高島秋帆旧宅 ・亀山社中 ・旧グラバー住宅 ・旧オルト住宅 ・大浦天主堂 ・旧五輪教会堂 ・教会建築の発展
4章 近現代 ・近代長崎の誕生
・長崎造船所 ・佐世保 ・端島(軍艦島) ・本河内ダム ・路面電車 ・対馬の石屋根倉庫 ・戦災と戦後の長崎