東京のかわいい看板建築さんぽ

定価 1,600円+税
著者名 宮下 潤也
ページ数 160
判型 A5判
発行年月 2020/02
ISBN 9784767827148

こちらのネット書店から購入できます。

東京のかわいい看板建築さんぽ

内容・概要

東京には、戦災や震災を乗り越えた古い建物が多く残っています。
昔ながらの商店街や下町を歩けば、気になるレトロな建物がちらほら……。
実はそれ、「看板建築」かもしれません。

看板建築とは、関東大震災の後に建てられた木造の店舗兼住居で、
正面部分は看板のように銅板やタイル、モルタルなどの装飾で彩られています。
ユニークな装飾は、著名な建築家ではなく、
建主や施工にかかわった職人たちが自由に施したものがほとんど。
型にとらわれない楽しい佇まいが、今も人々の心を魅了しています。

老朽化や空き家化によって日々取り壊されつつある看板建築。
今この瞬間も、減りはするものの増えることはありません。
本書では、今も現役で稼働している貴重な東京の看板建築を集めました。
営業中の店舗は、実際に建物の中に足を踏み入れることもできます。
見て楽しい、訪れたらもっと楽しい「看板建築さんぽ」の魅力が満載です。

【著者紹介】
宮下潤也(みやした・じゅんや)
長野県生まれ。一級建築士。筑波大学芸術専門学群デザイン専攻卒業後、
ゼネコンにて建築設計の仕事に従事する傍ら、2017年より看板建築を題材
としたイラストレーションの制作を始める。独自の目線で切り込む古今東
西の看板建築考察がSNSで話題に。著書に『看板建築図鑑』(大福書林)、
『看板建築 昭和の商店と暮らし』(執筆及びイラスト提供、トゥーヴァー
ジンズ)がある。

【目次】
神田・神保町エリア
日本橋エリア
銀座・築地エリア
品川・芝・高輪エリア
台東・墨田エリア
その他エリア

関連書籍