現場の最強！熱中症対策 「ファン付き作業服」

内容・概要

「今年は非常に暑いです。熱中症対策は必須です! 」

毎年、気温が高くなり始めると、このようにメディアなどで
熱中症予防について大きく取り上げられていきます。
何度もニュースになりますが、それは決して大袈裟なことではなく、
事実として猛暑日はここ100年で増え続け、熱中症の危険性は増しているのです。

特に建設現場は、「全業種のなかで熱中症による死亡者数が1位」と
熱中症のリスクがもっとも高い環境にあり、非常に危険です。

そんな建設現場の熱中症対策で有効なのが
本書のテーマである「ファン付き作業服」です。
本書では、そんなファン付き作業服の効果を高める
選び方や使い方をていねいに解説。
さらに、建設現場で有効な現場環境のつくり方や
熱中症対策グッズの選び方・使い方も紹介しています。

建設現場で熱中症にならないための方法が
この一冊でぜんぶわかります。

■著者
田中英登(たなか・ひでと)
横浜国立大学教育学部教授、博士(医学)。1983年筑波大学大学院修士課程健康教育学科修了。
大阪大学医学部助手、横浜国立大学助教授、米国デラウェア大学客員研究員を経て、
2004年から横浜国立大学教育人間科学部教授、2017年より現職。専門は環境生理学(温熱環境)、運動生理学。
2008年から日本生気象学会理事(同学会熱中症予防委員会副委員長)ほか、日本運動生理学会理事、
日本スポーツ協会スポーツ研究班員などを務め、運動中の熱中症対策にも詳しい。
著書に『知って防ごう熱中症』(少年写真新聞社)、『スポーツ活動時の熱中症予防ガイドブック』(日本スポーツ協会)など。