ぜんぶ絵でわかる3鉄骨造

定価 2,200円+税
著者名 照井 康穂 (著), 菊地 悠太 (著), 浜田 晃司 (著), 長門 繭 (イラスト)
ページ数 216
判型 A5判
発行年月 2022/12
ISBN 9784767830452

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ぜんぶ絵でわかる3鉄骨造

内容・概要

見える!伝わる!使える!
「ぜんぶ絵でわかる」シリーズ第3弾は鉄骨造!
設計から構造、加工、施工まで、
避けては通れない「鉄骨造」を徹底図解!
近年の用途別(住宅を除く)・構造種別の着工棟数に占める鉄骨造の割合は50~90%ともいわれ、鉄骨造の需要は高まっています。とはいえ、鉄骨造には木造や鉄筋コンクリート造(RC造)とは大きく異なる特徴があります。それは、「工場製作」が肝となること。鉄骨製作工場で構造材を組み立ててから現場に搬入するため、着工前に決定しておかなければならないことが非常に多く、意匠設計者・構造設計者・設備設計者・鉄骨加工業者(ファブ)・施工者それぞれがお互いの役割を把握しながら“協働”することが大切になってきます。
この本では、意匠設計から構造設計、鉄骨加工、施工まで、鉄骨造の建物ができるまでの流れをたどりながら、各段階で検討・決定すべきこと、注意すべきこと、施工ポイントなどを「ぜんぶ絵で」解説していきます。愉快なキャラクターたちと一緒に、鉄骨造のいろはを楽しくやさしく学べます!


【著者について】
照井康穂
1967年大阪府生まれ。一級建築士。'92年北海道大学工学部建築学科卒業、同年竹中工務店入社。'96年アーブ建築研究所入社。2007年照井康穂建築設計事務所設立。'12年よりNPO法人歴史的地域資産研究機構理事、'15年より北海道科学大学非常勤講師を務める。'08年日本建築家協会北海道支部住宅部会フキノトウ賞、'14年日本建築家協会環境建築賞、'22年日本建築学会北海道支部北海道建築賞受賞。主な作品に、「綾瀬こどものためのCOMPLEX」「立川こどものためのCOMPLEX」、共著に『建築家の清廉 上遠野徹と北のモダニズム』(建築ジャーナル)、『みんなで30年後を考えよう 北海道の生活と住まい』(30年後の住まいを考える会)がある。

菊地悠太
1984年生まれ。一級建築士。構造設計一級建築士。2006年前橋工科大学建築学科(林研究室)卒業、同年ジェーエスディー(JSD)入所、現在に至る。

浜田晃司
1956年生まれ。一級建築士。清水建設 ものづくり研修センター校長。'80年東京大学工学部建築学科(内田研究室)卒業、同年清水建設入社。以降、30現場近くの現場の係員、所長を勤めた後、新潟営業所長、生産技術本部副 本部長を経て現職。現在は後進の技術力向上、技術者としての倫理意識向上などの指導に当たっている。

目次

第1章 鉄骨造の基本
第2章 鉄骨造のプランを練る
第3章 鉄骨造の構造の基本
第4章 鉄骨加工
第5章 鉄骨造の施工

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