東京の美しいドボク鑑賞術

定価 1,680円+税
著者名 北河大次郎、紅林章央、小野田滋、高柳誠也
ページ数 176
判型 B5変
発行年月 2023/04
ISBN 9784767831398

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東京の美しいドボク鑑賞術

内容・概要

私たちの生活に欠かせない
橋や電車、水門、トンネル、道路、ダムなどの
土木構造物「ドボク」には
実はすごい技術や奥深い歴史が詰まっています。
どうしてこんなに形になったのか?
こんな大きいものをどうつくったのか?
素朴な疑問から、見どころ、
写真を撮りたくなるポイントまで
知ると世界が変わる
ちょっとマニアックな東京のドボクを巡ります!


北河大次郎
文化庁主任文化財調査官。東京大学工学部卒。フランスのエコール・ナショナル・デ・ポンゼショセ博士課程修了。博士(国土整備・都市計画)。文化庁入庁後、イタリア勤務、東京文化財研究所勤務を経て、2019年から文化庁にて近現代建造物を担当。専門は土木史、文化財。主な著書に『近代都市パリの誕生』(河出 書房新社、サントリー学芸賞・交通図書賞)。土木学会のオンライン土木博物館ドボ博の館長も務める

小野田 滋
(公財)鉄道総合技術研究所 アドバイザー。1957年愛知県生まれ。1979年日本大学文理学部応用地学科を卒業し、日本国有鉄道入社。鉄道技術研究所、西日本旅客鉄道などを経て、現在、鉄道総合技術研究所勤務。博士(工学)。著書に『高架鉄道と東京駅』(交通新聞社新書)、『東京鉄道遺産』(講談社)、『橋とトンネル』(河出書房新社)など。NHK「ブラタモリ」などに出演。NHK青山教室で「土木遺産を訪ねて」の講座を担当する

紅林章央
(公財)東京都道路整備保全公社 道路アセットマネジメント推進室長。土木学会関東支部選奨土木遺産選定委員長、元東京都建設局橋梁構造専門課長。東京都八王子市出身。名古屋工業大学卒。1985年入都、奥多摩大橋、多摩大橋をはじめ多くの橋や新交通「ゆりかもめ」、中央環状品川線などの建設に携わる。著作に『東京の橋 100選+100』『HERO 東京をつくった土木エンジニアたちの物語』(共に都政新報社)など。『橋を透して見た風景』(都政新報社)で平成29年度土木学会出版文化賞を受賞

高柳誠也
東京理科大学創域理工学部建築学科助教、博士(工学)。専門は都市/地域(集落)計画およびデザイン・景観デザイン・空間解析。1987年長野県松本市生まれ。東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻修士課程修了後、乾久美子建築設計事務所で建築設計、大槌町役場(復興支援応援職員)で復興関連施策の立案・実施に従事。2019年より現職。日本国内の集落から都心部までフィールドワークとデータ解析による研究と実践を行っている

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